[facebook/instagram/twitter] 野ばら珈琲からの帰り道、急に催してきて、公衆トイレで用を足していたら、突然三味線の調子を合わせる音がした。用を済ませて外に出たら音のする方につい引き寄せられて行った。スマホのビデオを回しながらキョロキョロと、、、 音のする町家を覗くと、若い外国人が大振りの三味線を弾いていた。曲が1段落したところで音を録音したがいいか、SNSに流したいが許可はもらえるか、と尋ねた。ダメだと言われたらもちろんその場で消すつもりだった。答えは「全然大丈夫。全く問題ないのでいくらでもどうぞ」と言うことだった。ついでに名前も聞いたらミゲル君という。なんとなく感じで「スペイン人?」と聞くとそうだけど、よくわかったね(笑)」だって。後は少しスペイン語でやりとりして、稽古の邪魔にならないよう引き上げてきた。どうやらそこは町家のシェアハウスらしい。それにしてもスペイン人と三味線の組み合わせは珍しい。この辺には昔西陣ファクトリーガーデンと言う工場跡の多目的スペースがあった。いろんなイベントでよく顔を出したところだ。でもここ10年はご無沙汰。ファクトリーガーデンはなくなっていた。そのかわり野ばら珈琲ができ、不思議なシェアハウスがあり、ちょうど黄昏時でちょっと夢の中にいるような気分になった。 (from Instagram) 2019年7月13日 okamoo コメントする