「どこにもドア」を作ってしまった。
(ドア板そのものは知り合いからのもらい物)
このドアを開けても、そこは部屋でも廊下でも、もちろん屋外でもない。それでも敢えて一歩踏み出したら下の階の天井を突き破って奈落の底へと落下し、下手をすると天上へ昇る(あるいは地獄へ堕ちる)。
時々読む、弁護士 猪野亨さんのブログから
猪野さんは、ぼくらが普通におかしいと思うことを法律の専門家の目線で、且つ普通の人の語り口で、しかも整然と書かれている。
ちょっと古い記事だけど、安倍の普通じゃないところが炙りだされているので、引用させていただく。(ご本人には了承を得ている)
『憲法も立憲主義も知らない安倍総理、何と憲法は私だ! 憲法9条が邪魔!』
の中で執念、というか偏執狂的に憲法を蔑ろにする安倍の姿勢が挙げられている。自民党憲法改正草案、憲法96条の改正、憲法解釈の変更と手を変え品を変えしてまでも国家権力を縛る憲法に抗っていることがよく判る。
この記事の中で安倍の立憲制とは「王権が絶対権力を持っていた時代の主流的考え方」という馬鹿げた解釈が紹介されている。立憲君主制と混同しているのだろうが、絶対王権の元でその国家権力を縛る憲法などありえない。事実の誤認もさることながら、簡単なロジックの齟齬すら気付かずに国会で偉そうに発言できるこいつの愚かさ加減に辟易させられる。(この事については西日本新聞社の記事も参考になる)
さらに「憲法解釈の変更は自分が責任を持つ」と。そういえば、前にも「我々が提出する法律についての説明は全く正しいと思いますよ、私は総理大臣なんですから」などと驕った発言もある。曲がった定規は自分が曲がっているとは気づかず、直線を測って曲線だと言い張る。まるで、安倍は自分が王権でも持っているかのように振る舞い、憲法ですら自らの妄想に合わせようというのだ。真っ直ぐな憲法が自分の意にそぐわなければ、もともと妄想なんだからいくら解釈を変えても屁でもないことなんだろう。。。
こんな理不尽なことを振り回す安倍の政治生命はそう長くはない、と思いたい。ただ、こんな愚な輩に好き放題されている現状を思うと、今後もうちょっと賢い奴が出てきたら、一体この国はどうなってしまうのか。安倍降って地固まる、より山体崩壊してしまいそうな気がする。
追記:「山体崩壊」はどちらかというと火山の大規模崩壊に使われるようで、大雨の巨大土砂崩れは「深層崩壊」というらしい。
知り合いのお店のブログ覗いてみたら。。。
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