四十ン年、、、

偶然出てきた引っ越しのお知らせ。息子が生まれるずっと前、花脊に建てた家だ。彼のお母さんは色白だったなあ。僕はあの頃いちばん太っていた。麦わら帽にデニムのオーバーオール、手には備中鍬。庭の畑の大根の葉が茂ってる。前に住んでいた団地の集合住宅で飼っていた拾い犬たちも写ってる。おお、1階のテラスに手すりがあったな。そういや風見鶏もまだ立てていなかったっけ。

やらせのニオイがプンプンする写真だな。(笑) だって、犬連れて小脇にバスケット抱えて、いったい何するのよ? 僕が備中鍬を手にしてるのは、ひょっとしたらAmerican Gothicという絵をパロっているつもりだったのかもしれない。思い出せないけど、多分そうだろう。
色白のおかあちゃんと、太ったおやじの間に出来た息子は色白で且つ太っている。