[facebook/instagram/twitter] 近江八幡にある近江兄弟社の「メンターム資料館」近江兄弟社の歴史をパネルで紹介してある。創業者ヴォーリズが亡くなった後、経営難に陥りメンソレータムの商標権を失ったことも普通にさらっと書いてある。特に面白いのは、メンソレータムの製造販売を行っていた戦前〜戦後の時期に出てきた「類似品」の実物展示と、本物のメンソレータムとメンタームの展示。これだけのコレクションになったということは、類似品に悩まされたんだろうなぁ。メンソレータムがロート製薬の商品になった現在では、メンターム自身が類似品となる(ある意味とっても皮肉な運命)話しは逸れるけど、子供のころ家からそう遠くないところにあった救世軍京都教会は当時町家ばかりだった富小路にあって、そこだけ異国のようで通るたびに不思議な気持ちになった。それは優れた建築家でもあったヴォーリズの手になる建物だった。ヴォーリズの建築は他にも東華菜館や大丸ヴィラなどが子供の僕を外国に瞬間移動させてくれた。後に外国で学び旅をするようになったのは、あの頃のヴォーリズとの出会いが根底にあるのかもしれない。 「メンソレ」(子供のころはメンタムではなくこう呼んでいた)だけでない縁を感じる。 (from Instagram) 2019年6月21日 okamoo コメントする