「偽道具」カテゴリーアーカイブ

Fiat 500 ドア塗装

前のオーナーが変なクッションみたいなゴムパッドを助手席ウィンドウの下に貼っ付けてので、引っぺがしたら、ケロイドみたくなってしまった。

スポンジやら接着剤やら汚い色とりどりで醜いし、助手席に人を乗せると、みな「ゲッ!?」みたいな顔するんで、残渣も金属スパチュラでこそげ落としてやった。

クッションの剥がし跡。スポンジやらボンドの残渣が醜い。

いかんせん、やり方が荒いもんでボンドやスポンジの残りカスをゴリゴリ剥がしたら鉄の地肌までいっちゃった。もう塗るしかない。ちょうど前の修理の時板金屋さんから、余った色合わせ済みペイントをボトルでもらっていたので、塗ってやった。

とりあえず完成。タッチアップ跡は遠目にはわからない。でも助手席からは新旧塗色の差が丸見え。ま、夜しかパッセンジャーを乗せなきゃいいんだ!

剥がし跡をサンディングして平らに均してから、2年も放ったらかしてあった塗料を安物刷毛で、ほぼ「なすくりつける」ように手塗りしたら、案の定ムラムラ。それで良しとしようと思ったが、やっぱ目立つ場所だし、、、

手塗りしたらこの有り様、、、

ちょっと時間ができたので、昨日から何度か塗り重ね、サンドペーパーでムラの砥ぎ落とし、また塗るを繰り返して、さっき最後に水研ぎで平滑化。。。したつもりが結構傷が浮き出てくる。塗料に水滴でも入ってたか、それとも、付着した虫を無視したのがわるかったのか、、、

600番の耐水ペーパーに当て木をして荒研ぎサンディング
左側(奥)が荒研ぎ済み、右側(手前)塗りっぱなしのムラが酷すぎ。
800, 1000, 1200と番手を上げて研ぐ

あと、もらった塗料は日焼けして少し黒ずんだエクステリアの塗色には完璧だったけど、内装の塗膜は色あせしてないので、微妙に違う、、、くっきり境目が出てしまった。汚れじゃないからコンパウンドで磨いても消えるはずもないし、、、

コンパウンド磨き
タッチアップ塗料の色が暗い。外部の日焼け色に合わせた調色だった、、、

ま、元が小汚い雑巾みたいな有り様だったこと思えば1000倍もマシ。きっと次に助手席に乗る人はわかるまい。


山歩き案内+温泉回想

 早朝一番のバスを降りて長い林道のアプローチを終え、登山口と書かれた道標と営林署の注意書き看板の前を通り過ぎ、暗い植林の谷に入る。よく手入れされた杉林の中を伸びている、油が乗って滑りやすい木馬道を上り詰めると、終点で左手の沢に降りる。水量の豊富な流れを右岸へ渡渉し、ナタ目のある大きなブナの木の横からそのまま背丈ほどもあるササ藪の急斜面を直登する。
  
 藪漕ぎを終えるころ斜度が緩くなり辺りは広葉樹のまばらな明るい林にかわる。間もなくよく踏まれた古いユリ道に飛び出る。左はもと来た登山口へ、右へは石仏を経て一本杉のある峠へ続いている。
  
 平坦で歩きやすいユリ道を右に取りしばらく行くと、斜面に埋もれるようにして小さな石仏が2体並んでいる。峠まではもう少しで、樹々の間からは背の高い一本杉が見えるが、峠からは眺望がないので、ここで再び斜面に取り付いて分水嶺の稜線を目指す。石仏に向かって右手から入るケモノ道のような踏み跡が見つからない場合は峠経由で稜線を辿るもよい。
  
 混合樹林を抜けて痩せ尾根の稜線上に出たら道を左へ登る。登り切った頂上は10畳敷ほどの草地で、5万の地図には独標の表示があるが道標も標柱もなく、生い茂った草の様子からあまり人が訪れていないように思える。しかし標高はさほどでもないが周囲は落葉樹の灌木ばかりなので冬は特に眺めが良い。ここでちょうど昼になる。
  
