Fiat 500 ウィンカーリレーの音

ウィンカーリレーはどこにも固定されず、ブラブラしている

前オーナーが変な改造して配電盤やリレー類が後部座席の更に後ろに置き換えられているので、ウィンカーのカチカチ音が聞こえにくい。そのうえ見苦しい配線を隠す為にカバーを掛けてあるからなおさらリアエンジンの騒音と相まって走行中は聞き落とすことが多い。おまけにダッシュボードのウィンカー・インディケーターも昼行灯状態で明るいうちは見にくいときている。ウィンカー出し放しは危ないので何とかしなければ、、、

最近の電子リレーなどを使った場合、全く作動音がしないので意図的にカチカチ音を発生させる「オーディオパイロット」(音響指示器)というものを回路に挟み込むことがある。チンクちゃんにもオーディオパイロットの取り付けを考えたが、ただでさえ時として原因不明(おそらくコネクタの接触不良)で指示器の調子が悪くなるのに、これ以上の電気的な改造はやりたくない。

そこで考えた。元々から無音の電子リレーなんぞではないのだから物理的な作動音を増幅してやればいいのだ。オルゴールの機械部分だけを箱から取り出すと音が非常に小さくなることの逆、つまり、共鳴する箱を振動しているリレーに付けてやることにした。

わざわざ木の箱を作るほどでもないし、小さなダンボール箱では耐久性に問題がありそうだし、丈夫で手近にあった浅田飴の缶でも試してみたが、あまり大した効果は得られなかった。また、カバーを被せると共鳴体に接触して振動が損なわれ、さらに効果が減る。

何か良い共鳴箱はないか、、、と思案していたら、、、ありました~!Fiat 500のボディー自体を振動させてやればいいじゃん!

早速、手近な場所にリレーを押し付けてみたら「ヲオッ!」、とっても元気よく鳴ってくれるじゃない。

早速両面テープで固定。ミニマルな改造で大成功!

めでたしめでたし


追記:

その後、LED化を図り、その都合上ウインカーリレーも電子化した。ますます音が小さくなる、どころか全く出ない。オーディオパイロットとしてミニブザーを付けたりしたが、音が風流じゃない。

XL250Sのほうは、レストア当初からLED化していたのでオーディオ(オーディブル)パイロットを取り付けていた、それに倣ってチンクも。。。 その辺りは上記ブザー記事の追記で。


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