ミシンかけは嫌いじゃない。ただ、同じ形の袋を延々と縫っているとさすがに飽きてくる。サイズに合わせて裁つのも単純な方形とはいえ時間と手間が結構かかる。
中に入れるアンコにはボロボロの座布団綿やウレタンフォームに加え、母親の家に転がっていたクッションも使わせてもらうことにして、さて縫ったカバーに入れる段になってクッションの補修痕に気づいた。タバコの焼け焦げを「掛け継ぎ」みたいに修理してあったのだ。もう結構目が悪くなってからの仕事だろうけど、一生懸命色を合わせて編みこんであるのを見るとなんか胸が熱くなる。グループホームでは趣味のレース編みもせず、テレビとDVDばかり見ているようだが、来年、白内障の手術を受けたら視覚の刺激が脳を活性化されて、あれこれ手仕事を再開するのでは、と期待している。(という、この辺りは、友人に当てたメールからコピペ。彼女が見たら呆れるやろなあ。。。)
閑話休題。
で、座布団は山ほど出来た。あとは戸のない天袋を隠すカーテン、それに暖簾。カーテンの方は竿と受け金具をこしらえてあるので、丈幅に裁って一直線に縫うだけ。
玄関の暖簾はどうしよう。。。 まだ屋号も考えていない、ていうか、店の名前など要らないのではないかと思う。だったら、開店している証のような暖簾も不要かも、、、。(モグリ営業じゃないんだけど、開いているかどうか表から判らない店は、すなわち「偽」のモグリで、偽道具作りの僕には都合が良い)
あれこれ言い訳を引っ張り出しては開店を後延ばしにしているが、、、テーブルや椅子、座布団まで揃っちゃったら、ついに種切れ。(今週オープンが目標だったけど、来週あたり、、、。あ、今日は日曜。 日曜って、週の始めか週末か?)