ドア把手の修理

ひょんなことで知り合いの家に立ち寄ったら、ドアの取っ手が壊れて、変な紐がぐるぐる巻いてあった。押し下げレバーを下ろしたままにしてドアラッチがロックされないようにしてあった。反対側のレバーが利かなくなっていて、うっかりすると閉め込まれてしまうから。

別のアンティーク風ドアノブに取り替えるのだとか。直るものをもったいない。こういうの見てしまうと放っておけないので、ついつい修理を申し出た。(故障以外にもネジを締めすぎてバカになっているところがあったり、ひどいのはドアラッチの軸を90度間違えてつけてあったり、、、うーん、機械を知らない人は恐いなあ(笑))

症状からみて、バネが折れたか、ラック&ピニオンの歯が欠けたか、と思ったのでばらしてみたら、そうではなくカムを引っ張り上げる爪が折れていた。その家の道具では足らないのでうちに持って帰ってきた。

アルミダイキャスト製の柔らかい部品だから折れるわな。。。でも、裏返して折れてないところに溝を作ってカムが引っかかる爪を新たに作ってやればいいので、柔らかい素材は加工しやすくてよろしい、、、。

途中で長年使ってきたプラモデルのリューター(模型用ではなく電動工具そのものがプラモデル!)が壊れたので、そっちの修理に時間がかかってしまった。ばらしてみたらモーターのブラシがすり減って折れていた。こういう時に限って、、、ああめんどくせ。でもこれを先に直さないと部品の加工ができない(動画の左下にちらりと写ってる)。昔、母親にプレゼントした同型のリューターが道具箱の底に眠っているが電池の液漏れで駄目になっていた。そっちのモーターの内部を洗浄し、ブラシやその他の接点を磨いてやり、僕のイカレたモーターと取り替えた。これであと10年はもつな(笑)。で、取っ手の作業再開!

とかなんとかやってたら、できた!