[facebook/instagram/twitter] 「たくさんのふしぎ『馬と生きる』」と『お蚕さんから 糸と綿と』を買った。馬の本に登場する地駄引き(馬搬)の味方さんは、6年前に僕が遠野でオシラサマ馬頭琴を作った時に、弦に使う馬尾毛をわけでもらった岩間敬さんの師匠。岩間さんも後継者として絵本にの最後に登場する。ちなみに本物のオシラサマも絵本の中で描かれている。岩間さんには馬尾毛だけでなく、オシラサマ馬頭琴を作るにあたり重要な馬皮についての貴重な情報をいただいた。さらに、うるしの産地、二戸浄法寺に行くよう示唆ももらったことでひいてはオシラサマとオシラサマ馬頭琴の重要なファクターである蚕の繭に巡り会うことに。彼と出会わなかったら馬頭琴を完成できたかどうか、、、 。 一方、蚕の本を著した大西暢夫さんは、ダムに沈んだ村とそこに暮らした人たち、東日本大震災の避難所や仮設住宅で暮らす避難者の人たち、心を病んで病院や施設に入っている人たちに温かい目を向けた取材をし、写真を撮って本にするだけでなく、映画も撮ってしまう多才な人だけど、お蚕さんとも関わっていたとは、、、。大西さんとは間接的にオシラサマ馬頭琴製作の旅を通じて知り合ったのだけど、滅多にお会いすることがない。けどオシラサマの起源譚は絹の始まりの伝説でもあり、こんな形で大西さんとの新たな関係が見つかって嬉しい。 (from Instagram) 2020年2月3日 okamoo コメントする
[facebook/instagram/twitter] 午前中、テリー・ギリアムの映画を観て、本屋に寄り、昨日看板見た近所のお寺の節分に行くために急いで原谷まで戻って来た。看板の告知には今日は14時までとあったので、バイクを家に置いて靴を履き替え、山の中腹のお寺まで坂道と石段を息を切らせて登って行った。13時45分。やったー。間に合った。が、境内に誰もいない。登りきった石段の傍で何か洗っているジャージ姿のおじさんに、お参りに来たと挨拶したら、気まずそうに「もう終りましたよ」と言う。「昨日が本番やったし、、、」というので、僕が「へっ?」っていう顔をしたら、慌てて「ほんまは今日が節分やけど、人が少なかったんで早うやめた」んだとか。「片づけが大変だから、、、」なんて言い訳も。どうやらこの人が坊さんらしい。しかし告知しておいて、勝手な都合でさっさと切り上げるって、どうよ。ゼエゼエ言いながら登ってきた僕と目を合わそうとしなかったのはそういうことだったんね。。。 それ以上会話もなく、僕はは雨戸が締め切られた本堂に手を合わせて、お寺を後にした。もう来ることはないだろうな、と思った。 (from Instagram) 2020年2月3日 okamoo コメントする