軽自動車検査協会京都事務所にて:
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軽自動車検査協会のカウンターでトレーラーの連結の相談だというと、今度はツナギを着たいかにも技術者という感じの男性二人が応対してくれた。若いけど課長と呼ばれている人と、もっと若い職員に、トレーラーはまだ買ってないがこれこれのタイプとiPhoneで画像を見せ、トレーラーの自重やサイズなどのデータも示した。彼らは普段はジェットスキーや小型ボートを乗せるようなトレーラーを扱ってるのだろうか「全長2m、自重70kg」というのがピンとこないらしく、しばらくトンチンカンなやりとりになってしまった。それでも嫌な顔ひとつせず、なんとか登録できないか何度も数字を入れては計算し直し、細かく説明してくれた。
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カタログデータの18PSでは非力すぎてとてもだめ。運輸局が持っている22PSというデータが採用できるとしても、そのままでは現行の連結検討の「走行性能」に関わる計算式に代入するとやはり足りない。ちなみに25PSならなんとか150~200kgまで曳けそう。。。
ところが、なんと昭和49年3月31日以前に登録された車には緩い基準の計算式が適用できるので、22PSでもなんとかなる、って!!!(嬉し)
それによると「もしもトレーラー自重70kgの数値が正しいなら、総重量220kgで積載量が150kgまでのトレーラーを登録できる」との回答を得られた。ただし、Fiat 500の性能マージンが少なく、とてもシビアな数字で、トレーラーの自重が90kgになったら登録アウト。ハナから重量物を積むつもりはなく、市販されている中で最軽量級の70kgのもので十分。
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なんとか登録できないかと知恵を絞ってくれるこちらの係の人たちも、京都運輸支局の女性職員と同じく、クルマへの愛情のある人たちだということがよく感じられ、こちらが車好きのシロートだということで、余計に親切にしてもらえたのかもしれない。
今回は登録が可能かどうかだけの下調べだった。何はともあれFiat 500でトレーラーが曳ける可能性が十分あることが判ったところで、今日の仕事はここまで。
トレーラーの選定、購入、登録などが決まったら、またここのブログで報国予定。