[facebook/instagram/twitter] ゲーテ・インスティトゥートのトークは、やはりドイツらしい生真面目なものだったが、それでも聴くべきことがたくさんあり、面白かった。第一部の『土地の記憶』は、ドイツ人のレジデントアーティストによる土地々々の持つそれこそ記憶を掘り起こすかのようなアプローチやアート手法と、対談相手の日本人宗教人類学者の言う聖地が持つ普遍的な性質を探り出そうという、似ているようで噛み合わない話題がムズムズしたけど楽しめた。第二部の話は退屈だったが、寝てしまうほどではなかった。アートワークそのものも、まあまあ、、、 それでも、行く価値は十分あった。館長のヴィッツェルさんに再会し挨拶して帰った。館長さんに次回の「ボーダーに挑むものたち-グローバル時代における「移民」の再考」にもまたおいでと言われた。ドイツは日本と同じく第二次大戦の敗戦国だが、移民と言う点では日本より数十年先んじて受け入れている。日本は相変わらず「研修生」などと呼んで、あたかも移民などないようなふりをしている。同一だっていまだに問題を抱えているのだけれど、日本が知っておくべきことがたくさんあるだろう。また聞きに行ってみようと思う。 (from Instagram) 2019年11月30日 okamoo コメントする