「自動車・バイク」カテゴリーアーカイブ

Fiat 500 リア・コンビネーションランプの色補修とクリップナットでっちあげ

以前にLED化したリアのコンビネーション・ランプ(ブレーキ/ウインカー/ポジションランプ)のレンズがどうもダメ。ウインカーのオレンジ色が日焼けで飛んでしまって、ほとんど黄色。部分的にはクリアに近い。白色LEDの強い光で夜間はほとんど白に見える。これでは車検に通らない。(追記:調べてみたら昭和48年11月30日以前に製造された車は「前面は黄色・橙色・白色または乳白色。後面は黄色、橙色または赤色。側面は黄色または橙色」という規定で、黄色ならOKだけど、白だと検査官が判定したらアウトらしい、、、)

そんで、タミヤのプラカラー透明オレンジで色を復活させた。ついでにハゲハゲになってたレンズの枠のメッキを「メッキ風」のシルバーラッカーで補修。まああくまで「風」だけどハゲてるよりはマシ。

レンズを固定するビスの相方「クリップナット(またはスピードナット)」を一つどこかに落としてしまった。。。いくら探しでも見つからないので、仕方なく仮のナットを鉄板ででっち上げた。Power Mac G3をバラしたときに出た鉄クズをニブラーで切り取り、孔を穿ってラジペンで曲げたら、はい出来上がり!本物のように鋼鉄じゃないからぜんぜんスプリンギーじゃないけど、当面レンズを固定するタッピングビスの受けにはなる。(当面とか言って、ずっと使うんだろうなW)

夜中にコンビネーション・ランプをゴソゴソ取り付けてみたら、いいんじゃない!(暗闇でヘッドランプ額につけて怪しいことこのうえないけど、、、)

ウインカーの色はいい塩梅にアンバー。

あ、そうそう。ナンバー灯が白色LEDで青白くなって嫌だったんだけど、ウインカーのレンズに使った透明オレンジのスプレーをナンバー灯のレンズに薄っすらと吹いてやったら、何となく電球っぽい感じ(あくまで主観的希望的「感じ」)になった(ような気がする)。
下の写真右は若干色味が付いているの、判るかなあ。(上の動画では黄緑だけど、、、)
LEDランプは白熱電球より長いものが多い。ナンバー灯のハウジングにうまく嵌ってくれる短いものを通販で買ったが、あまりに安いので2個買わないと「最低購入価格に達していません」と怒られた(笑)。要らないものを余分に買わされたが、他所で単品を買うよりもうんと安いから、まあ、しゃあないか。LEDはなかなか切れないし、他の場所でこんなのを使うこともないしなあ、、、

追記:
昼間の色も見てみた。

 


FIAT 500 フロントシート交換 その5

待ち遠しかったシートのベース。週が明けてコンブ金物店からベースが仕上がったと連絡があり、すっ飛んで受け取りに行った。先週末には本溶接も上がっていたが塗料の乾燥待ちだった。

錆止めの上にペンキの黒。色が乗るとますますガッチリ丈夫に見える。これだけしっかり作ってもらったらクルマが朽ち果ててもベースは残るな!^_^

受け取り当日の月曜には、偶然にもお昼に友人を二人乗せることになってたんで、午前中に急いで取り付けた。先日仮合わせをしてあったので、ボルトを16本締めるだけで割と簡単に取り付けられた。

背もたれ固定のセミバケットシートのせいで、チンクがうちに来て以来ずっと後席に這入ることが非常に困難だった。後ろのシートに乗った人は数えるほどしかいない。いつ頃だったか忘れたけど、体のとっても小さな友人が京都に来たとき、前席の隙間からシフトレバーやサイドブレーキレバーをまたがせて無理やり押し込んだのが最初だった。以降も、そこしか後席へのアプローチ方法がなかったのでみんな尻込。

何と!偶然にも、新しいシートに取り替えて初めてチンクに乗った一人は一番最初に後席に潜り込んだあの小型友人だった。(彼女のような人ばかりなら、車検証に書かれている「乗車定員5人」ってのがまんざら嘘じゃないと胸を張れる)

ウオークインスライド機能やポジションのメモリーこそないが、背もたれを前に倒すだけで十分後席へのアプローチは確保できる。前席には普通サイズの友人が乗ったが破れていたレザーの補修パッチも剥がれることなく問題なし。



Fiat 500 フロントシート交換 その4

Fiat 500のシートレール台座の仮組みができたと昆布金物店から連絡があった。早速に替えシートをトレーラーに積んで、ワクワクしながら仮合わせに行った。

果たして、台座は定盤の上に並べてあった。美しい!たかだか中古シートにこんなにきっちり作ってもらえて勿体ないくらい。

台座をシートレールに当ててみたらサイズもネジ孔もピッタリ嵌った。待ちきれず助手席に載せて座った。着座位置も目線の高さも思ったとおりバッチシ決まってる。

サイズの手直しが無かったので後は溶接を本付けし、色を塗ったら完成。週明けに納品してもらえるそうだ。待ち遠しいな。

その5(完)に続く


FIAT 500 ホーンボタンの取り外し

以前のウインカーキャンセラーの記事を読んだ人から、ハンドルを外す以前に、ホーンボタンはどうやって開くのか、という質問が来た。確かに全然触れてない。ネットなどでは書かれていないようだし、僕も最初はとんでもなく手間取った。ステアリングコラム軸にハンドルを留めているでかいナットはボタンの下に隠れてるから、件の記事はまずはここから書くべきだった。

普通考えつくのは、黒い樹脂製のホーンボタンを押し込んでおいて左右どちらかに捻る、という方法。これは徒労に終わった。次に考えたのは、ボタンは押す方向には「底着き」して力を受け止めるが、引くと何かラッチのようなもののロックが外れるのでは?という推量。メッキのリングと樹脂ボタンの隙間にマイナスドライバーを突っ込んで、テコの原理でこじ開けようとして、数十分頑張ったが、壊しちゃ元も子もないし、、、やはり無念の敗退。

ふと気づいたのは、隙間隠しだと思ってたメッキのリングはホーンボタンのケースそのものじゃね?と。ぴったりハンドルにくっ付いていて隙間がないから、これをマイナスドライバーなんぞでこじ開けようとは考えなかったが、金属ヘラのように薄いものなら差し込めそう。果たして、あっさり持ち上がった。その広がった隙間にマイナスドライバーで追い打ちをかけてやるとポコッと外れた。

とまあ、思い出しながらうだうだ書くより写真撮ったほうが早い。

で、以下が今・撮ってきたばかりの写真。

ちなみに、取り付けは、リングの裏にいくつか飛び出しているリテイナーのバネをドライバーで押し込みながら、ボタンユニットをハンドルの中央に押し込む、というもの。慣れないとこっち押して突っ込んだつもりが反対側のバネ頭が飛び出していて、そっちを押してるうちに、元のやつが飛び出てしまう、、、ちょっとしたモグラたたき。まあ、丁寧にやればいいだけなんだけど。

ホーンボタンを元の位置に戻すときは、出っ張っているリテイナースプリングを押し込みながら、縁から内側へ落とし込む。

と、いうように、パズルも解っちゃえば難しくともなんともない。