Fiat 500 配線トラブル二日連続

新しいフューズとフューズをホルダーを取り付けたら、昨日の悪夢のようなトラブルが嘘のように解消した。解消どころか絶好調。修理ついでに他のヒューズも全て抜いて、ブレード部分を磨いておいた。ターミナルの緩みなども一つ一つ揺すったり引っ張ったりして確認。

昼間、街へ用事に出かけ、また晩くなって帰ろうとしたら、ヘッドライトが点かない。。。今までも、時々スタート時に一瞬点かないことがあったけど、直ぐに点灯したのでリレーの接点が汚れているんだろうくらいに思っていた。今夜のは違う。全く無反応。しばらくあれこれやってみたが、だめ。。。表通りの明るい街灯の下で、またフューズ周りの配電盤に繋がってる線やリレー、スイッチ類を目と手で辿ってアヤシイ所を探したら、ありました〜!

ギボシ端子のコネクタの一つが薄っすら発熱している。揺すったらリレーがカチャカチャいいだした。振り返ったらメーターの照明が点灯し、ウィンドスクリーンの外が明るい。これだ。。。と端子を抜こうとしたらリード線の方が抜けてしまった。反対側のリード線もゆるゆるで直ぐに抜けた。

前のオーナーの趣味で『未来世紀ブラジル』に出てきそうなグッチャグチャの配線が溢れかえってる中で、やたら無意味にコネクタとかが挟まっている。接続部分が多ければ電圧降下と発熱の嵐、、、ぼちぼち新規のワイヤリング・ハーネスを自前で引き直さないといけないかな。

ああでもないこうでもない、と30分ほど立ち往生した後、仮結線して家まで無事走って帰れた。ヘッドライトやメーターの照明がはっきりと明るくなった。

以前から不調だったところへ、ヒューズやターミナルをゴソゴソやったために、接触不良のコネクタにトドメをさしてしまったのだった。。。

ちゃんちゃん



Fiat 500 のフューズ焼損

街からの帰り、雨の中を最後の急坂に差し掛かったときエンジンが不調をきたした。家まであと100m、坂はあと10mで登りきるというところでストップ。ヘッドライトもワイパーもインジケータの照明ランプもすべてOK。エンジンだけが回らない。

バックで転がして近くの駐車場に入れ、さらにスターターを回してみるが、、、室内にビニールの焦げる臭いと白煙が充満する。すわ、火事か?!前のオーナーに改造されて、ヒューズボックスはリアシートの後ろにあり、配線がグッチャグチャ。

消火器の写真など撮ってる余裕はなかった。これは、後からとったもの。

そこから煙が出ている。すべての電気回路を切り、火が出た場合に備えて運転席下の消火器に手を延ばす。

幸い火災にはならなかったがフユーズソケットが一つまる焦げになっている。

あと100m。百メートルだけ走ってくれたらOKなので、焦げたヒューズを切り取って電線をターミナルに直結。これは、過熱の原因が他にある場合、さらなる事故の危険性があるが、ちいさなチンクチェントが燃え尽きる前に家にたどり着けるだろう。

結線したらエンジンは生き返った。工具を出したときにフロントフードのロックをしていないが、もう一度エンジンを止めて車を下りる勇気はないので、そのまま走らせる。発熱や白煙はないので大丈夫そう。

ふう。無事、帰り着いた。。。

まだ雨が続いているので、修理は夜が明けてから、、、