縫い物

クッション、座布団の類を作った。

ミシンかけは嫌いじゃない。ただ、同じ形の袋を延々と縫っているとさすがに飽きてくる。サイズに合わせて裁つのも単純な方形とはいえ時間と手間が結構かかる。

中に入れるアンコにはボロボロの座布団綿やウレタンフォームに加え、母親の家に転がっていたクッションも使わせてもらうことにして、さて縫ったカバーに入れる段になってクッションの補修痕に気づいた。タバコの焼け焦げを「掛け継ぎ」みたいに修理してあったのだ。もう結構目が悪くなってからの仕事だろうけど、一生懸命色を合わせて編みこんであるのを見るとなんか胸が熱くなる。グループホームでは趣味のレース編みもせず、テレビとDVDばかり見ているようだが、来年、白内障の手術を受けたら視覚の刺激が脳を活性化されて、あれこれ手仕事を再開するのでは、と期待している。(という、この辺りは、友人に当てたメールからコピペ。彼女が見たら呆れるやろなあ。。。)

閑話休題。
で、座布団は山ほど出来た。あとは戸のない天袋を隠すカーテン、それに暖簾。カーテンの方は竿と受け金具をこしらえてあるので、丈幅に裁って一直線に縫うだけ。

玄関の暖簾はどうしよう。。。 まだ屋号も考えていない、ていうか、店の名前など要らないのではないかと思う。だったら、開店している証のような暖簾も不要かも、、、。(モグリ営業じゃないんだけど、開いているかどうか表から判らない店は、すなわち「偽」のモグリで、偽道具作りの僕には都合が良い)

あれこれ言い訳を引っ張り出しては開店を後延ばしにしているが、、、テーブルや椅子、座布団まで揃っちゃったら、ついに種切れ。(今週オープンが目標だったけど、来週あたり、、、。あ、今日は日曜。 日曜って、週の始めか週末か?)

遠くからのお茶

ふた昔まえ、留学生仲間のひとりだったT君とインドのダージリンへ行った。(彼に付いては僕の自己紹介ページで少しふれている。)
冷涼で人の疎らなヒマラヤの王国Druk Yulからの帰り道、身分を隠しつつ慣れぬ環境を旅したことですっかり疲れ果てていた僕たちは、暑くて雑踏渦巻くコルカタ(カルカッタ)へいきなり戻る元気もなく、もう少し過ごしやすい場所を求めてダージリンに行き着いた。

好奇心旺盛なT君は泊まったホテルのオーナーの甥っ子だというシェルパのChewang少年とすぐに仲良くなって話し込んでいた。僕も会話に加わってあれこれ聞いたりしたんだろうけど、何を話したかほとんど憶えていない。僕は旅そのものにも、お互いの存在にも飽和状態になりつつあったので、外部からの情報を受け付けなくなっていたのかもしれない。案の定、T君もその好奇心とは裏腹に心理的に限界だったらしく、せっかく寄り道したダージリンのことをあれこれ悪く言い、ついには早いとこアメリカへ戻ろうと言い出した。結局僕たちはたったの二晩でダージリンを後にした。今から思えば、せっかく仲良くなった地元っちのChewangに、もっとあの街のこと、ヒマラヤのこと、シェルパの人たちのことなど、教えてもらえばよかった。おまけに是非乗りたいと思っていたミニチュアSLはストライキのため運休だったし、なんか今ではいろんかことが残念な気持。

先日、Facebookの友だち検索に「Chewang」と入れてみたら同名が何人もヒットしたが、ダージリン出身で今も在住は一人だけだったので試しにメッセージを送ってみたら、やはりあの時のシェルパだった。嘗てのほっそりとした少年は写真を見ると朝青龍を少し良い人っぽくした感じの大人になっていた。西ベンガル州の役人をしていて、奥さんとひとり娘があり、そして趣味はテニスとか。時代は変わる。

そのChewangがダージリンの紅茶を送ってくれた。茶葉の入った茶色の袋は封の代わりに糸で十字にしばられ、さらに金紙に包まれ、また糸で縛られていた。今やIT化、工業化でブイブイ言わせているインドから昔のまんまの包装のお茶が届けられ、時空間を彷徨うというのは大袈裟かもしれないけれど、一瞬のタイムスリップ感を味わうことができた。Chewangありがとう。

グローバル(ああ、嘘臭くてやなことばだ)にIT化が進んでネット上で彼との邂逅ができたわけだけど、ミニSLや昔風の紅茶包が消える前にもう一度ダージリンに行き、Chewangと本当の邂逅をはたすことができるんだろうかなあ、、、。

師走

・・・てなわけで、時が移ろい「秋に開店」どころか「11月中」の夢も潰え、年内も怪しいことに。。。

まあ、用事で岡山へ行って、戻ってきたら月が変わっていた。まあ、出掛けに柿渋をテーブルに塗りまくってきたんでウ◯コ臭いニオイが飛ぶまでは次にかかれない、という言い訳はある。

夜中に下道を走って帰ってきたので朝がおそかったが、ボチボチ昼時なんでテーブルの様子を見がてら、最後の掃除に向かうことにしよう。(とブログに書いて自分にハッパかけないと、動けそうにないなあ。。。)

眺めのいい部屋

隣の庭

椅子やテーブルの事を読んだFacebookの知り合いから、お茶を出すんだったらもっと居心地の良い椅子が要るのでは?という意見が。

いや、まったくその通りで、そういう人たちには二階を開放する予定。

畳部の上でゴロゴロしたり、居眠りしたりするもよし、、、小さい家なんで庭も無いけど、裏の他所様の花木や松を眺めるもよし。簾を上げて、香爐峰ならぬ比叡山の雪を高層マンションの隙間に観るも、また良いかも。(寒いか?)

物干し台越しに見た、去年(今年だったか?)の春の景色をUPしときます。

テーブルの続き (フォールドアウェイ・テーブル)

テーブルに色をつけるか、迷っている。以前の客の足跡のような手垢や輪ジミなんかが小汚く残るのが良い。かと言って人為的に汚れや古色をつけるのもなあ。。。 柿しぶを塗りたいんだけど、ウ◯コのようなまことに結構な香りがしばらく充満するから、ちょっとどうしよう。(今週半ばから用事で月末まで京都を離れるので、塗り逃げすれば帰ってくる頃には臭も落ち着くかも。。。)

あ、電話。

ちょっとでかけるので、とりあえず跳ね上げ式折りたたみテーブルの写真をUPしときます。