[自動車・バイク] Fiat 500 以前取り付けたLEDヘッドライトの白さがやっぱりしっくり来ないので電球色のLEDに換えた。(from Instagram) ヘッドライトを片っぽ外したチンクの顔って〜(笑)なんか宮崎駿が描きそう。両方とも外したらもう、、、タソガレ感ハンパねー(野ざらしのシャレコウベみたい) 2018年10月30日 okamoo 7件のコメント
ご返信ありがとうございます。 車検は無事にギリギリの3回目で合格しました。 ライトは、光量以前にロービーム時のカットが、 右側通行用になってるって事でアウトとなりました。 また、ブレーキが片効きでアウトとなりました。 ライトは、陸運局近くの評判のいいGSで光軸調節をして貰ったら再検査で合格できました。(1500円で済みました) 検査場の壁に当てて自分で光軸調整してみようとチャンレンジしてみましたが、壁が白すぎたのか天気の問題か、やっぱりライトが暗すぎるのか光がどこにどう当たってるのかさっぱり分からず諦めました。 収束の問題で光軸調整できなかったLEDランプは結局、ハロゲンに戻し、光量はアクセルをメチャクチャにふかしまくってなんとかごまかしました。 検査官には「まーギリギリでOK。次回はわからんよ」と言われました・笑 ブレーキの片効きは3回目の検査で(ややズルをして)なんとか合格。 どうも車体が軽すぎて助手席側の前輪のブレーキの効きが弱いと判定されるようです。検査場のローラーがつるつる過ぎますね。 ネットでは、体をなるだけ真ん中よりに傾けるとよい、 などのテクニックが載っておりました。 次の車検では、60kgの重しでも助手席側に置いて対応しようかと思います。 かなりハラハラしましたが無事通ってよかったです。 貴殿のアドバイスは非常に参考になります。 ありがとうございます。 またご助言をいただく事もあるかと思いますので よろしくおねがいします。 返信
無事(ぶじじゃないか、、、)車検合格、おめでとうございます。 LEDについては、どうもFiat500の反射鏡やレンズとの相性が悪いようで、僕も車検には通ったもののハイビームでの散乱光が目立ちます。年式が古いのでロービームのカットラインは検査されないのですが、ロービームでの車の正面中心部分の照射が暗いのも嫌な感じです。とは言うものの車検に通ることと、全体としてはハロゲンよりずっと明るいので変えることはないでしょうが、、、ケチな性分なので安い数千円台のLEDを使ってますが、1万円を超えるようなFCLあたりの電球色ならどうなんでしょうねえ、、、 https://www.fcl-hid.com/blog/staffroom/20190606 ただ、値段だけではなく、前にも書きましたが、LEDは発行体が左右別々なので中心部分にフィラメントがあるハロゲンや白熱灯とは配光が若干変わってしまう恐れがあり、高いものを買っても、やっぱ変わんねえじゃん!というのを恐れて手が出ません。 ハロゲンで光量が不足する原因は、一つは前にも説明しましたが、経年劣化です。これは、発光フィラメントが高熱で少しずつ蒸発し、消灯して冷えるときにガラス面にメッキのように蒸着して、光の透過が妨げられることに起因します。古くなったものを見ると透明のガラスが若干くすんだように暗くなっているのが判るかと思います。 もう一つの原因は、電圧低下。Fiat 500の場合、バッテリー、ヒューズ、ダッシュボードのライト点灯スイッチ、ハンドルの切り替えスイッチを経由してライトに電流が流れるので、接触抵抗でバッテリーの電圧がそのままライトに行ってるかどうか怪しいのです。さらにバッテリーが劣化したら電圧は更に下がります。ヒューズの掃除や空ぶかしで効果があるのはそのためですが、空ぶかししてもレギュレーターが14Vあたりでカットしてしまうので、それ以上は明るくなりません。(もしもレギュレーターが働かず、それ以上行くと、ランプが切れるか、配線が燃えます!その前にヒューズが飛んでくれたらいいのですが、、、w) 電圧降下の解決策は、ライトの手前にリレーを入れてバッテリー直でライトを点灯する方法です。ここで具体的な配線などは書きませんが、いろいろと汎用キットが市販されているようです。スイッチからの電流は単にリレーを起動してやるだけですから、少々の電圧降下は関係ありません。バッテリー→リレースイッチ→ライトなので、接点は一箇所となり(正確には個別のヒューズも入るのですが、、、)、また電線も太く短いものになるので同じ電圧なら光量があがります。 