【Fiat 500 ウィンカーキャンセラーの修理】

うちのチンクエチェント嬢は、こちらに来たときからハンドルを切り返してもウィンカーが自動では落ちてくれず、昔の単車のようにいちいち手でOFFに戻してやらないといけなかった。

調べてみると、オリジナルの500は如何に旧式といえど、ちゃんとウィンカーキャンセラーが付いているそうだ。つまりいまどきの車となんら変わらず、ハンドルを中立方向へ回せばウィンカーは自動で切れるということらしい。

チンクちゃんもハンドルやウィンカースイッチ類は無改造なので、これはどう見ても故障の部類に入る。たまにウィンカーを出しっぱなしで走ってしまうことがあり、小さい車なので危ないなあ、、、と。

ホーンボタンを外しステアリングホイールをコラムから抜いてウィンカーを分解修理することにした。

この状態のままで、スイッチを分解するまでもなくキャンセル機構が露出している。キャンセラーのラチェット(下の写真の白い突起)を押すためにステアリングホイールハブの裏側に在るべき2本のピンが折れてなくなっていた。何でこんな所が折れるかねえ、、、

ステアリングホイールはベークライトか何かの樹脂だけど、ハブ部分は鉄やアルミダイキャストなどの部品が嵌合してある。件のピンはダイキャストで一体成型で作られていたようで、破断したピンの四角い断面が一つは黒く、もう一つは銀色にに見えている。アルミ鋳物は強度がないから組み付けや使い方が荒いと折れる可能性はあるな。鋳物だから鬆(す)がはいっていたのかもしれない。

ドライバーの先が示す黒く四角い部分がピンの折れた断面

なんにせよ直すのは難しくない。折れた部分に新たにピンを2本立ててやれば良いだけのこと。元のピンが在った位置に3mmの穴をあけて、硬くて錆びにくいコンクリート釘の頭を切ったものを打ち込んでやった。

外したものを再度組み付けて終了。キャンセリング機能も戻った。めでたしめでたし。

買い物ついでに試運転に行ってこよ。



【かぶれる。。。】

カシオのPRG-50というディジタルウォッチをこの10年、ほぼ着けっぱなしで使ってきた。それも寿命か、最近になっていろんな機能が働くなくなり、ソーラー充電もままならない。おそらく二次電池が消耗したんだろう(何日も天日に晒して満充電しても二日で電源が落ちる)。

歳の所為かアナログの針が恋しくなり、同じくソーラーのものに買い替えた。ホントはPRG-50と同じく金属アレルギーの心配が少ないチタンバンドが良いんだけど、お値段が、、、

今時のプロトレックはソーラー充電だけじゃなく、電波時計で時刻合わせ不要のものもあるが、それもパス。月に数秒の狂いがなんぼのもんじゃ?(中学生の頃、一日に24時間遅れる腕時計を持っていた。日に二度、1秒の狂いもなく正確に12時を指し示す優れものwww)

で、あまりゴテゴテ、メカメカしいのを避けてベーシックだけど、PRG-50より性能アップしたトリプルセンサー(コンパス、気圧/高度計、温度計)の付いたアナログのPRG−600というのにした。バンドは柔らかくて加水分解とかしなさそうなシリコンなので、チタンじゃないけど大丈夫かな、、、と。

しかーし、、、ベルトの角張った所で皮膚が赤くかぶれることが判明。時計を外しておくとかぶれはなくなる。慣れるかも、、、と試しに痒いの我慢して着けっぱでいたら、皮膚がグジュグジュになってきた。

今から値段が倍もするチタンの上位機は買えないし、、、替わりにお安くPRG-50用純正布バンドゲットした。ナイロンクロス製で硬いのでどうかな、と思ったけど着けたままでもかぶれた皮膚が回復しているのでOK。ミリタリーウォッチみたくオリーブグリーン。純正はこの色しか無いんで、まっ良いか、、、。

左:PRG-600、右:PRG-50
余分なバンドを収める四角いループ(撮影のため、左に寄せてある)がかぶれを引き起こす。
ピンを抜いてシリコン製バンドを取り外す。
ナイロンクロス製の新しいバンドを装着。
色は写真よりもう少し明るいオリーブグリーン。つけ心地は悪くない。
新しいバンドもループがかぶれてる所に来てしまう。。。はたして大丈夫か?
二日後のかぶれた場所の様子。腕時計を着けたままでも傷は回復している。問題なし。

追記:純正布バンドは3700円もする。ところが、今、カシオのサイトで調べた所、もうメンテしてもらえないと勝手に思い込んでいた10年選手のPRG-50の電池交換サービスが、現在でも利用可のうらしい。それも3000円で、、、



Fiat 500 Abarth

ちょっと古い、数年前のCMだけど、、、

とりわけアバルトが好きなわけじゃないんだけど、、、

特にMの気があるという質でもないんだけど、、、

サソリのタトゥーのお姉さんにしばかれたたいとも思わないんだけど、、、

つか、イタリア娘、うちに二人も居るし、、、懲りてるはずなのになあ、、、 ついつい、こういうCMに目が眩む。

「なに見てんのよっ!ええっ?」

「どこ見てんのさ!」

 バシッ!

「いやらしい目線でドレス脱がせて、中身を想像してたでしょっ!」

「かわいそうに、我慢できないのね、、、」

「あら、こんなにドキドキしてるわ」

「頭の中もグルグル回って、、、」

「もう何もわかんなくなってる、、、
  私が永遠に自分のものになるって思いながら、、、」

・・・・・

Fiat 500 アバルト
初めての出会いを忘れられない。