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FIAT 500 シリンダーヘッドガスケット吹き抜け?

この夏ごろから冷えたエンジンを始動する際に、スターターモーターの回転と同時に「プシュッ、シュッ」というオナラみたいな変な音がし始めた。寒くなってヒーターをオン(つっても空冷エンジンの冷却空気を室内に導くだけだが)にすると排気ガスの臭いが室内にたちこめるようになった。

これは危険な兆候。一つには人体に直接危害が及ぶCO(一酸化炭素)中毒の問題。これは命に関わる。もう一つはエンジンの不具合。具体的には排気ガスがどこかから漏れてエンジンを覆っているシュラウド内部に入り込んでいる問題。後者を直せば必然的に前者の危険は無くなる。

さて、その漏れがどこに起きているか、、、。以前、排気マニフォールドのガスケットが吹き抜けて、排気ガスが漏れたことがあった。しかしこの場合、騒音は甚だしいが、排気エルボー(マニフォールド)とシリンダーヘッドの結合部はエンジンシュラウド外に露出しているので、外気より内圧の高いシュラウド内部に吸い込まれることはない。

プッシュロッドのチューブとオイルリターンチューブのシール漏れで、にじみ出たエンジンオイルがシリンダーフィンやエンジンブロックに熱せられて煙になるケースも考えたが、室内に充満する臭いは排気ガスのそれなのでこれも除外。

残るはシリンダーヘッドのガスケットが吹き抜けている場合だ。あの「プシュ」はガスケットをすり抜けた高圧の燃焼ガスがシリンダー上面とヘッド下面に掘られた「溝」で捉えられ、ヘッドにねじ込まれた中空ボルトから排出される音だったんではないか?それにしても、その安全機構すらすり抜けてシリンダーヘッドの外側にまで漏れ出ているのだから、状況はあまり良くない。

ガスケットから漏れた排気ガスを、シュラウド内部(ひいては乗員室内)に出ないよう、シュラウド外部へ放出するための中空ボルト(シュラウド固定ボルトも兼ねている)。カーボンで汚れたオイルが滴り落ちそう。

果たして完全にガスケットが変形したり破れたりして本当に「吹き抜け」ているのか、あるいはいつの間にかシリンダーヘッドを締め付けているナットが緩んで隙間から排気ガスが漏れているのか、、、。後者ならヘッドの増し締めで「直ることもある」が、そもそもヘッドを外さないのだから状況の確認すらできないので、傷んでしまったガスケットを上からいくら増し締めしても詮無いことだ。よしんばナットの緩みだとしても、一度できてしまった抜け道にはカーボン等が付着してガスが通り安くなっているから、一旦は漏れが止まってもいずれ再発する可能性は否定できない。早晩漏れが起きるのであればいっそここはシリンダーヘッドを外してガスケットの交換をすることにした。

一般にシリンダーヘッドを外すのはちょっと厄介な作業だが、幸いFIAT 500はエンジンを降ろさなくてもOK。シュラウドすら外さなくてもシリンダーヘッドとその上のロッカー機構(タペット)を上に抜き取ることができる。ただ、エンジンの裏側にある排気エルボーのボルトを抜く作業はやはり面倒。それに加えて、ここ最近は僕自身の首の不調で指先が痺れて箸や鉛筆すらまともに使えないし、右手右腕が満足に動かないので電動工具も片手で持てない。手工具の扱いもあやしいから、小さいとはいえエンジンを抱えるようにして、後ろに隠れたボルトを外すことはほぼ不可能。

そこで、いつも手に余る仕事をお願いしている近所のグッド自動車に頼んでみた。ところが、年末のここに来て明日から暫く寒波が襲来し京都でも雪が積もるという予報で、ただでも忙しい時期に、タイヤ入れ替えが殺到して、とてもFIAT 500まで手が回らない様子。(僕より年上の社長さん、、、いやオヤジさんが自らチンクのようなオールドタイマーを診てくれるのは商売というよりほぼ趣味に近い。商売が忙しい時期に趣味に時間を割いてくれ、とはとても言えない)

