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執念

2015-05-31 19.01.34 HDRMod
本文と関係ないけど、大阪のキタをウロウロするとイナカモノになり果てている僕はいつも気分が悪くなるんだけど、ふと見上げた空がこれだと、いっ時それも忘れてスマホかざしてしまう。
2015-05-31 18.54.10Mod
久々の梅田。ビルの隙間の夕空、きれいだった。

昨日、友人K島君と大阪の梅田へ登山靴を見に行った。今ま で山や旅に使ってきたKeenの靴は本格的な登山靴じゃなく、また靴底の張替えもきかないので、ウレタンの中底や接着剤の寿命が来る5年目の今年は思 い切ってしっかリしたものを買いたいと思う。

若い頃履いていたHans Wagner(現HanWag)は片方で1kgはあろうかという重登山靴だったが、その3倍も年取った今はとても体力が持たない。丈夫さと軽さに重点を置 いてあれこれ検索。

2015-06-02 00.36.18Mod
HanWagの輸入元、タカダ貿易に在庫店の情報などをメールでしつこく問い合わせた。卸元だから僕みたいな一般客に絡まれるのは迷惑だろうけど、丁寧に対応してもらえた。ただ、どの小売店が在庫しているかまでは把握できないという。ところが、この会社は偶然にも京都に在るので思い切って訪ねてみたら、メール同様に親切な計らいをしてもらえた。(LowaとHanWagの靴が満載のカタログとかもいただいた。もう遅いけどねw)

先日、ネットで見つけたのは同じHanWagの靴で、相当しっかりしているにもかかわらず片方540gというPadile Combiっての。ドイツの質実剛健を絵に描いたような昔のHans Wagnerと違い、コーデュラナイロンとゴアテックスのアッパーは銀地に赤と黒!最初は「ゲッ!」と思ったけど、靴は色なんかどーでもよろしー。軽さや海外サイトの評価を見てるうちに、だんだんと物欲が募ってきた。。。

しかし、いかに欲しくても、さすがに命預ける山靴を通販で買う勇気はない。あちこち回ったが京都で在庫している店は無く、京都にある輸入元に問い合わせても小売店の在庫まで 把握しておらず、山道具の店が集中している梅田なら、と一縷の望みを持って出かけてみたのだった。が、やはり目当ての靴は無かった。電話すりゃ済むことなんだけ ど、まあ、そこは、、、(笑)。別のブランドにも選択幅を広げて軽さを基準に2足ほど試し履きした。心動くものもあるにはあったが、サイズが合わず。

今日の午後、仕事からの帰り道、もう一度ブランドやモデルを決め打ちせず、実地に試着して靴を選ぼうと、原チャリ駆って宝ヶ 池のアウトドアショップに向かった。ちょうどHanWagの輸入代理店の前を通りがかったので、未練たらしく、ダメ元で現品を「見るだけ」でもできないか と頼んでみたら、たまたま有ったサンプルを履かせてもらえた。UK8は窮屈、UK9はつま先が余りすぎ。8.5の在庫なし。サイズの合う別モデルを奨めら れたが+200g重い。もうここまで来たら引っ込めない。時間は問わないからと無理を言って適合サイズの取り寄せをお願いした(小売店じゃないの に、とても親切に対応していただけた。感謝!ただし、こちらはあくまで輸入代理店なので購入は小売店経由となる)。

はたしてUK8.5サイズに僕の足はシンデレラとなれるのか。

2015年6月2日 okamoo 2件のコメント

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足元の雑草

2015-06-01 16.25.58Mod午後、ふと立ち寄った本屋から出て原チャリのエンジンかけようと下を向いたら、街路樹の根本に可愛らしい花が咲いていた。

あれっ?カタバミってピンクだったっけ?と写真撮って、今調てみたらムラサキカタバミっていう帰化植物だった。ふーん。

2015-06-01 16.28.01Mod

 

2015年6月2日 okamoo コメントする
カタバミムラサキカタバミ

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ご褒美

2015-05-31 11.33.57Mod昨日は朝から町内会の清掃。去年は組長だったので原谷の谷底を流れる川の底さらいだったけど、今年は家の前の土手沿いの溝さらいと草取り。朝5時に寝て、8時から掃除はちと辛い。

2015-05-31 12.53.42 HDRMod引き続き、町内会のバーベキュー。原谷乾町北部町内会には12の組があって、夫々10〜20世帯ほど。もちろん全世帯が参加するわけじゃないけど、老若男女入り混じって結構な人数が集まった。良い天気に恵まれ、気温が高いわけではなく木陰は涼しいのだが、ピーカンの炎天下で幼児や高齢者の熱中症を心配したほどだった(そのくせ空にはまるで秋のような絹雲が流れていた)。2015-05-31 12.54.12 HDRMod