もう一つ、リレーを入れるメリットとして、その「リレーキットの範囲内」で、ハロゲン球のワット数を上げられることです。現状のままだと上記のように細い線とヒューズを経由するのでうっかりワット数を上げると明るくなる前にヒューズが飛ぶか、電圧降下が激しくて逆に暗くなるか、、、下手するとワイヤリングハーネスが燃えます。リレーキットの場合、その規定ワット数以内ならオリジナルの45/40ワットより大きいものに変えることが可能です。 僕の場合は、安く上げるためと、前オーナーが恐ろしい配線変更をしてバッテリーを後ろのエンジンベイに移設しているので配線改造がやりにくく、LEDという小手先に頼っていますが、LEDがだめでハロゲンにこだわるならリレーキットがいいのではないかと思います。「ヘッドライト リレーキット H4」で検索したらいくらでも出てきます。自作配線でなくキットならバッテリーへの接続以外は基本的にポン付けです。Fiat 500の場合、バッテリーもライトに非常に近いので簡単だと思います。自分でやってないことなので、絶対のお勧めとかはできませんが、ご参考まで。 ブレーキの片効きは問題になったことがありません。僕は車検以外でトレーラーを引くための牽引のテストを受けるために、車検場でブレーキ力の数値を出してもらったことがありますが、特段左右のバランスが問題になったこともありませんでした。あのときはブレーキ力が弱いと牽引許可がでないので必死でしたが、車検の時も同じくらい渾身の力を入れています。RSさんはペダルを思いっきり踏んでますか?お尻をシートバックに押し付け、ブレーキホースが破裂するんじゃないか、くらいの勢いで強く踏んづけてやらないといけません。もしもローラー側に摩耗などの問題があるなら、車検場のにはコースが複数あるので、前もって「見学ルート」から観察してローラーの具合の良さそうなものを見ておくとか、、、(笑)。 返信
お忙しいところ、非常に詳しいご説明、誠にありがとうございます。 現状、ハロゲンラプです。で、ハロゲンは寿命が長く光量が落ちない、と思い込んでいたのですが、そうではなかったのですね。 新品のハロゲンにするかLEDにするか迷うところです。 アクセルを煽っても光量がまったく変わらないので バッテリーの問題ではないと思われます。 ご指摘の②が一番あやしいと思ったのですが、 車に関して素人な上、電気が苦手で車の配線を見ても、 何が正常で何が異常がさっぱりわかりません。 私のヒューズは普通のスティック型のようですが、 早速、明日ヒューズボックスを点検してみます。 (そういえば、ヒューズが全部白っぽくなっていたような) 電気関係を色々調べるとアーシングとか接点回復などの 記事が出てきますが、いまひとつ分かっておりません。 (以前、バッテリーを逆接してしまい、オルタまで続く配線を炎上させてしまいました) ダークスポットのお話も非常に参考になりました。 もしLEDにした場合、工場でNGと言われる可能性もあるという事ですね。 ショップ店員の言っていた「ハーネス溶ける云々」は もしかしたら私の聞き間違いかもしれません。 電球色のLED、これは雰囲気が最高ですね。 私も真似させていただきたいと思います。 とりあえず、まず車検の時だけなんでもいいから明るくしてパスしたいです。 まずは、ヒューズボックスを点検してみます。 とても参考になりました。お言葉に甘えまして またつまづいたら、メッセージさせていただきます。 ありがとうございます。 返信
数ヶ月前に、ウィンカーキャンセラーについてご教授いただいた者です。その節はお世話になりました。 すみません!また一つ教えを請いたいのですがよろしいでしょうか。 車検の時期になり、予備検査に持っていったのですが 「光量がまったく足りない」と言われました。 そこでネット検索しまくった結果、貴殿がLEDにして車検をパスした、という記事に行き当たり、私も貴殿と同じ対応をして車検にのぞみたいと思った次第です。 差し支えなければ、こちらのLEDランプの商品名や型番などをお教えいただけないでしょうか。また、某カーショップにて相談したところ、古い車にLEDをつけるとハーネスが溶けたりするかも、などど脅されたのですが、実際に運用されてみてどのような感じでしょうか。 (変換アダプターは先程ヤフオクで落札いたしました) お手すきの折で結構ですので、ご返信いただけますとありがたいです。 何卒よろしくおねがいします。 返信