今朝も電話をもらって「一旦預かって代車を出すが、合間合間にしか作業ができないから、年内に直せるかどうか、、、」と。儲けにもならないチンクの修理に気を揉んでもらっているのが、こちらとしても申し訳ない。それで決心。シリンダーヘッドの増し締めなら排気系をいじらずに自分でもできる。それで漏れが止まる保証はないし、直ってもまた漏れが再発する可能性もある。それでも、いつも世話になりっぱなしのオヤジさんに心置きなく仕事に専念してもらうためにも、ここは一つ自分でやれることを先ずはやってみるしかない。

やることは簡単。(必ずしも以下の順序でやったわけではないが)

エンジンルームの様子。汚いけど、外からは排気漏れは判らない。(近々、ワイヤリングハーネスを総取っ替え予定なので、変な場所にあるバッテリーもそのうちおさらば。)
シリンダーヘッド増し締め
  1. プラグコード、点火プラグ、タペットカバー(ロッカーカバー)につながるゴムホースを取り外す。(シュラウドのプラグアクセス孔はウエス等で塞いでおく)
  2. タペットカバーを固定するナット、ワッシャー(鉄と樹脂)、パッキンを取り外す。(オイルフィラーキャップは付けたままでOK)
  3. キャブレターのリンケージアームを外し、キャブレター下部のナット、ワッシャーを外して、キャブレターを取り除き、その下のインシュレーター、ガスケットも取り外す。(エアクリーナーからのパイプは外すが、スロットル、チョークのケーブル類、ガソリンホースはキャブレターに付けたままでOK。吸気孔にナット、ワッシャー等を落とさないこと。)
  4. ロッカーシャフトを固定するナット(13mm)を外し、タペット(ロッカーアームAssy)をロッカーシャフトごと上方へ引き抜く。
  5. シリンダーヘッド固定ナットを増し締めする前に、一旦全てのナットを緩める。(すでに締め付けトルクにムラが生じているのは明らかなので、ヘッドの歪を取るためにもいきなり締め込まない)
  6. トルクレンチを用いて指定された順序で、先ず2.5kgf・m(24.52Nm)のトルクセッティングで仮締めをする。
  7. さらにトルクレンチを3.3kgf・m(32.36Nm)にセットして本締め。指定順序で一周してから再度、同じトルクで締め付けを確認。
  8. ロッカーシャフトを元の位置に戻し、ナット(13mm)を2.1kgf・m( 20.59Nm)のトルクで締め付ける。(片方を一気に締めず、均等にトルクを増していくほうが良い)
ロッカーカバー(タペットカバー)を外した状態。オイルは若干黒ずんでいるが、内部の金属にはスラッジ等の汚れ付着がまったくない。
ロッカーシャフトを取り外す。
シリンダーヘッドナットの仮締め(本締めのトルクは3.3kgf・m)
タペット調整
  1. 19mmのレンチをダイナモ(オルタネーター)プーリー軸のナットにかけて時計方向に回し、クランクシャフト側プーリーの合いマークがエンジン側の矢印マークに対向するまで回す。その位置が片方のピストンの上死点。(反時計回りはNo Good!)
  2. 2つのピストン/シリンダーの内、上死点になっている方のロッカーアーム(給排両方)の、タペットアジャストナットを緩める。0.15mmの隙間ゲージ(フィラーゲージ、、、本当はフィーラーゲージ)をバルブのステムエンドとロッカーアームのスリッパーの隙間に差し込み、前後させて動きがシブくなる位置にタペット調整ボルトを回す。ボルトの位置が決定したらボルトの頭をラジオペンチ等でつまむか専用のレンチで固定しながらナット締め付ける。調べてみたがトルク不明のため手の感触、つまり山カンで1kgf・m(9.8Nm)ほど。ナットを締め込むと若干隙間が変化するので、必要に応じて調整を繰り返す。
  3. 一組(給排)のタペット調整が済めば、再度クランクシャフトを時計回りに1回転させ、もう片方のピストンの上死点を出し、上記同様にタペット調整を行う。
  4. キャブレターインシュレーター、ガスケット、キャブレター本体をナット、ワッシャーで取り付け、リンケージ、エアクリーナーからのパイプ、も復旧する。
  5. タペットカバーを復旧し、13mmのナット、ワッシャー(金属と樹脂)で締め付ける。(トルク不明のため山勘で、強すぎない程度に締め付ける)
  6. タペットカバーのブリザーホース、点火プラグ、プラグコード、エアクリーナーのフタ等を復旧する。

