「日記」カテゴリーアーカイブ

Fiat 500 のフューズ焼損

街からの帰り、雨の中を最後の急坂に差し掛かったときエンジンが不調をきたした。家まであと100m、坂はあと10mで登りきるというところでストップ。ヘッドライトもワイパーもインジケータの照明ランプもすべてOK。エンジンだけが回らない。

バックで転がして近くの駐車場に入れ、さらにスターターを回してみるが、、、室内にビニールの焦げる臭いと白煙が充満する。すわ、火事か?!前のオーナーに改造されて、ヒューズボックスはリアシートの後ろにあり、配線がグッチャグチャ。

消火器の写真など撮ってる余裕はなかった。これは、後からとったもの。

そこから煙が出ている。すべての電気回路を切り、火が出た場合に備えて運転席下の消火器に手を延ばす。

幸い火災にはならなかったがフユーズソケットが一つまる焦げになっている。

あと100m。百メートルだけ走ってくれたらOKなので、焦げたヒューズを切り取って電線をターミナルに直結。これは、過熱の原因が他にある場合、さらなる事故の危険性があるが、ちいさなチンクチェントが燃え尽きる前に家にたどり着けるだろう。

結線したらエンジンは生き返った。工具を出したときにフロントフードのロックをしていないが、もう一度エンジンを止めて車を下りる勇気はないので、そのまま走らせる。発熱や白煙はないので大丈夫そう。

ふう。無事、帰り着いた。。。

まだ雨が続いているので、修理は夜が明けてから、、、



High Sierraの夢見

最新のMac OS、High Sierraのデスクトップ

パソコンが壊れたのは夢ではなかったが、その悪夢のような現実の後に見た夢を書いておく。(一応、Hackintoshは夢である、ということで、作法に則って、、、)

中古パーツでMicro ATXのパソコン一台でっち上げた(夢遊病)。

MoBo: AsRock H270M Pro4
CPU: Intel i7-6700 ⇒ i5-7400
GrBo: NVIDIA GeForce GT730
SSD: Samsung 840 Pro
RAM: PC4-19200 8GB ✕ 2

ここから本格的に夢。(夢の覚え書き)

前の夢から引き継いだPower Mac G3のふりをしているSierraにHigh Sierraのインストーラをダウンロードしたような、、、(夢)

USBメモリをフォーマットし、「USB」と名付けた気がする(夢)

ターミナルで魔法の呪文↓
sudo /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia –volume /Volumes/USB –applicationpath /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app –nointeraction

Cloverを摘んできてUSBにいけたように思う(夢)

「ここ」から他人の夢を覗く。そこでもらった「EFI」フォルダとEFIパーティションをマウントした中にある同名のフォルダとを入れ替えた感じの(夢)

新しい機械にUSB挿して起動したらインストールが始まった、かのような(夢)

Time Machineドライブからあれこれいろいろ引き継いだかもしれない(夢)

インストールが完了したら勝手に再起動したらしい(夢)

起動ディスクに隠されたEFIパーティションをマウントして、またEFIを入れ替えたとかいう(夢)

そしたらUSBなしに直にSSDからOS、High Sierraの立ち上がりそうな(夢)

Sierra用のMultiBeastでALC892を突っ込んだかもしれない(夢)

したっけ、音付きの夢になったとさ。

というところで、目が醒めた。。。

いや、その機械をつかってこれを書いてるから、まだ白昼夢か???


I/Oパネル自作

パソコンの後ろの各種ポートのコネクタから情報を出し入れするところは中身のマザーボードごとに配列が違うので、カバー(I/Oパネル)は固有の形態のものがついてくる。が、中古で買った今回のボードにはついてなかった。

七夕の短冊ほどのペラペラの金属板に孔が開いてるだけなのに、前にメーカーに聞いたら1500円とか2000円とか言われた。。。無くても特段困ることはないんで、そのままスカスカにしておこう、、、と思ったけど、ボール紙で塞ぐことにした。

お菓子の箱を潰して、孔の位置やサイズを描き入れた紙を貼っつけて、カッターナイフで孔を切り出し、、、おお、そうだ、アルミテープの残りがあったっけ、、、それを貼って「らしく」見えるようにして、、、

ジャジャ~ン♪!

完成。

ふふふ、、、まさかお菓子の箱には見えまい、、、。

追記:
アルミテープをボール紙全体に貼り付けた後、開口部のアルミテープは開口部より少し内側で切り、裏に巻き込むようにして貼り付けると切り口がきれいに見える。(図参照)


異境に果てたカッシーニへの複雑な想い

人の行けぬ遠い惑星や衛星からカッシーニが送り届けてくれた貴重な情報と美しい画像に僕は魅了されてきた。そして今、20年にも亘る旅の果てに土星の深い大気に沈んだ探査機の最期を想う。

カッシーニ以前に、誰がこんな土星の後ろ姿を想像しえただろう。

遥かに遠のき、小さくなった太陽を掩蔽する土星の綺麗で寂然とした背面。

カッシーニの映し出す淋しげな土星と同様に、昔々、ソ連のルナが初めて軟着陸して撮りジョドレルバンク電波天文台が傍受して発表したモノクロの荒涼たる月世界も、月に向かうアポロが振り返って見た暗黒に浮かぶ小さく青いマーブル玉のような地球も、それは美しくまたどうしようもなく心もとない光景だった。子どもだった僕は遠い異境を旅する彼ら孤独な探査機を想い夜空を見上げては心震わせたものだ。

大人になっても、地球を旅立って太陽系のあちこちに赴いたガリレオ、ユリシーズ、ニュー・ホライズン、もう太陽系を離れて深宇宙へ足を踏み入れたパイオニアやヴォイジャーなど、カッシーニの仲間たち惑星間探査機のもたらす旅の知らせに、僕は変わらず胸踊らされる。

ただ、彼らがその力をプルトニウム熱源の原子力電池に依存していたことには心が痛む。彼らがくれた無類の感動も貴重な情報も、打ち上げ失敗時に放射能汚染のリスクを伴う原子力電池無しには得られなかったことを考えると複雑な感情を持たざるをえない。

どこか、殺人兵器でしかない戦闘機の姿を美しいと感じてしまう時に抱く後ろめたい心の矛盾に似ているように思う。