瀬戸内牛窓の手打蕎麦西川からお蕎麦が届いた

岡山の牛窓で蕎麦屋をやってる妹夫婦のiPhoneに格安SIMを入れ替える手続きの手伝いをしたら、お礼に自家栽培のニンニクと自家製牡蠣燻オイル漬け、それに手打ち蕎麦を送ってくれた。SIMの入手や番号ポータビリティなど京都と岡山でリモート指導するも、いろいろ手違いがあり足掛け3も日かかってしまった。そんで「申し訳ない」と送ってくれたんだけど、、、着払いかよ!(笑)

来たのは二八蕎麦と玄蕎麦の2種類。どっちもそれぞれに美味い。冷凍で届いた昨日は二八、今日は玄蕎麦をいただいた。妹の旦那は家業を引退して60の手習いで始めた蕎麦打ちも、もう10数年になるので、そりゃ腕も上がっている。最初のころは、ドシロートがいちびって繋ぎなしの十割とか田舎とか打つんだけど、これを妹が自転車の前カゴにいれて実家の母親に届ける頃にはズタズタにちぎれてベビースターラーメン状態。いま目の前にあるものはまるで別物だ。器用じゃないけど実直な人の努力のタマモノをいただくのである。

シンプルな盛りそばもいいけど、せっかくおろしニンニクやら黒ニンニクやら牡蠣の燻製やらあるし、牡蠣燻の香りたっぷり染み込んだオリーブオイルで和えて、ペペロンチーノもどき、ていうか油ソバを作った。火は入れない冷製パスタ。ウチに野菜がないので、蕎麦が茹で上がる直前に青み付けの乾燥ワカメを放り込んでもどし、一緒に水洗いして、牡蠣とその漬けオイル、たっぷりのおろしニンニク、ジャンボ黒ニンニク、それに若干のキムチとノリも載せ、蕎麦つゆかけてワッサワッサと混ぜたら出来上がり。料理とは呼べないような、ひたすら手打ちの蕎麦に依存する食い物だが、噛みしめると玄蕎麦の香りが燻製の香りに負けていない。

しばらく蕎麦三昧の日々が続く幸せ。