FIAT 500のタペット調整はこの↓動画で見れる。イギリス英語は僕でも聞き取りが大変だけど、やってることは同じなので、見るだけでも参考になると思う。

例によって、午後遅くから始めた作業は日が暮れても終わらず、しかも途中で雨が降る始末。それでもなんとか形態的には元に戻った。後は機能が回復しているか、、、

試運転

さあ、おかしな部品が残ってないか?ネジの締め忘れは無いか?(っつっても、もうタペットカバー閉じちゃってるしなあ、、、(笑)

慎重に、ていうか恐る恐るスターター・レバーを引いた。一発始動。「プシュッ」は無い。排気ガス臭くもない。「うをっ! 音が違う!! 「そうそう、前はこうだったなあ(遠い目)」。音は、異状が発現してから症状の悪化がゆっくり進んだもんだから、それに少しずつ慣れてしまい、気にならなくなっていたのだろう。暖気アイドリングの状態で、もうこれは大丈夫という自身が湧いてきた。走り出しても臭くない。わざと普段は避けている原谷へ登る峠の急坂でも、問題なし。あとはこれがいつまで持つか?というのが目下の心配。年が明けたらグッド自動車も少しは落ち着くだろう。それまで持ってくれよ、チンクちゃん!


FIAT 500 右ハンドル仕様のコラムスイッチ取り付け

もうすぐ車検。それまでにワイヤリングハーネスを総入れ替えしたいが、首の脊髄が脊柱管狭窄で圧迫されていて両手先が痺れ、右手が自由に動かせない中、当面は現在絶不調のコラムスイッチだけでも直しておかねば、と取り掛かった。

ウインカレバーもライトのHigh/Low切り替えレバーも、節度がなくなってグダグダ。何度かベアリングの球やノック式ボールペンのスプリングで修理したが限界かも。ウインカーとライト切り替えが頼みもしないのに連動したり、ホーンが鳴らなくなったり、、、かなりヤバい。

以前に購入して、右ハンドル仕様に改造したコラムスイッチを飾っておいても仕方ないので、とりあえずワイヤリングハーネスより先に取り付けることにした。

問題多発! 現在ついているコラムスイッチの配線の色が手元にある資料やネットの情報の配線図のそれと対応しないのだ。現在のコラムスイッチから出ている11本の電線のうち「灰黄」、「水黄」、「紫」、「茶」は新しい方には無い。悩んでいても始まらない。元々、以前のオーナーによって車体側の全ての配線が正規の配色とは異なる、手っ取り早く言えばでたらめな色の線に張り替えられているから、とりあえず切り離す前に対応するものしないもの全てのコネクターに色名を書いたタグをマスキングテープで作って貼り付けておいた。

ハンドルを取り外し、コラムスイッチを抜き出した途端、スイッチはバラバラになってしまった。まあ、それが幸いして、どの色の線がどの接点に繋がっているかが目視確認できたので、「灰黄」は「灰赤」、「水黄」は「青黒」、「紫」は「青」、「茶」は「黄」にそれぞれ対応することが判った。

 

配線について詳しく知りたければFIAT500オンライン・マニュアルatwikiのこのページを参照。

古い方の廻り止めキーの凸がある金属パイプがステアリングコラムの固定金具に食い付いて抜けないので、上からマイナスドライバーで打ち込んで下に落とした。ステアリングポストのパイプにかぶさったまま宙ぶらりんだけど、邪魔にはならないので次回、ポストを抜く時にでも外そう。

