
暗室タイマー修理中にロータリースイッチのつまみがぐらつくことに気づいた。経年劣化で内部の部品が壊れてしまっている。ほじくるとかけらが出てきたがどう見ても割れた部分を埋めるほどの大きさが無い。前から少しずつかけていたのだろう。3個あるうちの2個に割がある。このままだと早晩つまみは分解してしまうだろう。つまみ本体のひび割れは瞬間接着剤でくっつけて、内部の隙間はエポキシ接着剤を充填し、ある程度の強度が保たれるようにした。古いものはあっちを直せばこっちが壊れると言うモグラたたき状態になることがままある。修理を依頼した人は電気に疎く、電源コードもケースの取り付け部分で折れ曲がったまま癖がついていた。これも危ない部分はケースの中に引っ込めるように固定した。しかしコード被覆にひび割れが出てきているのでそのうち取り替えが必要になるだろう。しかし、この頃、本職じゃない修理ばかり頼まれる。みんな僕のことを何屋さんだと思ってるんだろう。 (from Instagram)

暗室タイマーが働くなくなった理由は電解コンデンサーのパンクだった。
古い電気製品ではよくある故障だ。裏蓋を外し中を見て思わずニンマリしてしまった。IC等一切ない。基盤の上に並んでいるのは抵抗とコンデンサとリレーばかり。秒数切り替えつまみの裏にあるのはボリュームが可変抵抗だと思っていたら、インディアンの羽飾りみたいに抵抗が林立したロータリースイッチだった。目の前に現れた超ローテク極アナログな光景に、小学校のころわけのわからないままキットで売られていたゲルマニウムラジオなんかか作ったり、中学生になって怪しげな回路図を手に入れ中破ラジオを短波受信できるように改造てモスクワ放送とか聞いていたことを思い出した。今時、こんな大柄なコンデンサもリレーもなかなか店では買えない。電子部品屋さんにも最高してなかったので通販で取り寄せた。ハンダごて片手に部品を取り替えながら、先日あまり良い結果にならなかったスターターバッテリーのことを思い出した。今度のは頼まれ物だからちゃんと直ってくれよと神に祈った。(嘘) (from Instagram)

先日来、修理を頼まれていた写真の引き延ばし機用暗室タイマーが直った。今はもう無くなったラッキーと言うブランドの製品だが、中を開けると小中学生だった頃の電気工作を思い出す超アナログな部品が基盤の上に並んでいて、思わずニンマリしてしまった。修理の過程はまた別の機会に。 (from Instagram)

BS1でやっている「浜辺のラグビー教室」いいなぁ。マダガスカルの貧しい漁村の女の子たちが浜辺でラグビーをおぼえて、首都の大会で優勝する。この1ヵ月間は頭の中がワールドカップでいっぱいだけど、試合でも裸足で走り回る子供たちの姿を見ていると、世界トップクラスのチームが相まみえるワールドカップとは違う感情が湧いてくる。 (from Instagram)











