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おそまきながら、、、一昨年の黒部下ノ廊下の動画

インスタなどのSNSでは公開していたけど、アカウントを持ってない友人などに観てもらおうと、誰でもOKのYoutubeに一昨年の秋に行った黒部下ノ廊下と水平歩道の動画をアップした。

とはいうものの、まだ予告編だけ。追々本編を追加していく予定。

乞うご期待。


FIAT 500 オルタネーター異音を修理

最近、うちのチンク嬢がまだダダをコネ始めた。

まず、バッテリーを落とし込んであるフロント部分の雨水ドレインがゴミで詰まり、水が溜まっていたところに、ガソリンタンクの吸気ホース(チェックバルブじゃない!昔のオフロードバイクか?W)の先端が浸かって、走るたびにガンガン水を吸い込んでいた。路上でエンストし、そのまま再スタートできずJAFのお世話になった。燃料系の水抜きは大変だったが、まあ、掃除を怠ったオーナーの自業自得。

次に、エンジンベイからのノイズが異常に大きくなったので、リアフードを開き、運転席のドアも開けたままあれこれチェックしていたら、ルームランプが過熱しておかしくなった。スイッチが壊れ、レンズが溶けた。その顛末は前回の投稿「FIAT 500 ルームランプ再生」に詳しく書いたのでここでは省略。

さて、そのエンジンからの異音の原因だが、水を吸ってエンストしたことと関係が有るのか無いのか、、、。なんかガツガツ、コンコンとく嫌な音とゴロゴロというベアリングの壊れたような音

前者はノッキングを疑われるのだが、水は関係なさそげ。以前に電子点火にしてあり、ポイントのような点火時期のズレは考えにくいのだが、現実にタイミングライトを当ててみたら既定より随分早い時期に火花が飛んでいるようだ。ポイント点火をやめたのに、何で???とも言ってられないので、ディストリビューター(と言っても今は2気筒同時点火なので、単に電子点火のローターだが)を回して点火時期を調整を試みる

ところがすでにディストリビューターは目一杯回った状態でそれ以上の調整が利かない。元々の組み込み位置がおかしいようだ。そこで、ディストリビューターを根本から引っこ抜いて、先っぽのギアを一歯ずらして復旧してみたら、今度は点火時期がメッチャ遅くなってまともにアイドリングすら難しい。どうやらディストリビューターをエンジンに突っ込む際にギアの噛み合いがずれてしまうようだ。ひたすら試行錯誤で、なんとか解決。これでエンジン音が少しマイルドになった。ふう。。。

(追記:ディストリビューターの駆動歯車はヘリカルギアになってるんで、エンジン内部のギアに抜き差しすれば少し回転するから、これがなかなか難しい)

(追記:それでもまだ、カチカチ音が残っていたので、バルブクリアランスも後に調整した。バルブクリアランス調整は昨年末にやっているんだけど、、、点火時期と言いタペットと言い、なんで狂うのだろ?)

ここからがやっと今日の本題。後者のゴロゴロいう異音はどうやらオルタネーターのベアリング損傷らしい。点火時期のズレと同時に起きるから話がややこしい。まあ、なんとか区別がつく程度の知識は持ち合わせているが、、、。

ややこしいと言えば、本来なら古いチンクはダイナモ(直流発電機)が装備されているが、うちのは低回転でも安定して発電するオルタネーター(交流発電機)に換装してある。オルタネーターは本体と取り付けベースが一体になっており、分割式でストラップで留めてあるだけのダイナモのように簡単にはすんあり脱着できない。つまり冷却ファンシュラウドの一部のネジを外してゆさゆさと浮かせてやらないといけない。シュラウドにはおっそろしい数のネジが付いており、どこをどう外せば良いのか、、、マニュアルやネット情報にはダイナモのことしか出てこない。しかたなく闇雲にネジを緩めたのが良くなかった。先ずはしっかりものを考えるべきだった。結局、オルタネーターは外れたが、その脱着に関わるネジはシュラウドをネジはエンジンに固定している10数本だけだったと後から判明。くそ!(頭を使わず、手が先走るとこうなる。)

