「Ciao」カテゴリーアーカイブ

FIAT 500 + トレーラー
= JAFいらず

せっかく直したCiaoのリアブレーキだが、バラしたときにスタータークラッチの摩耗が発覚した。早速部品を発注して明日にも来るはずだけど、とりあえず機能していたので、新しいのが着くまで摩耗には目を瞑ってそのまま組んでおいた。一応エンジンはかかるし、、、。

ってのが甘かった。FIAT 500で行きゃ良いのに、ついついCiaoに乗って買い物に出かけた帰り際、スタータークラッチが空回りして動かない。仕方なく「自転車モード」にして駆動系を切り離し、千本今出川からわら天神までママチャリより遅い速度でキコキコと漕いで移動。微妙な上りがずっと続くので辛い。原谷行きの市バスM1があと数分というタイミングでわら天神のバス停に着いた。急いで物陰にCiaoを隠し、追っ付けやってきたバスに飛び乗って帰宅。

夜間、街なかでの原付き積み込みは人の目が気になる。バイク泥棒じゃねえし!

急ぎトレーラーをチンクに繋いで取って返した。一人でCiaoを積み込むのは若干不安だったが、実際に前輪を持ち上げてみたら流石に軽い。一旦前輪が乗っかってしまったら後輪も問題なく引っ張り上げられた。

わら天神からだとバス道が一番ちかいけど、急坂なんでCiaoの安定が心配。少し遠回りだけど峠を越えない千束回りの谷底道を採った。家の手前の急坂直登も問題なく、無事帰着。

ふう、、、

 



Ciao リアブレーキの保守

いつの頃からかCiaoのリアブレーキの効きが悪くなり、今では坂道での制動はほとんど望めない状態。感触からすると油で滑ってるって感じ。

ばらしてみたらやはり、、、

ブレーキドラムとブレーキシューがベトベト。ここにオイルが入り込むのは車軸ベアリングのオイルシールが傷んでいるからだろう。そういやリアブレーキが滑るようになったのは以前にギアボックスにオイルを継ぎ足してからだったような気がする。

ギアボックスをバラして、ギアの腑分けと車軸のオイルシールを交換するのはメンドクサい。。。ん?いや、外からできるか、、、。でも、いつも買うUgajinさんでは「 欠品中 入荷待ち」となってるんで、どうせすぐには入手できないからなあ、、、

これだけ漏れたおかげで油面は下がっただろうし、今回の後輪脱着でも換気孔から少し外部に滲み出たから、ギアボックス内部のオイルはシールに届かないレベルになってる、、かな、、、。とりあえずブレーキドラムに漏れ出すことは当面ないだろう(と、あれだけ盛大に漏れてたことを「無かったことに」するつもり、、、)。

オイル漬けになったシューのライニングは、本来なら中まで完全に脱脂をしないと、いくら表面をブレーキクリーナーで拭いたところで使っているうちに油気が染み出して効きが悪くなるだろう。ただ、今までリアブレーキは効き過ぎで、タイヤのグリップのなさと相まってすぐロックするくらいだったから、少々ジワっとかかるほうがいいんじゃね?と、これまた勝手に都合のよい解釈。

なので、このままブレーキクリーナーをふりかけまくって掃除して、知らん顔して組み直すことにした。そうそう、ブレーキ鳴きを減らすためにブレーキのライニングに金ノコでグルービングを刻んでやった。

作業の最中に余計なグルービングを始めたりしてたらリアホイールを車体に戻したところで日が暮れてしまった。後は明日だな。


追記:工具を片付けているとブレーキシューの軸留めのクリップがレンチボックスの中に転がっていた。あ”!!!!


追追記:翌日、って今日だけど、後輪クラッチとギヤボックス、ブレーキドラムを再分解し、めでたくクリップを取り付けた。

全てが順調に組み上がって、試運転しようとしたがクラッチがつながらない、、、滑ってる。ブレーキがかかるようになるとエンジンがかからなくなった、、、。ったくぅ!話が滑ってる。。。
(;´д`)トホホ…

ブレーキクリーナーで洗浄したときに、他の部分のオイルが着いたらしくスタータークラッチベルに僅かな油膜ができてしまい、洗浄した意味がなくなった、、、どころか害に。再度分解。クラッチベルを金属タワシとサンドペーパーで磨き、クラッチのライニングも洗浄と磨きをかけて、ようやくエンジンが掛かった。ふう、、、

僕のCiaoはBravoから移植したバリエーターが付いていて、ギアボックス内部のギア比が適切ではない。そのため、始動時にスタータークラッチに大きな力が掛かり、クラッチシューが変形しやすい。今のクラッチシューも、元々変形してしまったものをライニングを削ってごまかしてあるので、そのうち交換しないとなあ。


Ciao バリエーター用Vベルト覚え書き

Ciaoのリアブレーキ修理で久しぶりにベルトのカバーを外してみたら、バリエーター(自動変速機構)のベルトに「ケバ」が出ていた。今までのところ、ベルトが滑ったりはしてないが、こういうものを見つけてしまったら、やはり交換しておかないと、と思う。(ギアボックスのオイル漏れからは目を背けたくせに)

ケバが出たMalossiのVベルト。
上が使用中のMalossiのベルト。下はDAYCOの。

今まで使っていたのはイタリアMalossiの61 7227というVベルト。手持ちの予備にアメリカDAYCOのLE-7153というのがあるので、これを使う予定。

どちらも「Ciao バリエーターモデル用」。汎用品としては三ツ星やバンドー化学の一般的な巾12.8mmのA形Vベルトも使えそうだが、ただ厚みがDAYCOやMalossiの6mmより厚い9mmなのでプーリーの底着きしないか心配。三ツ星にはe-Power AX形をいうのがあって、これは巾13.1mmと若干広いが誤差範囲だろう。しかしこれも厚みは9mm。コグタイプなので曲げは心配ないんだけど、、、。

そうそう、DAYCOのはサイズデータが12.8(13)mmx978mmで価格はUgajinさんで1.500円前後。

Malossiのは以下のようになっている。
品番:61 7227、巾: 13mm、厚: 6.5mm、周長:978mm、角度:34°、価格:Malossi Sales Japan 2,400円+税
品番:6116830 ケブラーベルト(上に同じ、価格:Malossi Sales Japanで5,100円+税!)

三ツ星のは、
品番:e-Power AX-37、巾13.1mm、厚:9mm、37inch*、角度:36°、価格:1,500〜2,000円

*以前、三ツ星のを買ってみたが、その時に周長をMalossiのサイズからインチ数を割り出そうとして「978mm ÷ 2.54 ≒ 38.5inch」となり、若干短めでAX-38を買ったところ、ほぼ1インチほど長過ぎて使えなかった。次に買うとしたらAX-37が適当だろう。(追記:元々、Malossi製もDaycoも、ベルトの張り調整幅をいっぱいに広げた状態で丁度良い感じ。だったら、いっそ36インチでもいいかも、とAX-36を使った記事を後に書いた。こちら

結局DAYCOのを宇賀神さんあたりから買うのがよろしいかと、、、(ただし、かなりの期間欠品のままになってるけど)

上、三ツ星e-Power AX形(38は1インチ、オーバーサイズで使用不可)