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バキュームブロワーの袋を作ってみた

いつ買ったか思い出せないほど古いブロワーのダストバッグがボロボロになった。厚手の不織布でできた袋だけど、紫外線か酸化によるものか、少し引っ張るだけで枯れ葉のようにパラパラち砕ける。以前に一度、古布とダクテープを貼り付けて修理してみたものの、後から後から破けるものだから、それ以降は諦めてブロワー自体を使わなくなってしまった。

ボロボロのダストバッグ。すでに一度、古パンツで補修してある。

毎年、秋〜冬に向かいの山から大量の落ち葉が舞い降りてきてガレージに吹き溜まる。ブロワーがあればガレージ満杯の単車と自転車、トレーラーを引っ張り出したり動かすことなく枯れ葉を吸い取ることができるんで、なんとか袋を復活させたいと、常々思っていた。(が、めんどくさいので今日までほったらかし。もう春だし、落ち葉は来ないし、、、。イマサラ(笑))

そんで今日やっと重い腰を上げたと。実は、原チャリのCiaoを修理するための部品を待っていたんだけど、予定の午前中には届かなかったんで、それが来るまでちょっと時間つぶしに目の前にぶら下がっていたブロワーのダストバッグに手を伸ばしてしまった。これがイカンかった。型紙も作らず、破けた元の袋を使い古しのレースカーテン生地に当てがいマジックで見当線を引いてチョキチョキ切り出した。

玄関ドア用の「蚊帳」レースカーテンをバッグの上三に重ねて裁断。
古いダストバッグから使える部分(ファスナー等)を取り外して流用。
網のカーテンは縫いにくい!

それが、ちゃちゃっと簡単にできると思ったのに、レースカーテンの網目と、古い方から流用したジッパーやブロワーへの連結部の相性が思いのほか悪くてミシン掛けに苦労した。流用した部分を補強するために着古したパンツで当て布するのにも手こずって、ミシン針を折ってしまったり、、、手こずっているうちに、気づいたら陽も傾いていた。すでにCiaoの部品は届いていたが修理する時間がなくなってしまった。ったくぅ、何やってんだか。

さて出来上がった袋をブロワー本体に取り付け、紐を引き絞って結わえた。網のレースカーテンを選んだのは、木の葉を吸い溜め込んでも土や砂は溜まらないようにと。早速ガレージの隅に吹き溜まっている枯れ葉を吸ってみた。不織布の袋よりも風通しがよくパワーが上がったような気がする。うん、調子いい!

古パンツの当て布したジョイント部分を本体に被せて取り付ける。

ただ、、、土埃、砂埃が、、、。まあ、それは始めからわかっていたことだけど、マスクしないとちょっときつい。それ以外は実に力強く吸ってくれるんで、今年の秋は町内の掃除当番が楽になるぞ!ガレージももっときれいにしないとね。

枯れ葉が透けて見える。