返事が送れてすみません。まだまにあうでしょうか、、、 まず、光量が足りない理由ですが、幾つか考えられます。 1,ランプ(通常の白熱灯でもハロゲンでも)が劣化して暗くなっている。 2,ハーネス、リード線などの接点、ヒューズの接点などが酸化して汚れている。 3,バッテリーが弱っている。 などですが、、、これらについて点検されましたか? ハロゲンランプにするだけでもかなり明るくなりますが、あまりワット数の大きいものにしたら、ハーネスが発熱したりヒューズがとびます。 僕の車は前のオーナーが改造してブレードヒューズにしてあるのですが、その差し込みの部分に酸化皮膜ができていて、磨いてやったら明るくなりました。 アクセルを煽ってエンジンの回転数を上げ下げすると明るさが変わるようならバッテリが弱っていることも考えられます。 LEDですが、同じ明るさなら電球よりはるかに使用電力が少ないので、つまり同じ電圧12〜14Vなら、電流量が減りますから、ハーネスが溶けるなどということはありません。LEDではなく、ワット数の大きいハロゲンやHID(いわゆるディスチャージ)などを使えば当然ハーネスに流れる電流量が増え、発熱して溶けるか、ヒューズが飛ぶかします。LEDでもやたらにデカければ同じようなことも起こるでしょうが、同じ光量なら電流は電球の半分以下ですから、まず心配ありません。ショップの人はHIDと混同してるのでは? 僕はLEDを一度付け替えています。最初のほうは白色だったので明るいのですが雰囲気がチンクと合いません。このLEDで車検を通しています。2つ目のほうは電球色ということで、それなりに雰囲気があります。ただしこちらではまだ車検を受けていません。(今度の1月) 2種類のLEDヘッドライトともに若干の問題があります。それは、レンズのカット及び反射鏡と完全には適応してないので、わずかに照射範囲の中にダークスポットができることです。ハイビームではほとんど問題ないのですが、ロービームにすると中央部分が暗くなります。それは先に取り付けた白い方が顕著で、色以外に交換した理由の1つになっています。後から替えたほうのLEDは若干改善されましたが、まだ少し暗い、、、。危険というほどではありませんが、あまり気持ちのいいものではありません。ダークスポットの顕著な方のLEDでも車検には通りました。それは古い車は車検のときにハイビームで光量、光軸を計測するから、ロービームでのダークスポットは問題にされません。 自動車工場でロービームでダークスポットの光量を測ってしまったら、また光量不足とかになりかねません。ご注意。 さて、前置きがながくなりました。僕が現在使っているLEDは以下のものですが、これで必ず車検に通るかどうかは保証できません。 https://item.rakuten.co.jp/auc-suplight/10000619/ オリジナルの電球はHigh 45W、Low 40Wで、ハーネスやヒューズはこれに設定してあります。上記のLEDランプは20w/20Wなので、全く問題ありません。 僕は、光の色と値段で選んじゃったんですが、白色でも良いのなら選択の幅は広がります。電球色にこだわるとしても、ネットで「LED ヘッドライト 電球色」と検索すれば山ほどでてきます。値段も光量もピンきりですから、ご自分の財布と好みで選べばいいのではないでしょうか。 繰り返しになりますが、いくら宣伝文句にロービームの「カットライン」がしっかり出る、と書いてあっても、チンクのレンズや反射鏡に適合するかは付けてみるまで判りません。また、ひょっとしたら口金のH4⇒H4e変換アダプターの僅かな厚みも影響しているかもしれません。いずれにしても、ハイビームでは問題ないので、旧車の検査方法ではハイビームなのでカットラインはあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、、、 また解らないことがありましたら、いつでも聞いてください。 返信
