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Fiat 500 ジャッキ固定バンドその他、製作
Fiat 500のオーバーヒート対策(残念!せっかく手に入れたトーションスプリング使えず、、、)
先日から、チンクエチェントのエンジンルームに籠もる熱気をフードの隙間から外に逃がす方法をあれこれ考えてきた。
チンクファンの中にはフードをアバルトのレース仕様やルパン三世のアニメに出てくるような上ヒンジに換えてガッツリ開いている人もいるが、そこまで大仰な改造もちょっと気恥ずかしい。
もっと簡単に、オリジナルの下ヒンジのままフードの上辺を少しだけ開く方法もあるにはあるが、売られているフック(ステー)はベラボウに高い。
んじゃ自分で作ればいい。ってんで、ネットで見かけたものを参考に、ホームセンターでステンレスの丸棒フックと平板などなど買ってきて、苦労して曲げて、それらしく出来た。
フックを開いたときに定位置に固定したり、閉じたときに内部でブラブラしないように昨日偶然見つけた機料(織り機の材料)の店でトーションスプリングを入手した。しかし、ことはそうウマく運ばなかった。ばね定数や巻き数から考えて使えそうと思ったスプリングは2つとも左巻きなのと、内径が軸に対して少し大きすぎ、また焼きの入ったアームの加工がなかなか難しい。
せっかくの出会いで見つけたトーションスプリングだけど泣く泣く使用を諦め、残念ながらバネに関しては根本的に構造を見直さないといけなくなった。(バネを特注すればいいんだけど、面倒くさい)
回転軸にねじりバネを入れなくても、要はフックがフードをガッチリ掴むように内向きに引っ張れば良いわけ。見た目は美しくないが引きバネをフックの中ほどに取り付けて、エンジンベイ上辺にあるフードロックのキャッチに引っ掛けるようにした。
実際に取り付けてフックの動きやフード固定具合の確認をした。ガタつきもなく問題なさそげなので、そのまま試運転で街に下りてみた。今日も35℃くらいはあっただろうか、、、帰りに普段は通らない峠を越える道を登ったが、油圧低下(油温上昇)の兆候はみられない。しめしめ!
ただ、冷静に構造を見てみると、渋滞したときにエンジンルームの熱気がすぐ上にあるクーリングファンの吸入口に流れ込むんじゃないか、という心配は残る、、、。(ルパン三世やレーサーたちがわざわざフードを上ヒンジに改造した理由はここだったのか?)
それに、よく考えてみたら、元々クーリングファンに行く空気はエンジンルームの熱気とは何の関係もない外気なんだから、いくらエンジンルームの熱を下げても、気温が高けりゃエンジン自体の冷却に関しては意味ないかも。。。(何を今さら!!!笑)
ま、エンジンルーム内に移設されたバッテリーや点火コイル、コンデンサー、配線などへの熱害は相当減るんで、今回の小改造も全く無意味というわけでもないが、、、。
Fiat 500を小改造するのに必要な部品を買う店を発見の巻
偶然通りかかった道端に、座り込んで高速カッターを使ってるジイさんがいる。インドかここは?
ふと店の看板を見ると「小森虎機料株式会社 各種織物部品」とあった。店の中にもよく似たジイさんが座ってジャカード織機かなにかのロッドを束ねている。
ていうか店の雰囲気、タダモノじゃない。90年代以前のインドや中国の極小鉄工所みたいに狭くて薄暗くてゴッチャゴチャに物が置いてあって、、、こういうの見てしまったらもう通り過ぎられようか、、、
ものはついで。フィアットのエンジン・フードを半開きにしてオーバーヒートを和らげるためのステーに付けるトーションスプリングがどこで手に入るか店の中のジイさんに尋ねてみた。
「うちにあるよ!」
「へ?」
「〇〇ちゃん、奥の棚のビニール袋にいくつかあるやろ。見たって。」
外で仕事していた弟と思しきジイさんが手を止めて、カオスの棚から探し出してくれた。
整理されてないモノの山からよく部品がどこにあるかおぼえてますねえ、と感心したら、「それができんかったら仕事にならん」と。確かに、、、
出てきたバネは思っていたより巻径が太いがトーションのバネ定数は欲しいものに合いそうだったので分けてもらう。
店の暖簾は西陣織の手織りで使う小さな糸巻き。一番下はそろばんの珠。商売人やな。(笑)
表のロッカーに貼り付けたマグネットがジイさんたちの顔に見える。お茶目やな。(笑)
しばらく部品やクルマの話をしたが、長居は仕事のじゃまになるので切り上げて、帰り際に写真を撮っていいかと訊いたら快諾してもらえた。店を出て振り返ったら、ちょうど奥さんらしき人がお茶を持ってこられたから、おやつの時間だったのかも。三人で「はいチーズ」
はて、この感じ、、、どっかで、、、なんか、デジャヴュみたいな感覚に襲われた。。。
そうか!友人が兄弟でやってるコンブ金物店!!!
昆布さんの店はもう少しだけ広いし、ごちゃごちゃ度も少ないし、兄弟の年齢も一回りは若い(っても還暦過ぎてるけど)、でも、なんかおんなじニオイが漂ってる!
ほんの5分か10分のことだけど、インド/中国へ行ったり、友人の未来を垣間見たような、不思議な時空の旅をした気分。