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シベリア鉄道の車両と座席配置

旅に出る前に、座席の窓が北に面しているのか、それとも南向きか、なんてくだらないことに思い悩んでる記事を書きかけていた。結局、準備で忙しかったのか、そのまま忘れて投稿せずにいた。それが下書きとして残っていた。。。

以下、書きかけをそのままUPする。


ウラジオストクからモスクワまで6泊7日で走る優等列車のロシア号じゃなく、一日余分にかかる099Эという鈍行の3等開放寝台に乗る。

http://www.transsib.comより

 

3等はドアもカーテンもない開放式の座席(寝台)。通路片側には、窓ごとに1人掛けのシートが小さいテーブルを挟んで2座席配置され、夜は通路に並行して上下2段の寝台になる。反対側はやはり窓ごとの4人区画で、ベッドにもなる2人掛けベンチシートがふたつ向かい合わせで通路と直角に置かれている。その上にはベッドがふたつ。更に最上段は荷物置きになっている(20年前のイルクーツク~モスクワ間はここにも人が寝ていたと記憶がある)。

4人区画はきっと賑やかだろう。意気投合すれば楽しく旅ができるが、ウマが合わなかったら一週間はきびしい。1人掛けの方はその心配はないが、常に通路に露出しているので人が通るのがウザいかも。しかも、下段は寝ているすぐ横が通路なのでひどい寝顔を人に晒すことになる。2人掛けベンチシートの方は足を通路に向けて寝れば問題なし。

下段は昼間座席になるので朝になると寝具を片付けないといけない。上段は敷きっぱなしで、好きなときに上って寝れる。逆に、下の人が寝坊助とか無頓着でいつまでも寝具を片付けなかったら、下りて行ってどけて、とは何となく言いにくいし、、、。

4人掛け区画のテーブルは4人で使うには小さいので窓側の人はフルに使えるが通路側の人は目の前にテーブルが半分しかない。通路の反対側の1人席のテーブルは更に小さいが、確実にテーブルを確保できる。

で、なんだかんだ迷った挙句、結局、僕は1人掛け座席の上段を取ろうと思ったんだけど、これが北側なのか南側なのかがよく判らない。

つまり概ね東西に伸びるシベリア鉄道の車両内部で3等1人掛け座席は北側の窓にへばり付いてるのか、ということ。日当たりの良すぎる南側ならいやだなと。それで、あれこれ検索してみたけど、車両ごとの座席配置図は出てくるものの、その車両がどっちに向いてるのかが示されていない。

思いついたのは、昔乗ったウラン・ウデ〜イルクーツク間にあるバイカル湖のこと。西行きの列車からは進行方向右手側に見える。あの時はコンパートメントだったので、通路へ出て眺めたような気がする。静止画で進行方向が判らないので、Youtubeで片っ端から調べたら、やはり


以上。

20年近く前に乗ったときの記憶を頼りに上手く希望の北側座席を取れたし、線路と平行に寝る通路沿いの上段のベッド、というその選択も正解だった。(昼間は下の通路でいろんな人と出会えるし、夜は一人でゆっくり寝れる。上段は寝床をたたまなくてもよい)

下の写真では、まるで非人道的な強制収容所かなにかのように見えるが、上の記事で心配したような「同じ顔ぶれで一週間続く」ということはなかった。つまり、ウラジオストク〜モスクワをぶっ続けで乗り続ける人は少ないということ。(当たり前か、、、w)

逆に、長い旅路を続ける中で、区間乗車してくるローカルな人の千差万別なこと。外国人旅行者やロシア人はもちろん、少数民族や旧ソ連の国の人々、、、

僕はロシア鉄道から直接Eチケットを買ったけど、日本の旅行会社は三等寝台のチケットを手配しないという。「危険」とか「治安」とか理屈を付けているらしいが、要は儲からないのだろう。これほど開けっぴろげな場所で、何が起きるというのだろうか、、、

入れ替わり立ち替わりだけど常に満員の車両の中は、54人の乗客が和気あいあいと食べ物をシェアしたり、多言語であれこれ話をしたり、飽きることのない旅空間だった。

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まだまだついてる!

ロシアビザが発給されるまで、交通機関の予約を控えていた。。。(ほんとは逆なんだけど、、、)  

船で鳥取の境港からウラジオストク行くつもりが、さっきフェリー会社に電話したら何と、「マンセキデス」って、、、キャンセル待ちもできないって、、、ガ~ン!!!  

仕方ない、ウラジオストクでの列車乗り継ぎが悪くて一泊しないといけないけど、次週のにするか、、、と気をとりなおして、一分後にもう一度電話をかけた。  

そしたら同じお姉さんが出てきて、中継港の韓国東海までなら空きがあるって、、、なんでもいいや「それちょうだい」って口から出そうになったその時、オペレーターのお姉さんが「ア、チョトマテクダサイマセ・・・ア、イマ、セキガアキマシタ。ゴヨイデキマス。スグヨヤクナサイマスカ?」って。。。  

するする〜!やるやる〜!  

パスポートの情報と連絡先を言うだけで予約完了。うれしー!!!しかも、無駄に歳をとったおかげで、シルバー割引だと。。。(これも喜ぶべきか?)  

