先日来、保健センター(保健所)とやりとりをしている。
お茶以外一切提供しない茶店でも喫茶店営業となり、営業許可を取らなきゃならない。
しかし、あれこれ疑問点が。。。
調理室(料理しないんだけどなぁ)の床は防水または浸透性のない材質で、水勾配をつけ、さらに排水口が要るんだって。うちは板張り、つか普通の台所。調理なんぞしないのに、学校の給食室みたく水流してゴシゴシとブラシかけろとでもいうのかなあ、、、。お茶しか出さない、ということは理解してもらえているけど、ルールはルール、という感じでこればかりは譲ってもらえそうにない。そこで、2、3畳分ほどしかないのでビニールなどの耐水床シートを貼るから、水勾配付けない代わりに排水口だけは何とか体裁を整えてたらどう?と尋ねたら、上司が不在だったので後で相談して答えてもらうことに。
壁も床から1mほど同じような材質で耐水性が求められる。うちは台所の壁のうち2面が引き戸で、あとは洗面所への開口部と流し台となっている。ところで、規則で調理室と客席を区画する扉が必要なんだけど、その扉は開口部全面を覆う必要がなく、西部劇の酒場の入り口にあるような上下の開いたバタバタドアでも良いそうな。とすると、壁面の耐水性はドアや引き戸には求められないことになる。このあたりを突っ込んで聞くと、あまりはっきりしないのでこれも上司と相談して、という事だった。
あれやこれや聞いたり聞かれたりしているうちに対応してくれたおねえさんの口から「営業許可の要らない形態でやってみては?」という、何やらモグリ奨励を連想させるようなお言葉が、、、。しかし、そんな怪しい商売をせよなんてことをお役所が言うわけがない。実は、茶を提供してその対価を金でもらうという形式ではなく、場所を貸して、お茶は付随するサービスならいいということらしい。客自らが勝手に茶を淹れて、こちらは配膳すらしない。 これぞ、僕の理想とする超手抜き水商売!ていうか、わざわざ中国魔法瓶買ってきて、ハナからそのつもりなんだけどぉ。(ちなみに、客が帰った後で、茶碗を片付けるという配膳の逆の行為は喫茶店営業とみなされるのか、というおバカな質問もしてみたが、微妙であるので上司に聞く、との真摯なお答え。ただ、公僕おねえさんの名誉のために書いておくが、一連の相談においてやなかんじなところは一切なかった。)
営業許可の疑問点については来週はじめには保健センターの上司様のご意見が下されるけど、それを待つまでもなくおねえさん提案の方式で進めようと心に決めているのでありました。(ま、簡略な形で改装が済むのなら喫茶店の営業許可を取るに越したことはないので、もう一度話を聞いてみようとは思う)
http://nippon-kissatenkyoukai-kyotoshibu-nise.com
は、もう閉鎖サイトだとは思います。
猫さん、貴重な情報をありがとうございます。
(偽)サイトはとっても参考になりそうですね。でも、せっかくリンクしていただいたのに残念ながらアクセス出来ませんでした。へへ。。
店の方はもう保健所のおねえさんの助言に従い喫茶店ではない方向へ進みだしております。
うちは「ちゃみせ」とはいうものの、お客が茶を飲むかどうか、また、その前に自分で茶(碗子)を淹れるかどうか、知ったこっちゃない、というスタンスの「茶が置いてある」だけの店なんですぅ。
で、週末あたり開こうかと、、、、