ヒューズボックスと配線の接触部分を清掃し、 (始動が元気良くなって、各点灯部分も明るくなったように感じます) 貴殿が車検を通した時に使用されたと思しきLED (e-auto fun CG-Q5CSPH4。ブログ画像からこれだろうと推測して購入しました)を装着して光軸調整に行きました。 そうすると、明るさはOKだけど光が収束(?)せず、 機器が読み取れない(+マークがフラフラして留まっていなかった)から調整できないという結果に。 貴殿と同じ装備にすれば大丈夫かと思いきや難しいですね。レンズも同じCarelloの筈ですが。 うっかり元々付いてたハロゲンランプを持って行かず、配線清掃後のハロゲンの方ではテストできなかったのが失敗でした。(初回の車検では、現状のレンズとハロゲンで合格しているわけで) もしかして単純に工場の機器と相性が悪い、とかそういう事もあったりするのでしょうか? 度々すみません!なにかお気づきの点がありましたら お教えいただけないでしょうか。 返信
すみません。コメントを見落としていて返信できませんでした。いまさら遅かりし、、、ですが、、、 無事、車検は通されたでしょうか? 一般の(街の)認定工場で車検を受けられたのでしょうか? 結論を言うと、街の整備工場にもよると思うのですが、LEDと機器の相性はあると思います。 ブログがインスタからの横流しなので、最近は読みにくくなっています。今回だけ、写真を追加しておきましたので、ご参照いただけたら、と思います。 https://okamoo.com/blog/2020/01/23/fiat500-%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%82%b6%e8%bb%8a%e6%a4%9c%e3%80%82%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%81%ab%e8%90%bd%e3%81%a1%e3%81%9f%e5%a0%b4%e5%90%88%e3%80%81%e5%ae%b6%e3%81%9d%e3%81%ae%e6%97%a5%e3%81%ae%e5%86%85/ もう一つ、前回の車検でLEDにした時の記事もリンクしておきます。上記と似たような話を書いています。 https://okamoo.com/blog/2018/01/25/fiat-500-%e8%bb%8a%e6%a4%9c%e3%83%91%e3%82%b9/ 僕の場合、知り合いの自動車工場(認定工場)で輝度と光軸を調整してもらい、その後にユーザー車検で陸運支局に行くのですが、不思議なことに工場では「光軸がでない」と言われ、しかたなく「アバウト」に合わして貰うのです。その状態で車検場に行くと左右のどちらかがあらぬ方向に向いていると指摘されました。例えば、今回は「左ライトが左方向え27」ズレているとのこと。慌てて「ヤマカン」で右方向へ修正しました。幸い一発でOKでした。もしもダメだったら、また数値を貰えるので、前のと比べて戻すか、さらに左へ向けるのかを決めればいいかと。ちなみに、前回は右ライトが右方向に28と言われました。運がわるけりゃ2つともアウトだったかもしれません。 電球色のLEDは好きなんですが、暗いと整備工場で言われたので、念のために前回車検に通った古い(白色光の)LEDに変えて行きました。なので電球色で車検が通るかどうかは判りません。あ、今コメントを読み直したら白色光の方をチョイスされたんですね。いいかげんなことで申し訳ないです。(もっとも、、、暗いと言っても、白色光と比べて目視ではよくわからなかったので、電球色のままでも通った可能性はあります) いずれにしても、LEDの発光部分はハロゲンに近づけてはいますが、発光位置が若干違うため、レンズとの相性が完全ではありません。ハロゲンは一つのフィラメントで発光しますが、LEDは左右の面に分かれています。(それぞれ上下の方向があります)。なので、うまく光が収束しないのかもしれません。ただ、なぜか車検場のライト計測器ではちゃんと測れるのです。。。不思議。 車検場で検査コースを出て、調整→再検査は2度までです。最初と合わせてその日のうちに受けられるのは3度。1度目に落ちたら、あとは2回で光軸を合わせないといけないので、調整ネジを何回どちらへ回したかをしっかり記録しておくことが大事です。(ヤマカンとはいえ、闇雲に回すわけではありません。僕の場合、正確には憶えてませんが、レンチを25~30回掛けかえたので、一回に60度としたら、6回で一回転ですから、ネジをおよそ5回転くらいさせたかと思います。(前回は逆方向でしたが同じくらい回したような記憶があります) このようなリスキーな、ていうかスリル満点(笑)な車検をされるかどうかは判りませんが、、、 お役に立てなくて申し訳ありません。 返信
