昨日、友人K島君と大阪の梅田へ登山靴を見に行った。今ま で山や旅に使ってきたKeenの靴は本格的な登山靴じゃなく、また靴底の張替えもきかないので、ウレタンの中底や接着剤の寿命が来る5年目の今年は思 い切ってしっかリしたものを買いたいと思う。
若い頃履いていたHans Wagner(現HanWag)は片方で1kgはあろうかという重登山靴だったが、その3倍も年取った今はとても体力が持たない。丈夫さと軽さに重点を置 いてあれこれ検索。
先日、ネットで見つけたのは同じHanWagの靴で、相当しっかりしているにもかかわらず片方540gというPadile Combiっての。ドイツの質実剛健を絵に描いたような昔のHans Wagnerと違い、コーデュラナイロンとゴアテックスのアッパーは銀地に赤と黒!最初は「ゲッ!」と思ったけど、靴は色なんかどーでもよろしー。軽さや海外サイトの評価を見てるうちに、だんだんと物欲が募ってきた。。。
しかし、いかに欲しくても、さすがに命預ける山靴を通販で買う勇気はない。あちこち回ったが京都で在庫している店は無く、京都にある輸入元に問い合わせても小売店の在庫まで 把握しておらず、山道具の店が集中している梅田なら、と一縷の望みを持って出かけてみたのだった。が、やはり目当ての靴は無かった。電話すりゃ済むことなんだけ ど、まあ、そこは、、、(笑)。別のブランドにも選択幅を広げて軽さを基準に2足ほど試し履きした。心動くものもあるにはあったが、サイズが合わず。
今日の午後、仕事からの帰り道、もう一度ブランドやモデルを決め打ちせず、実地に試着して靴を選ぼうと、原チャリ駆って宝ヶ 池のアウトドアショップに向かった。ちょうどHanWagの輸入代理店の前を通りがかったので、未練たらしく、ダメ元で現品を「見るだけ」でもできないか と頼んでみたら、たまたま有ったサンプルを履かせてもらえた。UK8は窮屈、UK9はつま先が余りすぎ。8.5の在庫なし。サイズの合う別モデルを奨めら れたが+200g重い。もうここまで来たら引っ込めない。時間は問わないからと無理を言って適合サイズの取り寄せをお願いした(小売店じゃないの に、とても親切に対応していただけた。感謝!ただし、こちらはあくまで輸入代理店なので購入は小売店経由となる)。
はたしてUK8.5サイズに僕の足はシンデレラとなれるのか。
思い込んだら一途の気持ちが勝りましたね
ピッタリおおたら良いのにね
同じHanWag製の上位モデル、Ferrata Combiっていうのがピッタリサイズでサンプルとしてあったので、それも履かせてもらった。フィット感は全く問題なしやった。目当てのPadile Combiと同じタイプのVibram底だけど、アッパーが少し幅広に作ってあるとのこと。ただ、Ferrataは7百数十グラム、一方のPadileは5百数十グラム。2百グラムの差は大きいもんなあ。。。8千円プラスの値段もなあ、、、
Padileの0.5サイズ上を履いたけど狭いとは感じなかった。ただ、つま先が余る感じで、経験あるけど、大きいサイズの靴履くと蹴っつまづくし、、、。同じPadileの0.5下は履いた時、足入れに問題は無かったけど、踵に指が入れたらきつきつ。ほんま、0.5のプラスマイナスで全然違うわ。靴は履いてみんと判らん。
まあ、一途、っていうか、あれやね、コケの一念。
そんなのに、よう付き合うてくれました。感謝。