FIAT 500 ワイヤリング・ハーネス全交換(DAY5)

本日の作業:「カット」したグロメットにコーキングで補強、燃料ホースとチョークワイヤー干渉を排除、チョークワイヤー固定ボルト製作、車体底部の燃料ホースとバッテリーケーブルを車体に固定。


手のしびれ(脊柱管狭窄とヘルニアによる)で来月手術なのでその説明を受けに朝から病院へ。おかげで作業開始は午後に。車を手術してるばやいか?(笑)

それはさておき、昨日やり残した変な場所にあるブレーキラインにグロメットをはめる。今からブレーキラインを外してグロメットを入れ、再度接続するのは体調を考えると現実的じゃない。他と同様にグロメットに切れ目を入れ、そこからブレーキラインを通して孔にはめた。これでコーキングを打てる。ボディーの下に潜って外側からコーキングガンで封をし、室内に戻ってセンタートンネルのグロメットにさらに仕上げのコーキングを施す。

後部座席下の胴体底面。グロメット補強にコーキングを打つ。しかしこのニョロニョロ生えたケーブルやチューブはちょっと映画 “Brazil”(未来世紀ブラジル)を想起させる。(ないか?w)
者室内のセンタートンネル後部(上の写真の裏側)にもグロメットにコーキングを施す。

先にセンタートンネルに通してあった燃料ホースがうっかりチョークワイヤーの上に乗っかってることが発覚。チョークワイヤをキャブレターから外して室内に引き抜き、燃料ホースに絡んでいるのを解消して、またアウターケーブルに送り込んだ。ワイヤーをチョークのアームに締め付けるボルトにトルクをかけすぎて、ワイヤーを通す孔からボルトが折れてしまった。仕方なく有りもののボルトに1.5mmの孔を穿ち、即席で固定ボルト作成。明日一番に復旧しなければ。

昨日敷設した車体後部底面のバッテリーケーブルと燃料ホースを車体作り付けのクランプにか固定してあったが、薄い鉄板なので折れたり錆びたりしていてちょっと心もとない。タイラップで補強。コーキングもタイラップも車体下に潜り込んでの作業は首に負担があり、しびれた手がさらに動きにくくなるのでメチャメチャ時間がかかる。(写真と撮る余裕もない)

やり残していたエンジンベイ内の燃料ホースにコルゲート管を装着し、キャブレターに接続。オリジナルの機械式ポンプから電磁ポンプに替えてあるのでホースの経路が変わっているので、エンジンの振動などで他の部分に擦れないように工夫が必要。

今日も大して仕事が進まなかった。多分に体調のせいがあるが、チンク自体もあちこち、次々とボロが出てくる。それに輪をかけて自分のドジも。。。燃料ホースとチョークワイヤーの絡みと、チョークワイヤー固定ボルト折損は完全に自分の責任。特に前者は下手すると燃料漏れにつながる、命に関わるドジだ。入院までまだひと月以上あるので焦ることはない。どうせ1週間では仕上がらないと考えていたんで、明日からちょっと落ち着いて作業しよう。