[facebook/instagram/twitter] 2011年の春、日本中が大地震と津波と原発事故で揺れている時に、僕は頸椎を三つも削り取る大手術を受けた。その合併症で右腕が完全に麻痺してしまった。病院から帰りたい一心で左手だけで着替えができるようにアンダーシャツの襟首から胸にかけて切り裂いた。えりが大きく開いたことでシャツは片手で着るときに背中で引っかかることもなくなった。前がはだけてだらしなく見えたが病院ではこれでよかった。けれど家に帰ってリハビリが進むと、もうこのシャツの切り裂きは要らなくなった。そこで今一度、切れ目をミシンで問い合わせ、普通に今日まで使ってきた。でもとうとうお別れの時が来たようだ。よく持ちこたえてくれた。丸8年、ありがとう。追記: キースへリングはまだ頑張ってる。コレその当時からから好きなTシャツだったので切るのは忍びなかった。もうちょっと長生きしてほしいな。 (from Instagram) 2019年2月26日 okamoo コメントする