岩手の息子くんが、仕事か何かで馬頭琴の音が欲しいと言ってきた。それも宮澤賢治の「星めぐりの歌」がいいのだとか、、、
それもよりによって僕に演奏してくれって、、、そりゃ無茶や。けど、彼の名前「賢治」は宮澤賢治から拝借したもので、何かの縁だろうから恥もなにもかなぐり捨てて、ちょー久しぶりに馬頭琴を弾いた。
オシラサマ馬頭琴を弾きこなすのは到底ムリ。エレキじゃ雰囲気出ないし、、、モンゴル製の馬頭琴はずっと前から胴が割れている。。。でも、しゃあないので応急修理してなんとか音が出るようにした。
ここ数年、この馬はずっと応急修理を重ねてきたので、本腰入れて直してやらないと可哀想。先日も貸して欲しいという依頼があったが、うっかり知らない人が触ると壊れてしまうし、そうなったら借りた人も困るだろうと断った。それほど傷んでいる。
音にも力や張りがないけど、それは僕の技量の無さによるものかもしれない。割れる前はどんな音だったか憶えてないし、、、
ていうか、音どころか弾き方もおぼつかなくなっている。。。。(@_@;)
傷んで可哀想な馬頭琴だけどなかなか直す気が起きなかった理由はここにあるな。。。
こんなもので、さて彼の仕事に使えるのかねえ。。。???