トイレの修理中に起こった突き指で、2週間経った今も左手親指に痛みが残る。
普段の生活にはさほど影響がないんだけど、バイオリンを弾くと「あれ?」ってなことになる。本来、親指はバイオリンの弦を押さえるのに使わないから添え物のようなもんで、普通に演奏する分には問題ない。ところが指板の高いポジションに行くと、親指をボタン(ネックの付け根)に引っ掛けて人差し指との間をうんと広げないといけない。ところがこのV字の角度が以前のようには開いてくれないのだ。
無理やり開くと痛くて飛び上がりそうになるから演奏どころではない。湿布や抗炎症・鎮痛の塗り薬も気休めでしかない。うーん、もうこの楽器は弾けないのだろうか、、、
まあ超高音を弾かなきゃいいんだけど、最近よく練習する『The Song of the Birds』のちょっと込み入った和音が入ったやつとか『Transylvanian Lullaby』はやたら高い音が入ってる。前者などはA7(440Hzのラから3オクターブ上)というとんでもな高音で、指板の端まで行って、落っこちそうになって終わる。今まではそこまで何とか届いていたのに、、、。
チェロみたく親指をネックの下から外してしまうという手もあるにはあるけど、どうも僕はポジションを指の開き具合で憶えているのか、上手く音程がとれない。共鳴胴がないので楽器の機能としては必要のない、ネックの付け根の「肩」にあたる部品を外してしまえば少しは楽になるかもしれないけど、ここに手のひらを当てることでやはり指の位置をしっかり固定できるから、それも上手くないし、、、
便所の修理は高くついたのかも、、、(;´д`)トホホ…