ぷーら

It’s too sad to hear that my favorite chai & curry house, Pura, will be closing down, soon. Me and my friend from my Tibet days would help doing the wallpaper. The tiny red “take-out window” in Indian style is my work. They’re gonna be all gone… Sigh…

一昨年、長らくお休みしていた「チャイとカレーの店 ぷーら」が久々に再開した。それも、千本通商店街というシブイロケーションで。

ところがそれから一年半のこの3月に再びお休みとなるそうだ。聞けば、詳しくは書けないが、他人ごとながら腹のたつ理由によるものだ。微力ながら開店のお手伝いをしたのだから、なんとか力になれないかとも思ったけど、オーナーのみかるさんはサバサバとしていた。

鉄道の廃線や車両廃止の時だけ群がる葬式鉄のヤツらを軽蔑していたけど、みかるさんからの電話でカメラもってぷーらに飛んでいった。そういや誰かが、ホイットニー・ヒューストンが亡くなってから「I love you」って言うくらいなら、生きてるうちに愛しとけよ、ってTweetしてたな。。。鉄道もおんなじだ、普段から乗っとけよ。で、俺はぷーらを愛していたといえるか。。。 うむ、言える。と思う。。。 月イチも行かなかったけど、、、 少し愛して、長ーく愛してきたから。

まあ、ぷーらは単なる休業だし、しかも、次は元の織屋建町家の土間での再開を期しているそうだから慌てることはなかった。ただ再開時期は未定だそうだ。やっぱり休止までにあと何回かは行かなくっちゃ。

それにしても、もうすぐ寒さよけのビニールカーテンがとれ、あけっぴろげな南国風のぷーらが戻ってくると思ったのに、、、あの空間、雰囲気、実に勿体ない。(自分が作った「インド小窓」は我ながら気に入っているので、余計に今のぷーらには思い入れがあるのだ)

再開が決まればまた、ここでお知らせするつもり。


車僧御影堂

先日、ふと思いついて、太秦にある車憎御影堂へ行ってみた。はじめて来る場所なのに、京都市内なのに、なぜかその場所だけ、何十年か前のどこか遠くの田舎であるかのような懐かしい景色。

元の説話も謡曲も知らず、ネットのどこかで引っかかった一枚の御堂の写真が僕をその場所へ引き寄せた。

地図をたよりに路地のように狭い道を下り嵐電の踏切を越えてまもなく、ひょいと畑の向こうに御堂が見えた。冬の陽は早くも傾いていて、おんぼろデジカメにはキビシイ光量。何枚かはブレてしまった。(普段、カメラは持ち歩かない主義だ、とか何とか言ってるくせに、、、)

車僧(深山正虎和尚)とこの地にあった海生寺(海正時とも)についてはこちらが詳しい。

牛馬なしの破れ車を乗り回し、愛宕山の太郎坊天狗を打ち負かす怪僧(快僧?)の物語も面白いが、僕は純粋に御堂そのものに惹かれた。そして、自転車でたどり着いてみれば、果たして御堂は思いの通り小さく、そして不思議な空気を纏って佇んでいた。

ここは現在、太秦海正寺町と呼ばれ、上述の深山和尚開基の海生寺跡だという。表通りには下校する小学生の声が響いているが、御堂の周辺には人影も見えない。小一時間、周囲を歩き眺めていても怪しんで声をかける人はなく、詣でる参る人にも勿論出会わない。御堂の敷居にみかんが2つ無造作に供えてあるだけ。

可愛らしい御堂そのものの由緒、来歴を聞いてみたくなったが、いかんせん、誰もいない。今の建物を見るとそんなに古いものではなさそうだ。しかし、屋根には向拝が、左右の切妻の下には孫庇が張り出しており、また孫庇の下は妻壁よりせり出していて、かつその窓の左右に雨戸袋も付くという、小さい割に凝った造りになっている。背面にも正面の向拝と対称形の屋根の下に、おそらく内部では深山和尚像を安置する壁龕になっていると思しき張り出しがある。こうなると、内部も和尚像も拝観したくなる。9月の第一日曜日に御開帳があるらしい。

白壁に近づくと落書きがあり、そのひとつに「くるまあさんのうらにいくみち」、「こっち→」、「→」というの読める。道も何も、周りは畑なので、どうにでも行ける。それより「くるまあさん」という呼び方が面白い。この落書きをした子供固有の呼び方なのか、それともこのへんの子供たちは車僧をくるまあさんと呼び習わしているのか、、、聞いてみようにも、もう下校の小学生の声も聞こえなくなっていた。

いろいろと想いを巡らしているうちに黄昏が迫ってきていた。また来よう、次は9月かな、と思いつつ海生寺跡を後にした。

 

追記:

そうそう、車僧は「くるまぞう」なのか「くるまそう」と濁らないで読むのか。帰り道、御堂の裏の家からおばさんが出てきたので聞いてみた。「くるまそう」と言う。「くるまそうみどう」とも。急いでいる様子なので「くるまあさん」については聞きそびれた。

Карамазовが訛ってКурумазовになったという話は聞かない。

追記の追記:

2013年に再訪。
海生寺に住持していた深山正虎和尚の遺像の年に一度の御開帳に行った↓
https://www.facebook.com/koji.okamoto/posts/10201307030536880


ベーコンとチョコ?


