Fiat 500 のフューズ焼損

街からの帰り、雨の中を最後の急坂に差し掛かったときエンジンが不調をきたした。家まであと100m、坂はあと10mで登りきるというところでストップ。ヘッドライトもワイパーもインジケータの照明ランプもすべてOK。エンジンだけが回らない。

バックで転がして近くの駐車場に入れ、さらにスターターを回してみるが、、、室内にビニールの焦げる臭いと白煙が充満する。すわ、火事か?!前のオーナーに改造されて、ヒューズボックスはリアシートの後ろにあり、配線がグッチャグチャ。

消火器の写真など撮ってる余裕はなかった。これは、後からとったもの。

そこから煙が出ている。すべての電気回路を切り、火が出た場合に備えて運転席下の消火器に手を延ばす。

幸い火災にはならなかったがフユーズソケットが一つまる焦げになっている。

あと100m。百メートルだけ走ってくれたらOKなので、焦げたヒューズを切り取って電線をターミナルに直結。これは、過熱の原因が他にある場合、さらなる事故の危険性があるが、ちいさなチンクチェントが燃え尽きる前に家にたどり着けるだろう。

結線したらエンジンは生き返った。工具を出したときにフロントフードのロックをしていないが、もう一度エンジンを止めて車を下りる勇気はないので、そのまま走らせる。発熱や白煙はないので大丈夫そう。

ふう。無事、帰り着いた。。。

まだ雨が続いているので、修理は夜が明けてから、、、


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