ご返信ありがとうございます。
車検は無事にギリギリの3回目で合格しました。
ライトは、光量以前にロービーム時のカットが、
右側通行用になってるって事でアウトとなりました。
また、ブレーキが片効きでアウトとなりました。
ライトは、陸運局近くの評判のいいGSで光軸調節をして貰ったら再検査で合格できました。(1500円で済みました)
検査場の壁に当てて自分で光軸調整してみようとチャンレンジしてみましたが、壁が白すぎたのか天気の問題か、やっぱりライトが暗すぎるのか光がどこにどう当たってるのかさっぱり分からず諦めました。
収束の問題で光軸調整できなかったLEDランプは結局、ハロゲンに戻し、光量はアクセルをメチャクチャにふかしまくってなんとかごまかしました。
検査官には「まーギリギリでOK。次回はわからんよ」と言われました・笑
ブレーキの片効きは3回目の検査で(ややズルをして)なんとか合格。
どうも車体が軽すぎて助手席側の前輪のブレーキの効きが弱いと判定されるようです。検査場のローラーがつるつる過ぎますね。
ネットでは、体をなるだけ真ん中よりに傾けるとよい、
などのテクニックが載っておりました。
次の車検では、60kgの重しでも助手席側に置いて対応しようかと思います。
かなりハラハラしましたが無事通ってよかったです。
貴殿のアドバイスは非常に参考になります。
ありがとうございます。
またご助言をいただく事もあるかと思いますので
よろしくおねがいします。
無事(ぶじじゃないか、、、)車検合格、おめでとうございます。
LEDについては、どうもFiat500の反射鏡やレンズとの相性が悪いようで、僕も車検には通ったもののハイビームでの散乱光が目立ちます。年式が古いのでロービームのカットラインは検査されないのですが、ロービームでの車の正面中心部分の照射が暗いのも嫌な感じです。とは言うものの車検に通ることと、全体としてはハロゲンよりずっと明るいので変えることはないでしょうが、、、ケチな性分なので安い数千円台のLEDを使ってますが、1万円を超えるようなFCLあたりの電球色ならどうなんでしょうねえ、、、
https://www.fcl-hid.com/blog/staffroom/20190606
ただ、値段だけではなく、前にも書きましたが、LEDは発行体が左右別々なので中心部分にフィラメントがあるハロゲンや白熱灯とは配光が若干変わってしまう恐れがあり、高いものを買っても、やっぱ変わんねえじゃん!というのを恐れて手が出ません。
ハロゲンで光量が不足する原因は、一つは前にも説明しましたが、経年劣化です。これは、発光フィラメントが高熱で少しずつ蒸発し、消灯して冷えるときにガラス面にメッキのように蒸着して、光の透過が妨げられることに起因します。古くなったものを見ると透明のガラスが若干くすんだように暗くなっているのが判るかと思います。
もう一つの原因は、電圧低下。Fiat 500の場合、バッテリー、ヒューズ、ダッシュボードのライト点灯スイッチ、ハンドルの切り替えスイッチを経由してライトに電流が流れるので、接触抵抗でバッテリーの電圧がそのままライトに行ってるかどうか怪しいのです。さらにバッテリーが劣化したら電圧は更に下がります。ヒューズの掃除や空ぶかしで効果があるのはそのためですが、空ぶかししてもレギュレーターが14Vあたりでカットしてしまうので、それ以上は明るくなりません。(もしもレギュレーターが働かず、それ以上行くと、ランプが切れるか、配線が燃えます!その前にヒューズが飛んでくれたらいいのですが、、、w)
電圧降下の解決策は、ライトの手前にリレーを入れてバッテリー直でライトを点灯する方法です。ここで具体的な配線などは書きませんが、いろいろと汎用キットが市販されているようです。スイッチからの電流は単にリレーを起動してやるだけですから、少々の電圧降下は関係ありません。バッテリー→リレースイッチ→ライトなので、接点は一箇所となり(正確には個別のヒューズも入るのですが、、、)、また電線も太く短いものになるので同じ電圧なら光量があがります。
もう一つ、リレーを入れるメリットとして、その「リレーキットの範囲内」で、ハロゲン球のワット数を上げられることです。現状のままだと上記のように細い線とヒューズを経由するのでうっかりワット数を上げると明るくなる前にヒューズが飛ぶか、電圧降下が激しくて逆に暗くなるか、、、下手するとワイヤリングハーネスが燃えます。リレーキットの場合、その規定ワット数以内ならオリジナルの45/40ワットより大きいものに変えることが可能です。
