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鞍馬から花背峠に至る途中に、百井別れという酷道477号線がV字カーブする部分がある。回転半径の大きい四駆などは一発で曲がりきれず、切り返さないといけないほどの難所。それも、国道から脇道に逸れるのならわからないでもないが、一本の国道上にあるカーブだ。ここから百井という数軒しかない集落まで軽四ですら離合の困難な、ほとんど林道と言っていいような山道。

先日来の豪雨で鞍馬⇔百井別れの間が土砂崩れによる通行止めになり、花背に住んでるのに運転が拙い知り合いが、この難所のカーブから百井を経由して大原、京都市街地方面に出たい、と動画で下調べをしていたら、、、


Youtube Inocchi Vlogより無断拝借 Inocchiさんありがと。


安物ヘッドセットのトラブル

友人とSkypeやった後に、なにげに鏡を見たら耳やその周辺に海苔のカスのような欠片がいくつもくっ付いていた。最近、海苔は食ってないし、何だろうと手にとって見たら、さっきまで被っていたヘッドセットのパッドの偽レザーから剥がれたビニール系の皮膜だった。

買ってから何年も経ってないのにこのありさまかよ?百均の安物だったら諦めもつくが、気分わるいな、、、。と、ふと椅子の背もたれを見たら、カバーがわりに使っているチーズクロス(ガーゼ)が目に入った。これを耳あて部分に被せてやれば剥がれ落ちるカスも気にならないし「耳触り」も良くなる、、、はず。

善は急げ。どこで貰ったのか忘れたけどチーズクロスは掃いて捨てるほどある。今回は、椅子の背もたれカバーに使った後、選択してぐだぐだになっているものを使った。このほうが柔らかいし。

 

元々、折りたたまれていて数枚重なったチーズクロスをそのまま正方形に切り、耳あてに被せ、荷造り紐で縛り付けた。紐とガーゼは隙間に押し込んで、はみ出た余分を切り取り、切り口をまた隙間に押し込んで完成。

かけてみたら非常に心地よい。もとより音質なんぞ関係ないので、これから夏には汗で濡れたり蒸れたりしないのが一番!

めでたしめでたし、どんどはれ!


マウスのチャタリング修理

チャタリング(接点異常でマウスボタンを押すとダブル/トリプルクリックのようになる現象)が起きた無線マウスをもらったので修理してみた。

裏側の摩耗状態から使用時間は少なそうなのに、、、案の定、使いにくい。チャタリングもそうだけど、左ボタンは強く押し下げないと反応が鈍い。で、やっと反応したら単に選択したつもりのファイルが開いてしまう。ファイル名をシングルクリックで変更することもできない。

以前に、長らく愛用しているLogicoolのM500という有線マウスのチャタリングを直したことがあるが、あれはマイクロスイッチの交換というハンダ付けを伴う本式の修理だった。今回は、マイクロスイッチの内部に発生したカスやゴミを「接点復活剤」のスプレーで洗い流して清掃するだけにとどめた。これならネジ回し一本で事が済む。(実際は、スプレーはもちろん、ピンセットやカッターナイフなども要るのだが、、、)

やったことは以下の順序:

  1. マウスのスイッチをOFFにして、裏蓋を外し電池を抜く。
  2. マウス裏側前方の一番大きいソール(滑り)を剥がす。(剥がし始める取っ掛かりに注意)
  3. 電池ベイのシールを半分剥がして下にあるビスを露出させる。
  4. マウス裏側に見えているビスを5本すべて外す。
  5. マウス上部のカバーを外し、コネクターを抜く。
  6. 左クリック側マイクロスイッチのカバーをこじて外す。(フックのキャッチ折れ事故発生)
  7. 内部が露出したマイクロスイッチの回りをティッシュペーパーで養生して接点復活剤を吹き付け、溢れたスプレー液を拭き取る。
  8. マイクロスイッチのカバーから白い押しボタンのプラ部品が脱落しないよう、テープで留める。
  9. マイクロスイッチカバーをマイクロスイッチに被せる。
  10. 以下、コネクターとボディーカバーを復旧し、ネジ留め、シールとソールの貼り直しで作業完了。

2番めのソール剥がしには、固く固着した両面テープを上手くマウス側から分離するために、縁取りが切り欠いてある「取っ掛かり」部分から尖ったものを差し込んで剥離し始めるとよい。

尖った道具を縁取りの切り欠きからソールの下に差し込んで剥がす

6番目の「事故」とは、元々分解することを想定していないマイクロスイッチのカバーを引き剥がすときに、フックの受けがひび割れてしまったこと。ゼリー状の瞬間接着剤をボタ盛りして対処。

さて、ファイルアイコンをクリックしても選択されるだけで、うっかり開いてしまうということは無くなった。ファイル名の変更もクリックで受け付けてくれる。使用頻度の少ない右クリック側と比べて左側はスプリングが若干ヘタっている感は否めないが、実用に不便はない。いよいよヘタってきたら、左右のマイクロスイッチを入れ替えるか、新品部品に交換すれば良い。(ハンダ付けがメンドクサイから今はやらないけど、、、)

メデタシメデタシ

あれはどんどはれ!