また、以前修理したウィンカーキャンセリング機構がうまく働かなかった。原因は新しい方のカムの高さが足りないためで、修理のときに立てたピンを内側に曲げて対応。コラムスイッチの取り付け位置が微妙で、そのピンがウインカーレバーの付け根に干渉してしまう。一旦、コラムスイッチを挟み込んでいるステアリングポストの固定金具を緩め、微調整。そうすると今度は、一旦直っていたホーンがまた鳴らなくなった。コラムスイッチを下げたことでホーンの摺動接点が浮いてしまったためだった。色違いの配線さえ間違えなきゃすぐに終わると思っていたが、アレヤコレヤでスッタモンダ。いつものように、作業中に日が暮れてしまった。

左右ウインカーの点滅、ウインカーキャンセラーの作動、ヘッドライトのオン/オフ、上下、スモールなどの機能確認。ついでに、これまでずっと気になっていたライトレバーの、下からLow、High、Small、という変則ポジションを、下からSmall、Low、Highという自然で直感的な順序の改めた。現在はリレーをかましてあるのでHighとLowの線を差し替えるだけでOK。ワイヤリングハーネス新調の暁には、素直にノーマル接続すれば後者の順序になる。この辺のところはFIAT500オンライン・マニュアルatwikiのこちらを参照。(下の図はノーマル状態のコラムスイッチの機能。今回の右ハンドル仕様はちょっと違うが、参考まで)

ハンドルを戻し、ホーンボタンを取り付けた。どうせすぐに外す配線なので、テープで適当に絶縁して、作業完了。

右ハンドル仕様のウインカーレバーとヘッドライトレバー

少し走って、各機能を実地点検、、、のつもりが、さっきまで点灯していたHighビームが点かない。リレーやランプを確認したが異常がない。。。あ、さっき、ホーンが鳴らなかった時にヒューズの抜き差しをやったんで、、、とチェックしたら、当たり!自分で不具合の原因を作り出しているという、(;´д`)トホホ…な状況。(首や痺れた指先のせいにはしたくないしなあ、、、。単なるアワテモノだな)

ライトの上げ下げ、スモールの状態とライトレバーの位置関係を動画に撮ったつもりが、映ってなかった。(iOS15.2になってからバッテリーは直ぐ減るわ、システムがフリーズしたりぎこちなくなったり、、、特に写真アプリのここぞという撮影の瞬間に酷いことになる、、、OSは戻せないらしい。糞だ)


うちのバスケゴール(追記)

先日、うちの手製バスケゴールにボールがシューターの元へ返ってくるギミックを取り付けた話を書いたけど、今回はその続き、、、

近所の空き地のオーナーは寛大な方で、ここ10年(僕が来てからでも8年以上)の間、この町内(組)の人は自由にクルマを駐車させていただいてきた。ところがその方がなくなって、ある日、チンピラみたいな不動産屋がやってきて、みんなクルマをどかせることに。僕もトレーラーをガレージの奥に突っ込んで、FIAT500は玄関前に青空駐車。

子どもたちが楽しくシュートしているとき、親御さんたちはボールがクルマの上に落ちるのでは、とハラハラしている様子。僕は全然気にしないんだけど、そんな心配を子どもたちが察したら、、、。

5年前、ゴール設置直後の写真。FIAT500のボンネットには防護用のスノコを置いていた。排気ガスが隣の植木にかかるとのことで今はクルマの前後を逆にとめているので、スノコは廃棄してしまった。

そこで、シュートが少々外れてボールがあらぬ方へ飛んでしまわないように、ネットを張ることにした。これなら子どもたちも心置きなくボールを放り上げられる。

クルマを出すときに直ぐどけられるよう、余ってるステン物干し竿をポールベースに突っ込んでネットを張った。

可動式のネットポールはなかなか良いアイデアだと思う。しめしめ
バナーやノボリを立てるポールのベース。しかし所詮は安物、舗装路面を少し引きずっただけで底に孔があき、重しの水が全部漏れてしまった。今はパラスを入れてある。(砂だと水同様に漏れる)
ガレージは物置と化し、クルマが追い出されたから、ネットの登場となる。(バイク3台は多すぎるな!)
昼間見るとこんな感じ。クルマもきっちり保護されている。

GIFアニメ:首の故障で、お箸も使えない、文字も書けない、電動工具も持てない、、、という状況で、バスケットボールのシュートはできる。変なのっ!

