Asahi.comより
http://www.asahi.com/articles/ASH6L51FXH6LUEHF00C.html
まずは上記の記事にアクセスして写真を見て欲しい。
この記事、「就活する君へ」となっているけど、、、
始め、師匠を持たず独学で飴細を工極めている彼は「就活」とは無縁じゃね?と思った・・・
が、大学に進学せず高専へ行った時点で超早期就活準備を開始しているな。しかも、卒業後は刺激を求めて「花火師」に。う~ん、、、やっぱ普通じゃない。
それも辞めて、家族に怪しまれるほど半ばひきこもりながらの飴細工独自研究。リアルすぎるヘビやらヌラリとしたオタマジャクシを誰か舐めるのだろうか、、、WWW(冗談じゃなくほんとスゴイ!)。
それより何より、会社を辞めたあと 「自分は何がしたくて、何をすべきなのかを整理することにして、貯金を切り崩しながらの生活」 だったという冷静さ、客観性!(勤めを辞めて30年。以来ずっとプ〜タロの僕にはとても真似できない・・・(;´д`)トホホ…)。
その中から彼が思い至った 「飴細工は江戸時代以前からあるストリートカルチャーで、時代に合わせて進化してきました。伝統工芸としての価値にぶら下がっていても衰退するだけなので、千年先を見据えて作っていくつもりです」 という言葉は本物だと思う。
追記(Facebokコメントへの返信):
彼の作品はスゴイですねえ。そして、そのすごさは技巧だけの話ではないと思います。
彼が師匠につかず、ネットなどからの情報だけを頼りに独学でここまでの技術を習得していながらも、伝統工芸に自分の仕事を位置づけしているのは謙虚だし、しかも伝統工芸というエスタブリッシュメントにもたれかからないところが、なにしろカッコいいですね。
そういう自分と社会との関わり方という抽象的で内省的な洞察や分析の能力があるからこそ、あの金魚をはじめ動物たち具象の写実的表現ができるのだろうと思います。