久しぶりに行ったら時間が変わっていた。
22時~04時だったのが21時〜03時に。
初めてらしい相客が「ここ、全国的に有名やねえ」と褒めたら、おやっさん、ぽつりと「世界的です」。
お決まりのトムヤムクンは撮ったのに、鶏肉たっぷりのガイヤーンが来た時には食い気に走ってしまった。。。 @出町Kroon
僕が、外食時に料理の写真を撮らない、というのをやめたら、友人から「変節した」と揶揄されたが、その彼だって以前は「旅にカメラを持ち歩くなんて」と言っていたくせに、最近やたらにSNSで食べ物の写真を投稿してるんだから。(笑)
撮影の可否は基本的に、店の雰囲気や周囲の客、それに同席者への気配りがどれだけできるかによるのだろうが、はたして僕はできているだろうか。。。
写真を取るという行為で周りが見えなくなる輩が多いし、その一人にはなりたくない、とは思ってきた。それは今も変わらない。
旨そうなガイヤーンを目の前にして写真を撮り忘れたのはある意味冷静さを欠いていたわけだし、逆にその前後にスマホでカシャカシャ撮ってた時に、いや普段から、どれだけの配慮ができていたかちょっと心もとない。
ただ、それは別にして、写真を忘れるほど料理に目が行ったってこと、後で思い返すと実はちょっと嬉しい。
When excavating old stuff in the storage of my former house, my son just found a piece of wood, which was a part of rotten remains of the cradle I made for my son.
昔の家の物置を掘り返していたら、息子が木の破片を見つけた。それは僕が彼のために作ったゆりかごの腐った残りかすだった。
On the piece was a memo I scribbled: “completed two weeks before Christmas”; my son’s birthday was December 27th. of the year I made it. I just recalled the days I was working on the cradle, waiting for the news of delivery from my then wife in the distant prefecture. Now it’s almost completely gone.
木片には「クリスマスの2週間前に完成」と僕が書いていて、息子はその年の12月27日に生まれたのだった。遠い他県の実家に帰っていたその時の連れ合いから出産の知らせがくるのを待ちながら、ゆりかご作りをしていたのを思い出した。もうそれもすっかり朽ち果ててしまったが。
There also was a kickscooter that I made. I bolted on a steering post with a handlebar to a normal skateboard I used to play with so that even my little boy could ride on it. After a couple of decades, all the rubber wheels have decayed but the rest is pretty much intact.
そこには僕が作ったキックスケーターもあった。小さかった息子でも乗れるようにと、ハンドルを自分が遊んでいた普通のスケボーにボルト留めしてやった。30年ちかくも経つとゴムのホイールは全部腐り落ちていたけど、その他は結構ちゃんと残っていた。
I was the maker or them, my kid the user… we both got so sentimental with the unexpected memoirs popping out of the past that we couldn’t keep doing away things for a while…
僕がそれらを作って、息子が使った、、、ふたりとも思いもよらぬ懐かしい物の過去からの出現に感傷的になり、しばらくの間片付けの手が止まってしまった。。。