 そのまま尾根を縦走すれば登り下りを繰り返して次第に高度を下げ、途中で道は尾根筋を離れて先に横切ったユリ道と合流する。続けて下ると登山口に戻る。
  

 山頂から尾根道を取らず尾根と直交するように乗越すし、もと来たのとは違う水系の斜面を下る。周囲の植生が劇的に変わるので中央分水嶺を越えた実感が湧く。またこの辺りにはシカの鳴き声やキツツキの音がよく響いているし、木の幹にはところどころクマの爪痕も見られる。運が良ければカモシカにも出くわすことがある。
 

 斜面を下り始めてほどなく暗く大岩の多い谷に出会う。後は谷に沿って下るだけなので道に迷うことはないが、小滝が連続しているので巻道を見失わないよう注意する必要がある。冬期は、積雪が登ってきた側と比較にならないほど多いので、輪カンジキの着用と長時間のラッセルで登り以上の体力消耗を覚悟しなければならない。

下るにつれて踏み跡から小径になり、それが轍のある細い林道に変わる。下りきった谷が開けて扇状地になる所に10軒ほどの小さな半農半林の集落があり、地方鉄道駅へのバスも来ているが休日運休どころか、週に3日だけ朝夕1本ずつの運行であることに注意。さらに積雪期は運休になるので事前に問い合わせしておくべきだろう。スケジュールが合わなければ駅まで、アプローチの林道以上に長く退屈な歩きが必要となる。

中央分水嶺を越えるコースを辿ってその日の内に家に帰り着けたら幸運である。ただ、途中で寄り道して、神社前のバス停がある三叉路でバス道を離れ、さらに奥まった山中にある一軒宿の温泉に浸かるのも良い。年寄り夫婦のやっている数部屋しかない小さな温泉宿だがいつも空いていて居心地が良い。入浴と休憩だけもさせてもらえるが、どうせバスは無くなっているし、のんびりしていると歩いて駅に着いたとしても最終列車の時刻も過ぎてしまっているので、そのまま泊まって帰ることになる。

話下手で腰の曲がった主人に案内されて、ギシギシとうるさくきしむ渡り廊下を渡った先の小さな古い木造の離れが浴室。3人がやっとの狭い湯船の枠は檜のようだが温泉の成分で黒く変色している。温泉とは言うものの実は冷泉で沸かし湯だが、ほんのり硫黄の匂いがする肌当たりの良い泉質だ。ぬるくてしっかり長湯ができる。

湯上がりに、二の腕に擦り傷ができるほどバリバリに糊の効いた浴衣を着て、老女将が摘んだという山菜の田舎っぽいがどこか懐かしい手料理をいただいたら、後はもう寝るしか用事がない。新聞は来ないらしく、宿に一台きりの食堂のテレビは5年前の落雷で壊れたままだというし、他に客もおらず、主人夫婦は食事を片付けたらさっさと寝てしまうので、このあたりの山や村の面白い話も聞けない。早寝して翌朝また街道へ出て、バスか歩きで駅に向かうことになる。

 渓流のせせらぎが聞こえる部屋に戻り、少し湿った重い布団に潜り込んで目を瞑ると、今まで歩いて来た山の情景が思い浮かぶ。
 

 

なんちゃって、、、


2001年宇宙の旅、2015アップルiMac

2週ほど前、知り合いから iMacのメモリを増加するのを頼まれた。どうということもない簡単な仕事だったけど、蓋を外してRAMの差し込みスロットが付いた可動式のラックを引っ張り出すときに、なんでかデジャヴみたいな感じがしてしかたなかった。

白いエンドのレバーを引いて、メモリスロットのラックを引き出す

あ、そっか!あのポッドじゃん– 『2001年宇宙の旅』の映画の中で、宇宙船ディスカバリー号の収納ハッチからEVA(船外活動)ポッドが出入りするシークエンスが何度か描かれているじゃん。

http://i.ebayimg.com/images/g/gy0AAOSwD0lUgmI6/s-l500.jpg

iMacのRAMラックがRAMの収納ベイから出てくる様は、ポッドがベイから押し出されるのと似ているし、そのうえポッドのロボットアームを思い起こさせる1対のレバーまで付いているし。