うちの組は30代の兄ちゃん一人以外は老人、女子供ばかり。僕はどちらかというと老人寄りなんだけど彼らは敵じゃない。たった1000円の参加費でジュースをがぶ飲みし、死ぬほど肉を食った。掃除の労力提供を差し引いても十分元がとれたねえ(笑)。2015-05-31 11.34.12Mod

 

2015年6月2日 okamoo コメントする

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木苺

2015-05-30 19.48.59知り合いから「木苺、入荷しました」との留守電(「入荷」って、そんなもん売ってないやろがw)。

どっかの山で採って来たらしいけど、もちろん場所は教えてもらえない。(キノコと同じやなw)

映画の帰りに彼の店に寄って、たっぷり食べさせてもらった。

木苺は、昔、北山の花背に住んでいた時は家の直ぐ裏山の藪にいっぱいなっていたし、北海道の十勝太に居たときも近くの港の土手に群生していた。ああ懐かしい味。。。

高校のワンゲルで京大演習林の夏合宿の帰り道、つまらない林道歩きの途中で道端の木苺をつまんでは食い、つまんでは食いしながらのんびり歩いたこと、何十年ぶりに思い出した。

ついでに、子供の頃ヘビイチゴを食って、味が無くってがっかりしたことも思い出した。

2015年5月31日 okamoo コメントする

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映画『Mommy』

『Mommy』という映画を知り合いが見て奨めてくれたので、観に行ってきた。

人物描写の多い映像なので縦横1:1という画面にも違和感はなく、むしろ登場人物たちの持つ精神的閉塞感をよく表していると思った。途中、二度ほどワイドスクリーンになる。初めは少年の心が開放され、平穏な時を満喫している場面。次は切羽つまった母親が少年を病院に引き渡す直前、一瞬浸る「良き時代」の回想と妄想。狭広ふたつのアスペクト・レシオの対比や切り替えも破綻はない。

しかし画角の狭さは両刃の剣で、ストーリーの展開とともに発達障害を持つ少年の行動や心情に僕の感情が同期するにつれて、狭められた視野にどうしようもなく居心地の悪さ、もっと言えば閉所恐怖症のような不安感を持った。もっとも、それがこの若い監督グザヴィエ・ドランの狙いだったろうから斬新だけども非常に効果的だと言える。

何十年も前のことだが、全く異質な映画で 『Stalker』(監督A. タルコフスキー)という映画を観たとき、友人が「こんなに居心地の悪い、楽しくない映画は初めてだ」と吐き捨てるように言ったのを思い出す。チェルノブイリ原発事故サイトを想起させる(といっても映画は事故より以前の作品だが)立入禁止区域「Zone」の廃墟を延々と這いずり回るStalkerたち(今どきの「ストーカー」とは全く異なる意味)が感じたであろう或る種の絶望感でさえ、その時の僕は映画でしか味わえない非現実の疑似体験として、快感とは言わないまでも楽しむことができた。僕はさも分かった風に「非日常を味わえる良い機会じゃないか?」と怒る友人をたしなめた。

ちなみに彼は原子力工学科に身を置く大学院生で、且つ被爆二世だった。彼の置かれた環境や背負った運命の重さを僕は知っているつもりだったけれど、理解していなかったから脳天気なことも言えたのだ。その後のチェルノブイリ、福島の原発事故を直接ではないにしろ経験してしまった今『Stalker』を観直したら、僕もあの時の友人の気持ちになるかもしれない。

さて、『Mommy』で感じた不快感、不安感も、単に画面のアスペクト・レシオによる視野の限定というテクニカルな効果によるものばかりではない。少なくとも僕にとっては、少年期のADHDによる(軽度ではあったが)社会不適合で味わった疎外感や閉塞感、焦燥感それに怒り、という昔の僕自身のリアルな体験が底にあって、劇中人物と引いては映画そのものに感情投影をしてしまった結果なのだろう。劇中で少年がキレるシーンでは鼓動が早くなり目眩がした。席を立つか、さもなければ声をあげてしまうのではないか、とさえ思った。(一緒になってキレてる?)

いたたまれない中で、かろうじて救いだったのは、隣の席のオッサンがずっと居眠りしていたこと。目の前のスクリーンでは退っ引きならない状況でも、幸せそうにイビキをかいているのを横目で見ると「現実」に引き戻されて、少し安堵するのだった。(映画の、あのワイドスクリーン状態!W)

この映画を奨めてくれた知り合いもまた、僕とは違った意味で、つまり仕事で発達障害や適応障害と日々かかわっていて、職場で難しい若者たちへの対応を迫られブータレてることもある。はたして、映画館の観客も何かそれ風の人ばっかりに見えた。しかも、満席に近かったなあ、、、

2015年5月31日 okamoo コメントする

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