留萌ちゃんの絵はがき

バレンタインデーの日に、郵便受けに溜まった広告の底から2ヶ月も前に届いていた封筒を見つけてしまった。。。
北海道の友人の娘さんたち姉妹がクリスマスに送ってくれた手紙だった。

一人はオーストラリアに住んでたこともあるかなちゃんで、英語の勉強を再開したことの報告。お兄ちゃんやお姉ちゃんのお下がりの辞書は破れて無いページがあったり、中学/高校生用で気の利いた表現や新しい言葉は載ってないとこぼしていた。ラジオで英語講座を聴き始めたとか。外国に居て憶えた英語と、ラジオで教えることから得るものは違っていて面白いらしい。学校の勉強とはあまり縁のなかった子なのに、勉強に目覚めたようだ。僕が本気で勉強しようと思ったのは30半ばだったからまだ遅くはないよ。

もう一人は絵描きの末っ子、るーちゃん(留萌ちゃん)。新作の絵はがきを入れてくれていた。彼女が小さいときから描き続けている楽しい動物村の絵も大好きだし、大人になって描き始めた人物の絵がもうたまらなく素敵だ。色、フォルム、構図、、、誰にも習わないのにどんどん進歩している。いや、大人の彼女に進歩って言い方は上から目線すぎるな。子供のときから知ってるからつい、、、

2ヶ月、なしのつぶてを決め込んでいたわけで、慌てて電話したら、旅にでも行ってるのだろうと思ってたって。。。僕はひたすら平謝り。お詫びに英語の教材と美術書を本棚から選んで、京都のカワイイお菓子と一緒に送った。

北海道の人里離れた野っ原の真ん中で、今は雪に閉ざされている彼女たちに、ちょっとだけ先取りの春になればいいな、、、


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