無料クラウドストーリッジ(ストレージ)の裏切り

なぜかパソコンの世界では英語の用語をカタカナ表記する法則が変で、ちょっと頭良くなくね?と言いたくなる。たとえばDesk Top(デスクトップ)の「デスク」とHard Disk(ハードディスク)の「ディスク」を言い間違える人が多いが、それを鼻で笑いながら指摘する人がDigita(ディジタル)というべきところを普通に「デジタル」と言い、書いているなど、例を挙げたらきりがないけど、この「ストレージ」もその一つ。英語のStorageの発音を正確にカナ書き変換するのは不可能だけど、少しでも近づけるならストーリッジ、ストーレッジだろ?(英語の綴りから「ストーレイジ」も想起されるが、これはあまり正しくない)。まあ、何にせよ「ストレージ」は使いたくない。キモい。

と、のっけからどうでもいいこだわりで、うんざりだろうが、構わず次に進もう。

一昔まえにSugarsyncというクラウドストーリッジを使っていたが、突然無料サービスをやめやがって、まあ、タダで使わせてもらってたんで文句も言わず、さっさとDropboxに鞍替え。とはいえ基本の5GBに紹介その他の特典で10数GBを無料で使えたのは便利だったから目一杯詰め込んでいた。

しかしDropboxの方は無料の5GBに若干の特典で7GB弱とSugarsyncの半分だから、移行するデータの取捨選択に手間と時間がかかって散々毒づいたのが6年前。

当時すでにYahoo!ボックスやGoogleにも同様のサービスがあったが、前者はファイルタイプの制限があったり、後者は「内容のスキャン」と「データの所有権がGoogleにある」というのが引っかかって、使わなかった。その後改善されたかも知れないが、今も使ってないので判らない。(現在、Amazon Photosが無制限で写真保存できるが動画に対応していない)

またMicrosoftのOneDriveは過去に上限容量の増減を繰り返していたし、AppleのiCloudは無料の5GBではできもしないiPhoneやiPhadのバックアップをデフォルトでiCloudに設定しておきながら、容量が足りなくなると有料プランに誘導するというアコギなやり方が気に入らなくて使わないことにした。(今は若干量を利用しているが、、、)ともかく「タダほど高いものはない」というのは、無料ストーリッジにも当てはまる。欲張って無料領域を広げれば広げるほど、また依存度を高めるほどそのサービスが終わったときに面倒くさいことが起きる。

そして件のDropboxもしばらく前に面倒なことを言ってきた。今回のは容量の変化ではなく「無料で使える端末を3台に制限」するというもの。ナンチャッテMac2台、Win2台、iPhone2台、iPad1台という体制で便利に使わせてもらっていたけど、端末を買い替えたり、ナンチャッテMacの中身を入れ替えたりしたら、突如「Dropboxを使ってる台数が多すぎるので他を2台まで減らさないと新しい端末は登録できない」と言いやがる。つまり7台ある現有機の内、更新する1台以外の5台を解除しろと。しかしそれら現有5台うち4台は一旦解除すれば上記の「3台制限」に引っかかるから2度と登録できなくなる。ただし、変更を加えない限りは新規以外の6台はこれまで通り使わせてやる、とのお達しだった。

何を言ってるのか解らない人もいるだろうから、もう書かないけど、面倒なのでDropboxも使わないことにした。ドロップボックスで利用していたiPhoneの写真・動画取り込みが便利だったんでちと痛い。iPhoneをパソコンに繋ぐと自動的にファイル名を日付に変更して保存してくれるというもの。Macの場合、デフォルトでは「イメージキャプチャ」が立ち上がり、保存まではしてくれるが、ファイル名変更はしてくれない。代替機能のあるアプリを探してみたが、どれもあまりしっくりこない。WindowsならOS自体にその機能を装備しているけど、こっちのメイン機はナンチャッテMacなので、、、。(;´д`)トホホ…

