人に頼まれて、染色に使う蒸し器を作ることになった。
ステンレスや銅製の円筒形の既製品はあるけど、生地を巻いた状態で蒸すのでいろいろ問題があるようだ。そこで、プロ(蒸しの専門工場)でやってるように生地を針が付いた木枠に引っ掛けて吊り下げるようなものにすることにした。
5メートルくらいのものが吊れるようにするには、あれこれ考えたら1辺が60cmくらいの立方体になる。これはかなりデカい。本番は木製だからそれなりに重い。檜の厚板を使う予定だけど檜は比重が大きいからさらに重い。ダンボール箱を使った実験とは違って、そんなものをガスコンロにかけた鍋の上にポンと置くわけにはいかない。
そんで小型のやぐら炬燵みたいな台を作ることに。しかも、鍋やコンロが変わったときのことを考えて高さ調節ができるもの。
イケアで高さ調整可能なテーブル用の脚が売ってたので、カットして使う。(いつも、しょーもない、というかバカくさい頼み事を聞いてもらっている昆布金物店にお願いした。超凄腕の職人さんに申し訳ないような雑用させてる、、、m(_ _)m)