 

 

 


偽マックをなだめすかす

この一見なつかしいPower Macintosh G3の「ような」マシンは、素性が素性だけになかなか言うことを聞いてくれない。(写真は数年前のOSがEl Capitanの頃のもの)

まず、ちゃんとスリープができない。いろんな要素が絡まっているらしく、あれこれ手当してみたが眠らせると二度と起きてこない。いや、現状では起きようとするのだがスクリーンがブラックアウトしたままなので、目を瞑ったまま歩き回る夢遊病者のようなもんだ。(手当をする度に症状が変わる!)

ただ、地下室に在って常に使うものじゃないのと、SSDとCore i7のCPUのおかげで電源OFFの状態から起動するのに30秒ほどしかかからないので、スリープなしでもさほどの不便はない。

別の問題のほうが深刻でときどき手を焼かされる。システムを終了するときに「再ログイン時にウインドウを再度開く」のチェックを外しているにもかかわらず次の立ち上げで終了時のアプリが再現され、しかも終了のプロセスまで辿ってくれるもんだからあれよあれよと言ううちにシステムが終了してしまう。あとは、なんど立ち上げても同じことの繰り返し。

リアルMacならNVRAM/PRAMをリセットすると何とかなるのかもしれないが、夢見てるような偽マックにはそんなものは無い。仕方なくClover(boot loader)のブートオプションに-x(safe mode)付けて立ち上げて、偽Macの記憶こびり着いている訳のわからんものをクリアするしかない。しかしこれは十数秒ほどのPRAMクリアと違い下手すると数分かかる。そんでまた再起動。

そうしょっちゅう起きる症状でもないので長らく放ったらかしていいたが、ふと、窓やタブをいっぱい開き散らかしたFirefoxや重たいグラフィックソフトなど、終了に時間がかかるものを、ちゃんと閉じずにそのままエイヤッ!とシステムを落とすと、こうなるのではないか、と思いついた。なら、丁寧に全てのアプリを閉じてからシャットダウンすれば良いだけのことなんだけど、根が面倒くさがり屋なもんで、、、

そこで開いている「アプリを一発で全部閉じる」方法を考えてみた。かつてMacにはそういう3rd パーティーアプリがあったような気もするが、そんなの探さずともApple Scriptでなんとかなるかもしれない、(とは言うもののApple Scriptなんて勉強したこともないけどね)。MacにはAutomatorという、いろんなことを自動化してくれるアプリが標準で付いていて、スクリプトを動かすワークフローやアプリを作ることができる。調べてみたら「全てのアプリケーションを閉じる」というのがプリセットで用意されていた。これでアプリをでっち上げることができる。

ついでに、同じアプリに「tell app “Finder” to shut down」つまり「Finderアプリにシャットダウンするよう告げよ」とスクリプトを書き込でやれば手間が省ける。しめしめ、と思ったが、一応、Automatorに突っ込んだ順で実行されるのだけど、最初の全てのアプリを閉じるのがどんだけの速さで行われるのか判らん。お片づけxxxxxが終わらないうちに次のスクリプトがちゃちゃっとシステムを落としてしまったら、元々の問題を再現してしまいかねない。そんじゃあ、わざわざアプリまででっち上げて、何をやってるのかわかんねえじゃん。ということで、さしたる根拠もなく、スクリプトの実行を5秒遅らせる「delay 5」というおまじないも入れておいた。

はたして、今のところ偽マックのお目覚め(ていうか、スリープじゃないから生き返りか?)は快調そのもの。

最後の仕上げに、Automatorで作ったアプリはAutomatorのアイコンになってしまうので、適当にでっち上げたアイコンと入れ替え。(Terminalのコマンドに「iconutil」というのがあって、これで画像をアイコンにしたり、アイコンを画像にもどしたりできる。どうでもいいけど、まあ、結果的にとても品のないアイコンになっちゃったけど、、、動けばよしと)

 


親指の故障

トイレの修理中に起こった突き指で、2週間経った今も左手親指に痛みが残る。

普段の生活にはさほど影響がないんだけど、バイオリンを弾くと「あれ?」ってなことになる。本来、親指はバイオリンの弦を押さえるのに使わないから添え物のようなもんで、普通に演奏する分には問題ない。ところが指板の高いポジションに行くと、親指をボタン(ネックの付け根)に引っ掛けて人差し指との間をうんと広げないといけない。ところがこのV字の角度が以前のようには開いてくれないのだ。

無理やり開くと痛くて飛び上がりそうになるから演奏どころではない。湿布や抗炎症・鎮痛の塗り薬も気休めでしかない。うーん、もうこの楽器は弾けないのだろうか、、、

まあ超高音を弾かなきゃいいんだけど、最近よく練習する『The Song of the Birds』のちょっと込み入った和音が入ったやつとか『Transylvanian Lullaby』はやたら高い音が入ってる。前者などはA7(440Hzのラから3オクターブ上)というとんでもな高音で、指板の端まで行って、落っこちそうになって終わる。今まではそこまで何とか届いていたのに、、、。

チェロみたく親指をネックの下から外してしまうという手もあるにはあるけど、どうも僕はポジションを指の開き具合で憶えているのか、上手く音程がとれない。共鳴胴がないので楽器の機能としては必要のない、ネックの付け根の「肩」にあたる部品を外してしまえば少しは楽になるかもしれないけど、ここに手のひらを当てることでやはり指の位置をしっかり固定できるから、それも上手くないし、、、

便所の修理は高くついたのかも、、、(;´д`)トホホ…

これくらいなら痛くない。
ここまで来ると激痛! (親指をボタンの位置から外しているのが見える)