今の所、一旦そのイメージキャプチャで取り込み、ファイル名を写真のexifデータや動画の撮影日などからファイル名を年月日時分秒に変更してくれる「jExifTool」というコマンドラインベースのソフトウェアに、そのGUIを被せたアプリを使って、半手動でファイル名書き換えを行い、完全手動でフォルダ作成と仕分け保存を行っている。(いずれそれらをMacのAutomatorでスクリプト化してやろうと思っているが、ま、それはまた別の機会に気が向いたら、、、)

ともかく、ほんまにタダのものに依存するとロクなことがない。(かと言って自前のNASをファイルサーバ化して、且つリモートでアクセスできるサービス、たとえばIOデータの「Remote Link Files」など、は結構トロくて、イライラすることも。まあ、それはDropboxだって端末間の同期に時間がかかることもあったんで我慢するしかないのだが、、、高いカネ払って買ったNASだと思うと、これまた腹が立つ。(結局、無料でも有料でも文句言ってるなwww)

何にせよ、もうちょっとスマートでエコノミカルな端末間ファイル共有管理は無いものか、、、。しょーもないタダサービスに振り回されたくないわ!


と、怒りまくってるくせに、また別の「Megasync」という無料サービスを20GB使っている。懲りないねえ、、、(こんだけダラダラ文句タレておきながら、、、)


うちのバスケゴール

自分が欲しくて作ったバスケットボールのゴールは近所の子どもたちも遊べるようにミニバスケの高さにしてある。もう5年になるか。キース・ヘリング柄のボールもすり減って模様がなくなっちゃってる。本式の思いバスケットボールを頭の上まで持ち上げるのか精一杯で投げることもままならなかったBさんちのお孫さんももう小学生。そのお姉ちゃんやお隣の二人の子供、2軒向こうのMさんちの子どもたちも時々遊んでくれている。(下の動画は5年前のMさんちの女の子。かっこいい!当時の投稿はこちら

ボードは長年雨ざらしだけど木材保護塗料のおかげでまだびくともしない。ただ、ゴールの使用にあたってちょっと問題が、、、 これまではFIAT500をすぐ近所に空き地にとめさせてもらってたけど、そこが売りに出されてチンク嬢は出戻ってきたと。思いバスケットボールがテールレンズとかに当たると割れちゃうから、防護ネットとか考えないとねえ。それとは別に、シュートの一人遊びしてるとゴールしたボールはネットのせいでリングの真下に落ちるので、いちいち取りに行くのがめんどくさい。世の中、人が考えるのは同じで、ボールがちゃんとシュートした位置の手元に戻ってくるギミックが売られている。品名「バスケットボールリターン」・・・そのまんまじゃん。(追記:ネットショップではそう書いてあったけど、届いたものをよく見たら下記のような商品名が・・・バスケットボールリターンは副題?)

Back Atcha・・・
何て読むんだ?
「バカッチャ」か?
Amazonの置き配状態。むき出しだけど文句ありまっしぇ−ん。

なんか、正規のスポルディング製なのに普通より安いのをAmazonで見つけて買ってみた。届いたものは品質上問題なさそげだけど、全く保護梱包されてないのってどうよ!と思った。いや、待てよ。保護しなきゃなんないほど華奢じゃ困る。だいたい普段からAmazonの過剰梱包には辟易していたはずじゃん。文句あっか?って言われたらスンマセンだな。(笑)

早速フープに取り付けて遊んでみた。ゴールインしたボールはちゃんと手元に還ってくる。2,200円なら良いんじゃね?

ただし、外したボール、特にフープに当たったのは相変わらずあらぬ方へぶっ飛んでいくんで、フィアット、危ないなあ、、、。早急になんとかしないと。

追記:防護ネット設置