登山靴の中敷きを作ってもらった。
家からそう遠くないところに医療用の靴を作るシューズハウス ニワという店があって、病気や怪我で足に問題を抱えていてもちゃんとした靴を健康保険適用で誂えることができる。
もちろん僕は保険とは関係なく、趣味の道具としての登山靴を、たとえ既成品でもせめて山の中で足が痛くなるリスクを少しでも減らしたいと思っただけなんだけど。
学生のころのような、足を靴に合わせろなどという軍隊まがいのことがまかり通っていた(しかも、それを根性なしの僕ですら実践していた)時代じゃないし、第一、身体中がもう無理の利かないオイボレだから、ここは一つ、財布に無理をしてでも、、、というわけ。
いまどきの登山靴は、先のKeenの靴もそうだったけど、ほとんど馴らしが要らないほどよく出来ている。それでもどうやら今の時代、登山靴のインソールを入れ替えるのは普通らしく、山道具屋さんにもあれこれ種類が豊富。既成品の値段もピンキリで5~6000円のものも普通にある。
僕が誂えたのはその倍もするのだけど、一度石膏型をとり、コンピュータにデータを登録しておけば、あとは半額の5000円。何足分か作れば既成品とさほどかわらなくなる。。。(と、自らと軽くなった財布に言い聞かせるのだけど、さて登山靴をそうそう何足も履きつぶすほど山へ行くのかいな。。。
10日ほどで出来上がり、先日、店で仮合わせした。表面に黒い馬革が貼られていて履くときに滑りがよく、微妙な吸湿性もあるとか。たしかに、しばらく履いているとしっとりしてスルスル滑る感覚はない。いいかも。
で、一度持ち帰って半日ほど家の中で慣らしてみた。今日、気になる部分を整形してもらって、今もって帰ってきて履いているんだけど完璧。まるで誂えたようにピッタリ、シックリ!!
ていうか、誂えたんだった。(笑)