ちょうど前を通りかかったので、日栄堂のみたらしだんごを買って、堺町画廊で展覧会をやっている池田匡優さんのところへ持って行って一緒に食べた。
日栄堂はこの夏ごろだったか、長く休んでいて、お店の方は高齢なので心配していた。時々、通る度に様子をうかがっていたが、最近はずっと開いているようだ。もっとも、午後少し遅くなるともう売り切れている。行列ができるという状態はないのだけれど、多分あまりたくさんは作らないのだろう。無理はせず、そのかわり永くやってほしいな。
堀川にあった食堂「ともゑ」のばあちゃん、三条商店街外れにあったタコ焼「六ちゃん」のばあちゃん、、、みんな店を閉めちゃった。日栄堂のばあちゃんたちは、とりわけ愛想が良いというわけではなく、むしろぶっきらぼうなんだけど、上七軒の舞妓芸姑さんがよく来たとか、昔、このお店が和菓子屋さんで天神さんの向かいにある粟餅のように「なんとか餅」(忘れた、、、)がウリのお店だったことなどを聞くと、いろいろ話してもらえる。そういうことああいうこと、ひなびた店構え、などなど、みたらしだんごと一緒にかみしめる。。。