僕の場合は、安く上げるためと、前オーナーが恐ろしい配線変更をしてバッテリーを後ろのエンジンベイに移設しているので配線改造がやりにくく、LEDという小手先に頼っていますが、LEDがだめでハロゲンにこだわるならリレーキットがいいのではないかと思います。「ヘッドライト リレーキット H4」で検索したらいくらでも出てきます。自作配線でなくキットならバッテリーへの接続以外は基本的にポン付けです。Fiat 500の場合、バッテリーもライトに非常に近いので簡単だと思います。自分でやってないことなので、絶対のお勧めとかはできませんが、ご参考まで。
ブレーキの片効きは問題になったことがありません。僕は車検以外でトレーラーを引くための牽引のテストを受けるために、車検場でブレーキ力の数値を出してもらったことがありますが、特段左右のバランスが問題になったこともありませんでした。あのときはブレーキ力が弱いと牽引許可がでないので必死でしたが、車検の時も同じくらい渾身の力を入れています。RSさんはペダルを思いっきり踏んでますか?お尻をシートバックに押し付け、ブレーキホースが破裂するんじゃないか、くらいの勢いで強く踏んづけてやらないといけません。もしもローラー側に摩耗などの問題があるなら、車検場のにはコースが複数あるので、前もって「見学ルート」から観察してローラーの具合の良さそうなものを見ておくとか、、、(笑)。
お忙しいところ、非常に詳しいご説明、誠にありがとうございます。
現状、ハロゲンラプです。で、ハロゲンは寿命が長く光量が落ちない、と思い込んでいたのですが、そうではなかったのですね。
新品のハロゲンにするかLEDにするか迷うところです。
アクセルを煽っても光量がまったく変わらないので
バッテリーの問題ではないと思われます。
ご指摘の②が一番あやしいと思ったのですが、
車に関して素人な上、電気が苦手で車の配線を見ても、
何が正常で何が異常がさっぱりわかりません。
私のヒューズは普通のスティック型のようですが、
早速、明日ヒューズボックスを点検してみます。
(そういえば、ヒューズが全部白っぽくなっていたような)
電気関係を色々調べるとアーシングとか接点回復などの
記事が出てきますが、いまひとつ分かっておりません。
(以前、バッテリーを逆接してしまい、オルタまで続く配線を炎上させてしまいました)
ダークスポットのお話も非常に参考になりました。
もしLEDにした場合、工場でNGと言われる可能性もあるという事ですね。
ショップ店員の言っていた「ハーネス溶ける云々」は
もしかしたら私の聞き間違いかもしれません。
電球色のLED、これは雰囲気が最高ですね。
私も真似させていただきたいと思います。
とりあえず、まず車検の時だけなんでもいいから明るくしてパスしたいです。
まずは、ヒューズボックスを点検してみます。
とても参考になりました。お言葉に甘えまして
またつまづいたら、メッセージさせていただきます。
ありがとうございます。
数ヶ月前に、ウィンカーキャンセラーについてご教授いただいた者です。その節はお世話になりました。
すみません!また一つ教えを請いたいのですがよろしいでしょうか。
車検の時期になり、予備検査に持っていったのですが
「光量がまったく足りない」と言われました。
そこでネット検索しまくった結果、貴殿がLEDにして車検をパスした、という記事に行き当たり、私も貴殿と同じ対応をして車検にのぞみたいと思った次第です。
差し支えなければ、こちらのLEDランプの商品名や型番などをお教えいただけないでしょうか。また、某カーショップにて相談したところ、古い車にLEDをつけるとハーネスが溶けたりするかも、などど脅されたのですが、実際に運用されてみてどのような感じでしょうか。
(変換アダプターは先程ヤフオクで落札いたしました)
お手すきの折で結構ですので、ご返信いただけますとありがたいです。
何卒よろしくおねがいします。
返事が送れてすみません。まだまにあうでしょうか、、、
まず、光量が足りない理由ですが、幾つか考えられます。
1,ランプ(通常の白熱灯でもハロゲンでも)が劣化して暗くなっている。
2,ハーネス、リード線などの接点、ヒューズの接点などが酸化して汚れている。
3,バッテリーが弱っている。
などですが、、、これらについて点検されましたか?