多伽羅の富永さんご夫妻からご主人の実家のあるニューヨークのおみやげ。『Where the Wild Things Are』(センダク、写真なし)のメモ帳と一緒にいただいたお菓子。不思議に美味!!!!

昔、アメリカの朝食で、ベーコンエッグとパンケーキにメープルシロップをぶっ掛けて食べる人たちを見たとき、ウヘッって思ったことがある。ご丁寧に半熟玉子の黄身をグチャグチャとシロップと混ぜている人もいた。

しかし、色んな国で色んなものを食べているうちに、あれをウヘッって思ったこと自体が変だと思うようになった。(が、今のところ、敢てシロップと玉子とベーコンをパンケーキに乗っけようとは思わないが)

この、Bacon Caramel Toffeeのちょっとダサめ、というか時代を超越したラッピングの裏にも「子供の頃食べた、チョコチップ入りパンケーキと熱々のベーコンにたっぷりのメープルシロップをかけた朝食」がマジックだった、と書いてある。

僕にとって、アメリカという国やその国の人たちとは愛憎半ばする複雑な関係なのだが、普通の日本人なら思いもつかない、というか拒否反応を起こすであろうベーコンとチョコとトフィーの組み合わせを、美味いと感じる自分自身にも複雑な思いがある。


多伽羅さん

うちの茶店からほど近い西陣の大宮通りにあるお店にはパソコンの設定のお手伝いで何度もおじゃましている。

多伽羅さんのホームページが出来たとのことで、早速覗かせて頂いた。織屋建町家のお店と同様、シンプルで上品なサイトです。ちょっとご馳走になった陶筥弁当を思い出しました。

http://takara-kyoto.com

大晦日の夕方、多伽羅さんのご夫妻がおせちを届けて下さいました。ううっ、おっさん一人の所帯には勿体ない(泣。常々食べ物の写真を撮るのは感心しないな、とか言ってるわりに、今日はいそいそ。まあ、お店ぢゃないからいいっしょ。

  


柚子

高知へ越していった岡林立哉君の馬頭琴ライブが伏見であって、行ったら、同じく高知の小松しぶき(と普段、呼び捨てているが、断じて怪しい関係ではない)からのことづかりものがあると貰ってきたのが、柚子。

もらった柚子をぐるぐるカフェのぶった斬りBARでばらまく。喜んでいただけたようで、早速マーマレードにした人も(http://photozou.jp/photo/show/1129237/114723796)。

どんな柚子かというと、北海道で農家の居候仲間であったしぶきが故郷へ帰って、爺ちゃんの畑の柚子をもいで収穫しているやつ。

で、手絞りしたのを瓶詰めにしてる、というやつが瓶詰めの幹助。去年も分けてもらったけど、すんげ、良い香り。生搾りなんで天然酵母で勝手に醗酵するけどね。開栓すると「プシューッ」って。それもまた良し。

勿論無農薬無添加。(生ジュースだけでなく、黒糖蜂蜜入りシロップや天塩入りもあり)

欲しい人は直で申し込んで下さい。(このエントリーの一番下に連絡先あり)

以下、しぶきちゃん(と尊敬を込めて)のメールより。

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今年の【完全無農薬手しぼりゆず果汁100%幹助】も美味しくできあがりました

今年は完全天日塩入りがおすすめです
冷蔵庫いらない保存食の復活と単純に美味しい!
古木のゆずだからこその香りの良さがひき立ち
一年たっても香りが無くなりません

シロップも大変美味しく焚けてます

【幹助ここがすてき!】

○香りが違う!

実生(接木ではなく種から育てた木)で古木ほど香りが高く山あいほど実がしまります

○安心・安全!
無農薬、防腐剤ゼロ。放射線測定クリア
採ったその日に搾って瓶詰しています

○フレッシュ!
加熱・冷凍処理していません
酵素と香りが生きてます

○手仕事!
木製の搾り機で一つ一つ手しぼり
電気や石油も使わない昔ながらの手法で機械にくらべてエグみがありません

♪幹助コレクション♪
今年は3タイプ

☆冬期限定
完全無農薬ゆず果汁100%【幹助】

まさにフレッシュなゆずの本当の味!ジュースやお酒お料理にも万能
レモン感覚で国産ゆずを堪能
90ミリで約7個分のゆずです

90ミリ
360円
500ミリ
1200円

要冷蔵
賞味期限一年

☆おすすめ
高知県産完全天日塩田野屋塩二郎入りゆず果汁
【塩幹助】

地元ではこのタイプ。フライや酢物料理全般に。オリーブオイルとドレッシングに最適

90ミリ
420円
500ミリ
1500円

賞味期限
常温半年
冷蔵一年

☆ゆずシロップ
【黒幹助】

沖縄産黒糖と粗糖と高知県産はちみつだけで焚いた贅沢な味わい
濃厚なため10倍に薄めてジュースに。甘酢としてお料理にもどうぞ

90ミリ
420円
200ミリ
700円
500ミリ
1500円

賞味期限
常温一年

一万円以上送料無料
先着順無農薬ゆず玉プレゼント

【食卓に愛とクエン酸を!】

小松商店

090-3796-8204     1173-shibukiアットezweb.ne.jp