Fiat 500 LEDヘッドランプ

Fiat 500の車検落ちはライトの光軸狂いと照度不足が理由で、前者は現場で直せたけど、後者はあれこれやってもダメだった。そこで、消費電力(ワット数)が低くて明るいLEDをおごることにした。

LEDランプは白色光で僕の好みではないんだけど、そんなことは言ってられない。昼行灯のようにボワーとした橙色は風情があるが、やっぱ夜間走行には危険だし、元より車検が通らなきゃ走ることもできない。LEDランプはタングステンやハロゲンランプより数倍高価だが、寿命が桁違いに長持ちするから、長く乗るならお買い得かも。(と数千円の出費の言い訳を自分に言い聞かせている)

故障回避と消費電力を押さえるためにLEDランプはファンレスを選択。Fiat 500のヘッドライト内部にはランプカバーが在るため、全長の短いものにした。 オリジナルのランプは45/40ワットだが、これは25/25ワット。それでもハロゲンランプより明るい。

イタリア生まれのチンクエチェントのヘッドランプは欧州車に多いH4eというタイプのバルブソケット。国産車用のH4ランプは流用できない。H4eのLEDはなかなか売ってないし、たまに見つけても「外車に乗るようなお金持ち」しか相手にしないという態度見え見えの値段設定になっている。貧乏人でも外車に乗るんだけどねえ、、、。しかし、世の中、ニッチな商売をする人がいて、H4⇒H4e変換アダプタなるものを売っている人があり、とても助かる〜♡

上が元の形態(ハロゲンランプ)。H4eソケットにスモール球がクリップ留めされている。下がH4のLEDランプ。右のリングをH4に被せてH4eに化けさせる。(しかし、クリップを引っ掛ける場所がない)

まだ、それでも解決しない問題がある。スモール球がバルブの根本にクリップ留めされているので、あれこれ改造しないといけないのだ。さらに、変換アダプタを固定するのにも工夫が必要。そこら中にビスやらナットやらを捩じ込んで、ひとまず完成。

上がH4のLEDランプに変換アダプタとスモールランプを組み付けた状態。熱に強いシリコン系の接着剤でリングを留めたが、心配なのでさらに外周3ヶ所にビスを打ち込んである。

とりあえず組み付けて点灯、発光を確認。ずいぶん明るくなったような気がするが、直接照度を比べられないのでなんとも、、、。気がつくとすでに夕方で、いそいで光軸の測定をお願いしようといつもの車屋さん(グッド自動車、いい名前だねえ、、、)に持っていったら「明日やっときまっさ」とのこと。おお、中小企業は土曜日も営業なのね。嬉し!これなら月曜の午前中に車検受けられるかも。(民間車検指定工場なので、そこで調整を受けたらOKになるかも、とのこと。まあ、どっちにしてももう一度は陸運支局に行かなきゃならないので、安い方を取ろう)


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