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阪急十三西口。関西、大阪、十三、、、駅の改札の真ん前に切符の安売りショップ。関西でもここまで近いとこはそう無いと思う。知らんけど。正規の370円の券が無いんで220円券を190円で買って、乗り越し精算すれば30円トクする勘定!^_^ (from Instagram)
京都シネマで昨日までで見逃した映画「主戦場」を見ようと十三のシアターセブンに向かう途中、桂で乗り換えの特急を待っていたら、なんか変なのが来た。ほお、これが噂の特別仕様列車「雅洛」ね。タダで乗れる割りに阪急らしいお金掛けた内装の設えだけど、いかんせん座席数が少ない。おかげで座れんがな! (from Instagram)
McCall’s 再訪
先日、喫茶店に一人で入ったのは高校生のときに行ったMcCall’s以来、ということを書いた。https://www.facebook.com/koji.okamoto/posts/10218207474597419
(注意!以下、長いとクレームがあった。手短に、と思う人はインスタで写真だけ見ればいい https://www.instagram.com/p/ByJGeoLhMaK/)
で、McCall’sがその後どうなったのか、気になったので調べてみた。ずっと以前にも一度当たってみたのだけれど、そのときは何も出てこなかった。ところが、今回は懐かしい名前、一本松のMap、蹴上のCarco ’20などのロックやジャズ喫茶と微妙に絡み合う情報がいくつか見つかった。
一番のヒットは、今は出町柳駅前にあるLush Lifeのホームページだ。ここの名前や場所はもちろん知っていたが入ったことはない。Webサイトがいつからあるのかも知らないが、その構成はちょっと年季が入ってるし、ブログのエントリーは2007年まで遡るから10年以上は経っている。なんで、前はヒットしなかったんだろう。。。
ともかく、ここのHISTORYというページに行き着いたのだ。そこではLUSH LIFEの歴史がたくさんの写真で語らていた。そしてまさにその黎明がSuger Hill(ママ: Sugar Hill?)であり、開店1年後に名前を変えたMcCall’sであると判明した。
もろに一次情報に当たった!さらに、もう見ることはないだろうと思っていた懐かしいMcCall’sの店が、おしゃれなオーナーの姿とともに写真に写っていた。
話は少し逸れるが、このHSTORYページの写真を追っていくと、知り合いの昔人形青山K1ギャラリーの写真があった。う〜ん、、、ここでそう来るか、、、微妙な絡み方だな。遠い昔の青い記憶と現在の生の記憶が一遍に繋がって、頭の中でショートしそう。
さて、話をMcCall’sにもどそう。件のHISTORYページの先頭には2014年に撮影された旧Suger Hill/McCall’sの建物の写真が置かれている。看板は無く、ドアも替えられ、壁も白っちゃけたペンキが塗られているが、(町家を改装した疑似洋館の)レンガ造り風ファサードや鎧窓は当時の面影を残している。
早速、Googleマップのストリートビューで見てみたら、鎧窓は無くなって板が打ち付けられていたが、それでもまだあの建物は健在のようだった。近い内に再訪してみたいと思った。
そんなこんなを調べながらネットを彷徨い、思い出に浸っていたらあっという間に数時間が経ち、東の空が白んできた。
朝になって、偶然にもK1ギャラリーの奥さんからトウモロコシがたくさんあるから要るか?との電話。もちろん!寝ぼけていたのでそのときはMcCall’s/Suger Hillの話もしなかったけれど、夕方もらいに行くことにした。
向かう道で、どうせ街に下りるのだからと、K1ギャラリーに行く前にちょっと遠回りして三条のMcCall’s跡地に立ち寄ってみた。あわよくばFiat 500を前に停めて「映え」を狙って写真撮ろうかと。(ちなみに、僕が開店間もないこの店に行ってたころ、僕のチンクは日本のどこかでピッカピカの新車だった。そんで僕も、長髪にラッパズボンの青い若造だったのだ)
ところが、東山通と神宮道の間にあるはずのあの建物が、無い?!!!徐行して後続車をやり過ごしながら、目を凝らしてみても、無い。。。ていうか、三条京阪からこっち、あちこちやたらと更地になっている。もしや、僕のMcCall’sも、、、
心配は的中してしまった。二戸一の左隣り半分は完全に解体され瓦礫の上に重機が乗っている。McCall’sの在った右側は工事用防護幕が張られて見えない。車から降りて幕の後ろを覗き込むと、はたしてあのレンガのファサードが無残に崩れ落ちている。わずかにドア周りが残るだけ。隣り側から首を突っ込むと土壁のニオイが建物の死臭のように漂っている。店の右奥、僕のお気に入りだった、ニッチみたいに凹んで心地よい一人用の席があった辺りも瓦礫で埋まっている。もう、あと数日で全てが消えてしまうのだ。
少し先で植木に水をやっている年配の女性にここは以前何という店だったか聞いてみたが、憶えがないと言う。記憶にないほど長く空き家だとか。McCall’sがここに在ったのは’60年代中半から’70年代前半。ドアの形や壁の色から、その後に別の店が入っていたのだろうが、、、何十年と空き家で残っていたこの建物の最期を見届けることになろうとは、、、
少なからずショックを受けて、トウモロコシの待つ昔人形青山K1ギャラリーに向かった。人形作家だった元カノを通じて20年以上前から知り合いだった青山氏は一昨年亡くなって、今は奥さんの竹内淳子さんが店を切り盛りしている。淳子さんともチベット繋がりで、何かとクサレ縁が絡まっている場所なんだけど、、、
ことの経緯を淳子さんに話したら、K1ギャラリーの写真がLUSH LIFEのサイトに出てることを持ち出す前に、青山・竹内夫妻とLUSH LIFEのオーナー茶木さん夫妻が昔からの知り合いで互いに行き来があり、茶木さんの娘さんが淳子さんの絵のモデルをやってる、というような話しをしてくれた。
そう言えば、以前に茶木さんの名を彼女から聞いた憶えがある。それに美人の奥さん、双子の娘さんたちのこと、LUSH LIFEのお店のことも、K1ギャラリーでジャズのコンサートやったことも聞かされていたが今まで全然結びついてなかった。それが、いきなりこれだ!
で、面白い話しができそうだから、今度いっしょにLUSH LIFEに行きましょうよ、と未亡人に誘われてしまった。行ったことのない店に一人ではとてもよう入らんので、渡りに船。
でも、高校生のころアイススケートの帰りにふらりと一人で立ち寄ったMcCall’sのときのように、素知らぬ顔でこっそり行ってみたいような気もしないでもない、、、(そんな勇気ないくせに)
追記:
5,6年前にもMcCall’sのことをFacebookに書いていた。そこでは、なぜこの店に行くようになったかの理由を当時僕がハマっていた絵本を読みに岡崎にあった府立図書の児童室に行った帰り道だったことに求めていた。今回はアイススケートの帰りに寄ったと書いている。たぶんどちらも正解。
https://www.facebook.com/koji.okamoto/posts/10201715916198766