外したオルタネーターを手で回すとゴロゴロした感じがする。やはりベアリングの摩耗に間違いない(って、間違っていたらどうすんねん!)。分解自体はスムーズに行ったが、回転子の軸のプーリー側のキーが舐めていることが判明!ベルト駆動で軽い負荷のオルタネーターとファンを回すだけだから一発でこんな舐め方をすることはまずない。おそらくキー(スピール)の嵌合が悪いか何かで、少しずつ削れて行ったのだろう。

FIAT 500のオルタネーターは国内でも買えるが10万円もするのでとても手が出ない。ていうか、中古エンジンが買えそうな。。。海外のサイトではリビルト品が3万前後。でも、遠い異国から届くのを待ってはいられない。とりあえずキーの代わりにM6のイモネジをぶち込んでおく。長年の擦れで軸とスリーブの間にガタも出ているから、モンゴルで習ったアルミテープを巻いて誤魔化す方法をやってみた(W)。(ちなみに海外では新品、リビルトの本体だけでなく、ステーターやローターなどの部品も売っている。新品ローターは1万円ほどだから買っておこうかな)

(追記:20年以上前、モンゴルのベテランドライバーは、無人の大草原の真ん中で自動車が故障しても、ありあわせの材料で修理してしまった。例えばUAZのオイルパッキンが傷んでオイル漏れが発生したら、ダンボールの切れ端で代用していた。しかもその型を取るのに、端面にダンボールを当てがい周囲を石で叩いて切り抜くという信じられないような方法で!また別の時には、舐めたボルトを固定するためにタバコの箱のアルミ箔と一緒にねじ込んだり、、、。)

閑話休題。ベアリングの抜き出しと打ち替え自体は難なく終了。オルタネーターを再組み立てし、新しいブラシも奢ってやった。これであと10年は行けるだろう。いや、スピッル代わりのイモネジとアルミテープがどこまで持つか、、、。

さてさて、オルタネーターの再取り付け。オルタを据え付け、ファンがシュラウドに干渉していないか確認するにはある程度のネジでシュラウドをエンジンに仮固定する必要がある。ファンとオルタネーターの間のフランジにシムを噛ませてこの調整をするのだが、うっかりシムをシュラウド内に落とすと大変なのでできれば使いたくないのだが、結局、何度かの試行錯誤で元通りの位置にシムを入れることに。

その間、ネジを何回脱着したことだろうか、、、中でも、最終の組付けで苦労したのが、ファンシュラウドをエンジンに固定しているM8のボルトのうちエンジンの後方から見て裏側にある2本。直接見えないので手探りで入れる。しかしシュラウドの穴とエンジンのネジ穴がズレているので、抜くのは簡単でも組み付けるとなると困難甚だしい。こういうことは本来ならエンジンを下ろしてやるべき仕事なのだ。ていうか、オリジナルのダイナモであればシュラウドは一切触る必要がない。オルタネーターの効用を考えたら痛し痒しといったところか。(分解して解ったのだが、裏側のネジは外さなくてもよかった。とんだ無駄骨だった)

何だかんだで修理が完了したのは作業を初めて二日目の日が落ちてからだった。(まあ上記の「見えない」ネジの取り付けは日が暮れようが関係なかったけどね)




One Last Journey to My Mentor 1-2

The following article is a copy and its translated version of a Instagram/Facebook post that I wrote during my bike trip in Minnesota between Augst 31st. and September 3rd.– a short travel for visiting my former major professor.


It’s really scary to get overtaken by cars and trucks— especially by the huge 18-wheeler semis—on narrow country highways, though every single driver cautiously keeps distance when passing me.

車やトラックに追い抜かれるのは本当に怖い。狭い田舎の街道では巨大な18輪トレーラーが格段に恐ろしい。どのドライバーも通り過ぎるときは注意深く距離をとってくれはするんだけど。

This is not an 18-wheeler semi but is a dump truck, which is extremely massive anyway.
Wonder how a horse cart can survive and coexist with such a big truck on the country highway.
Failed to take a photo of the cart driver, who was a very young boy– like ten years old or so.