メモリ・ベイの蓋
RAMのラック(収納時)
RAMのラック(展開時)

まあでも、ポッドは白で、球状だし、円形のハッチの中に収納されている。一方、iMacのRAMラックの形といえばポッドのそれとは似ても似つかないし、RAMベイの蓋も長方形だ。(ただし、その角は丸められていて、それ自体ちょっと「宇宙っぽい」ものなんだけどね。)

https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/474x/52/bd/82/52bd82e409f67b3998bfb7f45dcc371d---a-space-odyssey-sci-fi-movies.jpg

僕が上に書いたことが解せないって人もいるだろな。でも、単にイマジネーションの話をしてるんで、イメージ力が無いのなら、べつに僕の妄想を押し付けるつもりも無いけどさ。


追記:(EVAのポッドに絡めて、、、)
この映画にはベゼルの細さや薄さから見てiPadより更に進んだタブレットとおぼしきディバイスが何気に登場する。iPadやiPhoneのご先祖さまがiPodなんだけど、現在のiPod touchはそこまででかくないな。。。

「2001 space odyssey Tablet」の画像検索結果


2001 Space Odyssey, 2015 Apple iMac

A couple of weeks ago, a friend of mine asked me to soup up the RAMs of her iMac. It was nothing special– rather an easy job,  but for some reason, I couldn’t shake off a déjà vu sort of feeling as I was removing the lid and pulling out the movable rack with RAM slots.

白いエンドのレバーを引いて、メモリスロットのラックを引き出す

Aha! the EVA “pod”– in the movie “2001: A Space Odyssey”, there are a few scenes that depict the egress and ingress sequences of the pod at the bay hatch of the spaceship Discovery.

http://i.ebayimg.com/images/g/gy0AAOSwD0lUgmI6/s-l500.jpg

How the RAM rack comes out of iMac’s RAM bay resembles the way the pod is pushed out of the bay, and there are even a pair of levers that remind me of the pod’s robotic arms.

メモリ・ベイの蓋
RAMのラック(収納時)
RAMのラック(展開時)

Well, the pod is white, globular and stored behind the circular hatch, while shape of the iMac’s RAM rack is not even close to that of the round pod, and the lid of the RAM bay is rectangular. (BTW, the corners of the lid are rounded, which as such is another “space-ish” stuff, though.)

https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/474x/52/bd/82/52bd82e409f67b3998bfb7f45dcc371d---a-space-odyssey-sci-fi-movies.jpg

You may not find what I’ve written above is reasonable. However, what I am talking about is just a matter of imagination. I you are lacking an imagination power,  I am not about to push my hallucinative fancy against you, though.


P.S.   (talking about the EVA pod and… )

There are some terminal devices that seem to be a kind of tablet PC. With their bezels and bodies so thin, those tablet PCs look more advanced than present day iPad and Android tablets. Although the iPod is the ancestor of all those iPads and iPhones, today’s iPod touch isn’t that big to be compared with the ones in the movie.

「2001 space odyssey Tablet」の画像検索結果


小銭入れ

根が貧乏性で、小銭入れごときに金を掛けたくない、、、だから、よけい金が入ってこないのだろう。。。(;´д`)トホホ…

数年使用した古い小銭入れ

母親がサプリなどのパウチを小銭入れにしていたのを思い出して、自分なりに使いやすく改良したものを、ここ数年使っている。袋そのままだと深すぎて、小銭をその都度ぜんぶ手のひらの上に取り出さないといけない。

改良、という程のことでもない、ちょっとした工夫。底を内側に折り返して、上げ底にすると人差し指と親指が届く範囲に硬化がある、という具合。しかも折り返した部分が内部で中仕切りになって、小銭と折りたたんだ紙幣を別けて入れておける。

物が物だけに長持ちしない、、、と思ったが、考えてみたらもう3、4年は使っただろうな。

しかし、なんでこんな変なサプリの袋がうちにあるのか、、、(ヒアルロン酸の空き袋がまだ1枚あるから数年後にもう1度使えるな)