この一年、ずっと考えていたんだけど、
茶店を閉める。
開店(試験営業)したのは2011年の1月。その3月に受けた頚椎手術の合併症で右腕麻痺したのが幸いしてリハビリ中はのんびりと店番が出来た。
その頃の古いエントリーをみると、それなりに張り切ってるじゃん。旗まで作っちゃって(笑)。でも、ああ、あれからもう4年も経ったんだ。。。
まあ、始めから経済的に成り立たない「趣味」の商売だったけど、お茶をしにきた客(ていうか友達)と駄弁ってお金までいただけるという楽しい機会と時間がたっぷりあったわけで、それなりにやった甲斐はある。
週末固定営業からオンデマンド開店にして、朝から晩まで来ない客を待ちぼうけという丸坊主の日は無くなったけど、初期のあの待ちぼうけ感がたまらなく懐かしい。なぜか百姓ごっこを始めて独り田んぼで草取りに勤しんで感じた40年前の孤独になぞらえて、そのことを開店初日に書いている。
やっていて楽しい事ばかりなので茶店をやめる理由は無いのだが、提供する材料に責任が持てなくなったら、そりゃもうオシマイでしょ?
そのことについては改めて書くとして、とりあえず今は、本日をもって西陣、横神明町の茶店(「さてん」ぢゃなく「ちゃみせ」って読む・・・今頃なにを言うとんねんw)は閉店となったことを報告。