ハロゲンランプにするだけでもかなり明るくなりますが、あまりワット数の大きいものにしたら、ハーネスが発熱したりヒューズがとびます。
僕の車は前のオーナーが改造してブレードヒューズにしてあるのですが、その差し込みの部分に酸化皮膜ができていて、磨いてやったら明るくなりました。
アクセルを煽ってエンジンの回転数を上げ下げすると明るさが変わるようならバッテリが弱っていることも考えられます。
LEDですが、同じ明るさなら電球よりはるかに使用電力が少ないので、つまり同じ電圧12〜14Vなら、電流量が減りますから、ハーネスが溶けるなどということはありません。LEDではなく、ワット数の大きいハロゲンやHID(いわゆるディスチャージ)などを使えば当然ハーネスに流れる電流量が増え、発熱して溶けるか、ヒューズが飛ぶかします。LEDでもやたらにデカければ同じようなことも起こるでしょうが、同じ光量なら電流は電球の半分以下ですから、まず心配ありません。ショップの人はHIDと混同してるのでは?
僕はLEDを一度付け替えています。最初のほうは白色だったので明るいのですが雰囲気がチンクと合いません。このLEDで車検を通しています。2つ目のほうは電球色ということで、それなりに雰囲気があります。ただしこちらではまだ車検を受けていません。(今度の1月)
2種類のLEDヘッドライトともに若干の問題があります。それは、レンズのカット及び反射鏡と完全には適応してないので、わずかに照射範囲の中にダークスポットができることです。ハイビームではほとんど問題ないのですが、ロービームにすると中央部分が暗くなります。それは先に取り付けた白い方が顕著で、色以外に交換した理由の1つになっています。後から替えたほうのLEDは若干改善されましたが、まだ少し暗い、、、。危険というほどではありませんが、あまり気持ちのいいものではありません。ダークスポットの顕著な方のLEDでも車検には通りました。それは古い車は車検のときにハイビームで光量、光軸を計測するから、ロービームでのダークスポットは問題にされません。
自動車工場でロービームでダークスポットの光量を測ってしまったら、また光量不足とかになりかねません。ご注意。
さて、前置きがながくなりました。僕が現在使っているLEDは以下のものですが、これで必ず車検に通るかどうかは保証できません。
https://item.rakuten.co.jp/auc-suplight/10000619/
オリジナルの電球はHigh 45W、Low 40Wで、ハーネスやヒューズはこれに設定してあります。上記のLEDランプは20w/20Wなので、全く問題ありません。
僕は、光の色と値段で選んじゃったんですが、白色でも良いのなら選択の幅は広がります。電球色にこだわるとしても、ネットで「LED ヘッドライト 電球色」と検索すれば山ほどでてきます。値段も光量もピンきりですから、ご自分の財布と好みで選べばいいのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、いくら宣伝文句にロービームの「カットライン」がしっかり出る、と書いてあっても、チンクのレンズや反射鏡に適合するかは付けてみるまで判りません。また、ひょっとしたら口金のH4⇒H4e変換アダプターの僅かな厚みも影響しているかもしれません。いずれにしても、ハイビームでは問題ないので、旧車の検査方法ではハイビームなのでカットラインはあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、、、
また解らないことがありましたら、いつでも聞いてください。
ヒューズボックスと配線の接触部分を清掃し、
(始動が元気良くなって、各点灯部分も明るくなったように感じます)
貴殿が車検を通した時に使用されたと思しきLED
(e-auto fun CG-Q5CSPH4。ブログ画像からこれだろうと推測して購入しました)を装着して光軸調整に行きました。
そうすると、明るさはOKだけど光が収束(?)せず、
機器が読み取れない(+マークがフラフラして留まっていなかった)から調整できないという結果に。
貴殿と同じ装備にすれば大丈夫かと思いきや難しいですね。レンズも同じCarelloの筈ですが。
うっかり元々付いてたハロゲンランプを持って行かず、配線清掃後のハロゲンの方ではテストできなかったのが失敗でした。(初回の車検では、現状のレンズとハロゲンで合格しているわけで)
もしかして単純に工場の機器と相性が悪い、とかそういう事もあったりするのでしょうか?
