ちょっと古くなったけど、、、

安倍の首相談話を読み始めて、いきなりヲイヲイだった。

西洋諸国の植民地化について言い始めたと思ったら、とたんに恩着せがましく「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました」だって。

そのあとには、経済のブロック化を進める欧米諸国が日本を戦争に追い込んだ、みたいに続く。日本が正義の味方で、日露戦争はアジア・アフリカの人々から支持されていたし、日本が太平洋戦争に進んだことも悪いのは日本の首を絞めた西洋列強だと言わんばかりだ。

よしんばそれらがある程度の事実を含んでいたとしても、最初にそれを言っちゃあおしまいよ。あとは何言ってもうウソ臭く虚しく響くだけ。

一応、最後まで目を通したけど、そう思っちゃったもんだから白々しい言葉の羅列にしか見えなかった。。。

もひとつ、日本が戦争に向かったことに対して「国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった」って言ってる。時代が違っても、こいつが進める「安全保障関連法案」に歯止めがかからないっていうことを認めるマヌケさ。

全体に、よく出来た学生の作文みたいで、一生懸命色んな所から歴史的事実を引用してきて、当たり障りなく、体裁よく書かれているが、学校の歴史のお勉強じゃなくて、わざわざ発表するのはお前の本音を言いたかったからだろ?だったら、正直に書きゃええのに。本音が垣間見えたのは先に書いた日露戦争の自慢や西洋諸国への責任転嫁だけだな。

クソ面白くもない駄文だ。


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