先日の白いiMac Mid 2006 24in. に続き、もう一人、半分壊れたMacがうちに来た。十数年前に爆発人気だったカラフルな初代iMac(1998〜)の影でひっそり咲いた徒花みたいなブラウン管のeMac。この子の色も白一色で、他のカラーバリエーションは用意されず地味なことこの上ない。でもそれが僕には好もしい。
eMacは始めは教育用に開発され、性能の割に安価だったのでiMacが液晶ディスプレイ(LCD)に移行した後の価格帯を埋めるため、2002年から最後のCRT一体Macとして一般にも販売された。(皮肉にも初代LCD iMacはeMacと同じく色を捨てて真っ白になった)
パソコンを買いたいと友人に相談されて、当時めっちゃお買い得だった(誰も知らない)eMacを薦めた。購入からセットアップや使い方インストラクションまで手伝った縁のある子だった。
そのeMacは2004〜2009年ごろまで稼働していたがシステムが不調になり、DVDインストールディスクからOSの再インストールを試みるもドライブが読み取らず、再生を断念したのだった。
あれから8年。先のiMac復活で味しめて、友人ちの物置に眠っていた件のeMacももう一度覚醒させてみようと、もらって来たというわけ。
で、やったこと:
・ポリカーボネイト製ケースの取り外しと清掃
・壊れたDVDドライブ交換
・Open FirmwareからDVD起動とOS再インストール
・ケースの取り外しと洗浄、内部清掃
アーレンキーでカバーのネジを外す
・DVDドライブの換装
換気ファンがかっこいい
・再起動とOSの再インストール
OS再インストール完了後のeMac