[facebook/instagram/twitter] わざわざ遠い山奥の花背大悲山から出てきて一昨日のコンサート会場のすぐ近くまで来ながら、事情があって帰ってしまった友人夫婦が、予約したのに申し訳ないとお店の人に入場料を託してくれた。しかし入場も聴きもしていない彼らからお金を受け取るわけにはいかない。けれど、頑固な友人たちが出したものは引っ込めないのもわかっている。演奏者のあらひろこさんと相談してカンテレの音楽を楽しみにしていた彼らにCDを渡すことにした。昨日の午後あらひろこさんを駅まで送り、街なかで雑用を済ませた後、市内から3〜40km北の山中(っても京都市左京区だけどW)にある友人宅へ向かった。きつい上りを嫌がるチンクをなだめながら標高800m近い花背峠を越え、何とか日が暮れかかる頃には大悲山峰定寺近くの友人宅にたどり着いた。ちょっと驚かせてやろうとアポなしで行ったが、もしも留守でも黙ってCDを置いてくるつもりだった。幸い二人とも在宅で、無事CDを渡すことができた。喜んでくれた友人とあらさんのカンテレを聴き、夕食をご馳走になって、また山道を走り京都の街の灯を遠く見下ろす峠を越えて、ようやく家に帰り着いた時にはその日が終わろうとしていた。こうして「あらひろこカンテレコンサート」が終わったなと実感。 (from Instagram) 2019年11月27日 okamoo コメントする