いま、確認メールが来た。Tatianaちゃん(オペ姉ちゃん)ありがと!(ロシア名だけど、どんな人かな気になるなあ、、、彼女の「ヨカタデスネェ」にグッときたな。)  

なんにしても、ウラジオストクまでは行けること確定。前に途中で止めていたシベリア鉄道の予約をさっそく開始しよう。(こちらは人気の特急ロシア号じゃなく、鈍行列車なので座席がスカスカに空いている。それも3等開放寝台ね。)


ロシアビザ

火曜日は大阪のロシア領事館のビザ発給時間は12時半までとなっている。午前中ダラダラしていたら出かけるのが遅れて、豊中にある領事館近くのコインパーキングに着いたのは12時半を少し回っていた。  

慌てて電話したけど「時間が過ぎてるからダメ」って。当たり前だな、役所だもん。でも、そこを何とか、、、とねばっていたら「申請か?それとも受け取りか?」と聞かれた。おっ、脈がありそう。受け取りと答えたら「ちょっと待って」と言われてそのまま電話が切れてしまった。もう一度かけなおしても同じ状態。  

そうしているうちに領事館まで来てしまった。門の前には日の丸担いだオヤジが一人で何やら抗議していて、警備の警官が前回より多い。門に近づいたら警官に制止され「ビザ申請は12時半まで終わってるからダメ」って言われ、開けてもらえない。いつから日本の警察はロシアの下請けになったのか?とは言わず、「電話してあるから大丈夫」って言ったら、意外とあっさり入れてくれた。うん、確かに電話はしてある。返事はもらってないけどね。だから確かめに来たのさ。(大丈夫か、警察)  

領事館の中に入るとロシア人のお姉さんがにこやかに待っていてくれて、日本語で「どうぞ」とビザのシールを貼った僕のパスポートを渡してくれた。彼女のお昼休みを5分ほど削っちゃったのは申し訳なかったな。。。お詫びにランチにでも誘えばよかったか、、、(笑)

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要塞みたいにゴツい白壁のロシア領事館の外に出てビザをパチリ
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ロシアビザはスタンプじゃなく、シール。ホログラムとか入っていて、20年前とはずいぶん変わったな。。。

Optimus 123R Sveaのカバー

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これまでスベアのカバーはもう履かなくなったラグビーシューズの袋を使っていたが、ちょっとでかすぎる。

コッフェルを一人用の小さいものに変えたので、スベアがその中にすっぽり入る。ナベの内部コーティングに傷を付けないため、スベアを袋に入れる必要があるが、食器の中に靴袋はなあ、、、それに元から大きいので余った部分が入りきらないし、、、

で、思い付いて専用のカバーを縫うことにした。

でっきるかな?でっきるかな♪   

むふっ!ピッタリできた。

(だれもこれが破れたアンダーパンツの端布だとは気がつくまい。。。って、靴袋とどんだけ違うねん!てへ)


Optimus 123R Svea クリーニング

オプティマスのストーブを整備してタンクは新しくなたけど、長年の赤ガス(自動車ガソリン)使用で煤けた真鍮製風防は真っ黒け。  

円筒形の風防の中には仕切板があって、これがバーナーの炎からタンクの加熱を防いでいる。タンクはある程度温まらないと燃料がバーナーへ押上げられない。かと言って熱けりゃいいというものでもない。一昨年は、安全弁の不調で危うく爆発するところだった。仕切板が黒いってのは熱を吸収するので良くないかも。  

なので、黒いままよりは、せめて中仕切板だけでも綺麗に磨いて熱を反射させてやろうと思った。(もっとも反射云々は実効性ではなく、気休めなんだけどね。煤は赤ガスに含まれる添加剤のせいでなんとなくベタベタした感じ。だから、おそらくこの添加剤が安全弁固着の原因だろう)  

もとより「道具は使えりゃええ。ピカピカに磨く趣味なんぞ無い」、つまり整備はするが清掃はしない、という信条。きったなくて平気。とはいうものの、やり始めたら妙に熱中したりもする偏った性格なんで、つい。。。(笑)  

中仕切りだけ磨くつもりで、冷蔵庫の中で長年眠っていた安物の醸造酢を薄めた液を作ったら、作りすぎたので風防をまるごと浸けた。液面が低く全体が沈まないのでキッチンペーパーで露出部分にも液が回るようにした。しばらく置いて古歯ブラシでこすったら煤が落ち、真鍮の地肌が見えてきた。それでも落ちないところは台所クレンザーと砂消しゴムでゴシゴシ。ああ、なんとも気恥ずかしいほどピッカピカ。25年物とは思えないね。  

見た目はチャラくなったけど、オマケとして、粘り気のある煤(スス)が取れて、ストーブ扱うときに手が黒くならない(笑)、さらには風防の脱着がスムーズになった。  (中仕切りが真鍮なのに赤みを帯びているのは、酸性液に析出した銅が再度真鍮表面に沈着して銅メッキ状態になっているから)  

山屋さんの世界では今や軽くて扱いやすいガスバーナーが主流の中で、100年も前に開発された手間のかかるガソリン燃料のSveaを使う。これ、お洒落(と自分では思うんだけど、、、ただの頑固と人からは言われるだろな)。  

ちなみに、Sveaというのはスウェーデンを支配したスウェーデン人のこと。英語のSwedeという単語の元になった民族の名称だそうな。かの地では女性の名前にもなっているとか。これからはSvea嬢と呼んであげよう。

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