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FIAT 500 インダッシュ・カーナビ、その後の妄想

先日、カーナビのインダッシュ化を行い、自分で褒めるのも何だけど、なかなか上手く出来た。使わない時には邪魔くさいナビのモニターが結構ちゃんとダッシュボードの下にお隠れあそばされるようになっている。これでシンプルなチンクの運転席が維持出来ていると。しかも、以来半月が経つが開閉機構がクタブレる様子もなく、必要なときにはちゃちゃっと出てきてしっかり起立し、首尾よく案内してくださる。あゝ、何と頼もしいことよ。(まあ、自動じゃないんで、いちいち手で引っ張り出してグイとフリップしてやる介助は必要なんだけど)

参考になる市販品があるわけじゃなく、またモックアップ(モデル)や試作を経ずに自分の妄想を具現化するには、トンデモな物になってしまうリスクも多々あるが、今回はそれなりに所期の想定どおりに機能するモノが出来上がった。(また自慢になるが、その前の膝防護ダッシュボード・パッドもほぼ思い通りのモノに仕上がったので、2作続けての成功にシメシメとほくそ笑んでいるところ。ただ、次回、何になるかは知らねども3度目の正直でボロを出さないとも限らないなあ、、、)

ナビを展開した状態。

ともかく、機能の実用性も動作や収納の見た目もまずまずなので、もう忘れたら良いところが、ちょっとある所(FIAT 500専門Wiki)に見せびらかしの投稿をしようと思い上がったことをやりかけて、いや待てよ、、、機能や出来具合に自分では満足しているけど、実はやはり工作途中に「こうしたら良かった」、「ああすればもっと、、」というタラレバの個所は少なからずあるし、何かの間違いでこのまま真似しようという人が出てきて、出来ないと文句言われたらやだなあ、とか或いはヤッツケ仕事の地金が露出して突っ込まれるのもシャクだ、とか色々とプチ妄想が脳裏を駆け巡るわけ。

そんじゃ、先に製作したスライドイン機構をひとまず「試作」と位置づけて、もしももっと完璧に近いモノを作るなら、そして更に工作方法や工程をストリームライン化して、「完璧な製品」とは言わないまでも誰でも作りやすくするには、、、という、思考実験ならぬ思考製作の妄想に耽ってしまった。

ナビ画面の展開状態。

簡単に言うなら、金属部品の切断を極力少なくし、市販されている金具類を曲げやすい孔の部位で曲げ、それらをネジで留め付けるだけで出来てしまうようなモノにしたわけ。そんで、その妄想を、まあもう既にリアルのブツが1つ出来上がっているので今さら実製作はしないが、少なくともビジュアルに表現してお見せしようか、ということであった。ところが言うは易く行うは難し。脳内バーチャル空間で思考(いや試行か、、、オヤジW)したイメージの実像化、つまり図面化は、妄想から直接モノ作りするより遥かに面倒臭いし、作るより時間がかかった。(何やってんだかW)

さてさて、苦労して図面化したものをここに貼っ付けておけば百聞は一見にしかずで、もうこれ以上能書きをタレる必要もない。このブログを見て、ここまで読んでもらえるヒマ人、いや好き者、いやいや失礼、熱心な方ならそれで十分だろう。妄想を一枚の紙(じゃないけど)に詰め込んだからゴチャゴチャ未整理だけど、作るのに必要な情報はテンコ盛りに突っ込んである。あとはやる気だけ。もっとも、FIAT 500に乗ってるのは少数派だし、その中でこんなゲテモノに手を出す人はまず居ないとは思うけど。

あ、「一枚」って書いちゃったけど、実際は3つの画像ファイル。悪しからず。

まず、どのように動作するかの図↓:

スライド機構(GIFアニメーション)

それから、上記の静止詳細図↓:

スライド機構

最後に、材料と構造図↓:

詳細なSVG(ベクター)画像はこちらから↓
https://okamoo.com/public/Slide-in_Flip-up_Car_GPS_Parts.svg

ここは僕の個人ブログだから、好き勝手に書いているが、Fiat 500 online manualは、ヤンチャなイタリア娘を手懐ける(注)ための真摯な情報ウェブサイトなんで、もう少し丁寧な説明をするかもしれない。いままでに助けられてきたので恩返しのつもりで幾つか投稿してきた。でも、流石にこれを参考にする奇特な人はいないだろうなあ、、、。(笑)

こんな面倒くさいもの作らないまでも、ここまで読んでいただけるような、よほど暇な人はYoutube動画の方も御覧ください。(ただしほとんどこのブログと被った内容ですが、、、)


注)どこぞの大手外食産業の重役だか誰かが顧客獲得と囲い込みに関する講演で「生娘をシャブ漬けにする」という例え話をして問題になったが、僕のこの例えは立場が真逆だ。でも「シャブ漬け」的関係性においては類似してるとも言える。チンク嬢に手を出したら最後、ヲヂサンたちは時間や労力、カネはもちろん精神(ココロ)まで持ってかれちゃうんだから。。。(ルパンか?不二子か?笑)
ただ、車を若い女性に例える(まあ「嬢」だからといって若いとも限らないが、、、)事自体がジェンダー差別につながると非難されるかもしれないし、「手懐ける」という表現も上から目線のパワハラもどきとも受け取られるかも。しかも「そんなつもりはなかった」という言い訳は一切通らないのが昨今。まあそれ以前に、こういう表現を好んで使う僕自身の本心からのスタンスが問題だな、と思う今日このごろ、、、。(自分の車相手に、何を言ってんだか。。。)