[facebook/instagram/twitter] もうずいぶん前になくなったんだけど、堺町通六角辺りに「サロン ド テ ストリップ」と言う、とんでもなく浮世離れしてユルいカフェがあった。非常階段みたいな外階段を3階か4階だったかまで上がって店に入る。輸入雑貨やファッションものが並んでいて、その奥にソファーやテーブルが無造作に置かれているだけ。そこがカフェになっているんだけど、よく店のスタッフが座ってだべっていた。シーシャ(水パイプ)やタジン料理のメニューにあっていかにも北アフリカ、とりわけモロッコの雰囲気が充満していた。(モロッコ行ったことないけどねw)僕はタバコを吸わないのに、フルーツフレーバーのシーシャから漂って来る煙は嫌じゃなかった。アラブじゃないけど昔行ったトルコやイランのチャイハネを思い出させてくれた。いつも頼んでいたのはミントティーだった。注文するとスタッフのお姉さんが屋上に上っていく。見たことないけどミントがたくさん生えていたらしい。ガラスのポットに鮮やかなミントの葉がぎっしり入って出てくる。溶解飽和量を超えるザラメ糖も僕には嬉しい甘さだった。いつの間にかなくなってしまったサロン ド テ ストリップを思い出しながら、野っ原で摘んできたミントでミントティーを淹れて飲んだ。 (from Instagram) 2019年9月17日 okamoo コメントする