度々すみません!なにかお気づきの点がありましたら
お教えいただけないでしょうか。
すみません。コメントを見落としていて返信できませんでした。いまさら遅かりし、、、ですが、、、
無事、車検は通されたでしょうか?
一般の(街の)認定工場で車検を受けられたのでしょうか?
結論を言うと、街の整備工場にもよると思うのですが、LEDと機器の相性はあると思います。
ブログがインスタからの横流しなので、最近は読みにくくなっています。今回だけ、写真を追加しておきましたので、ご参照いただけたら、と思います。
https://okamoo.com/blog/2020/01/23/fiat500-%e3%83%a6%e3%83%bc%e3%82%b6%e8%bb%8a%e6%a4%9c%e3%80%82%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%81%ab%e8%90%bd%e3%81%a1%e3%81%9f%e5%a0%b4%e5%90%88%e3%80%81%e5%ae%b6%e3%81%9d%e3%81%ae%e6%97%a5%e3%81%ae%e5%86%85/
もう一つ、前回の車検でLEDにした時の記事もリンクしておきます。上記と似たような話を書いています。
https://okamoo.com/blog/2018/01/25/fiat-500-%e8%bb%8a%e6%a4%9c%e3%83%91%e3%82%b9/
僕の場合、知り合いの自動車工場(認定工場)で輝度と光軸を調整してもらい、その後にユーザー車検で陸運支局に行くのですが、不思議なことに工場では「光軸がでない」と言われ、しかたなく「アバウト」に合わして貰うのです。その状態で車検場に行くと左右のどちらかがあらぬ方向に向いていると指摘されました。例えば、今回は「左ライトが左方向え27」ズレているとのこと。慌てて「ヤマカン」で右方向へ修正しました。幸い一発でOKでした。もしもダメだったら、また数値を貰えるので、前のと比べて戻すか、さらに左へ向けるのかを決めればいいかと。ちなみに、前回は右ライトが右方向に28と言われました。運がわるけりゃ2つともアウトだったかもしれません。
電球色のLEDは好きなんですが、暗いと整備工場で言われたので、念のために前回車検に通った古い(白色光の)LEDに変えて行きました。なので電球色で車検が通るかどうかは判りません。あ、今コメントを読み直したら白色光の方をチョイスされたんですね。いいかげんなことで申し訳ないです。(もっとも、、、暗いと言っても、白色光と比べて目視ではよくわからなかったので、電球色のままでも通った可能性はあります)
いずれにしても、LEDの発光部分はハロゲンに近づけてはいますが、発光位置が若干違うため、レンズとの相性が完全ではありません。ハロゲンは一つのフィラメントで発光しますが、LEDは左右の面に分かれています。(それぞれ上下の方向があります)。なので、うまく光が収束しないのかもしれません。ただ、なぜか車検場のライト計測器ではちゃんと測れるのです。。。不思議。
車検場で検査コースを出て、調整→再検査は2度までです。最初と合わせてその日のうちに受けられるのは3度。1度目に落ちたら、あとは2回で光軸を合わせないといけないので、調整ネジを何回どちらへ回したかをしっかり記録しておくことが大事です。(ヤマカンとはいえ、闇雲に回すわけではありません。僕の場合、正確には憶えてませんが、レンチを25~30回掛けかえたので、一回に60度としたら、6回で一回転ですから、ネジをおよそ5回転くらいさせたかと思います。(前回は逆方向でしたが同じくらい回したような記憶があります)
このようなリスキーな、ていうかスリル満点(笑)な車検をされるかどうかは判りませんが、、、
お役に立てなくて申し訳ありません。