「偽道具」カテゴリーアーカイブ

iPhone 機種変とSIMサイズの変更

機械としては元気なのにOSについていけなくなったiPhone5s

何年か前に中古で買ったiPhone5sが、この1年めっちゃトロくなってしまった。備え付けカメラのアプリですら10数秒かかるときがある。シャッターチャンスを何度逃したことか。(;´д`)トホホ…

アップデートの度にiOSを重くして古い機種を使わせないというAppleの魂胆が見え見え。機械的にはまだまだ使えるのに、、、
Appleのバカぁ〜!!!

結局、リスク覚悟で、「ジャンク」として超安値で投げ売りされていた3年落ちの中古iPhone6s Plus に手を出してしまった。

昨日届いて、ドキドキしながら箱を開けたら、思いのほか美品!保護フィルム貼ってケースに入れたらピカピカでどこにも瑕疵が見えない!(つやつやの透明ケースは若干ちゃっちいが、、、w)

チャチャっと設定したらサクサク動くじゃん。一晩経っても快調。機能的にも問題なさそげ。。。使うのワクワク楽しみ〜♪。
うむ、これは当たりだ!

しかし、「安い物にはワケがある」というのを何度もイヤというほど思い知らされてきたのに、ちっとも学習しないのは、僕はどこかにギャンブル依存症の性質を持ってるんじゃね?と思うことがある。(賭け事は一切やらんけどな)

まあ、それはともかく、これまで使ってたのと違って、今度買ったiPhoneはSIMロックの解除が施されている。で、どのキャリアでもSIMを刺せば名実ともにスマホになる。ならば今持ってるモバイル・ルーターの格安SIMを使い回せばいいじゃん。(現行のSIMはデータのみ対応なので、正確には「スマホ」ではないが、、、IPフォンのアプリで電話はできる) 続きを読む iPhone 機種変とSIMサイズの変更


西陣茶店跡町家階段壁補修

上部の壁及び下部三角部分、柱、梁、長押等の補修、塗装

物干し台の補修に続き、息子くん大奮闘(感謝!)

化粧壁板、長押、押し桟の取り付け(未塗装) 。 右手は荒壁のまま
壁作業完了
階段下部(桟は未塗装)
階段下部(桟は未塗装)。 手摺り復旧
押さえ桟の塗装(マスキング中)
マスキング完了
窓框の塗装中
階段の壁補修作業ほぼ完了(最上部のマスキングテープ未撤去)

古い録画テレビのHDD増設(Wooo HR9000)

母から引き継いだ日立WoooシリーズHR9000のテレビに内蔵されている録画用HDDは250GBしかなく、既に満タン状態。技術的には録画データのムーブは可能だけど、対応するDVDやHDDレコーダーは限られていて既に製造も販売も終了している。

HDDを2本刺しして、PCなしで直接コピーできる装置。

そこで、HDDの容量を大きいものに差し替えようと、HDDスタンドを使って内容を丸ごとコピーしてみたが、新しいHDDを認識してくれない。正確に言うと認識はしていて、録画番組の記録(日付や時間などのデータ)はメニューに現れるが、番組そのものは出てこない。コピーできないようなプロテクションがかかっているのだろう。

さらに「丸ごとコピー」というのは、250GBのパーティションをそのままサイズを変えず新しい1TBのHDDの中に作るため、250GBのドライブとして認識されてしまう。しかも、ファイルシステムが普通のパソコンでいじれるものではないので、パーティションの拡大もできない。これでは1TBのHDDを組み込む意味が全くない。

世の中には同じような悩みの人がいて、古いHDDを残したまま、無理っくり新しいHDDを差し替えて使う、という力技というかゴリ押しというか、、、ともかく物理的に2台のHDDを繋いでしまうことをやっている人がいた。

ただ、ネットで見たそれらのやり方は、HDDをテレビの外にぶら下げるという、あまりスマートなものではなかった。テレビをバラしてみると、HDDがもう1台入るスペースがあったので、そこへ新しいHDDを組み込み、ケーブルだけを外に出して、コネクターを差し替えることでHDDを切り替える方法にした。

内蔵HDDと、その上部にある如何にも予備HDDを入れてくださいと言わんばかりの空洞
シールドプレートの下のオリジナルHDD(250GB)と、上部に取り付けた新しいHDD(1TB)。赤いケーブルはそれらと、基盤とを繋ぐためのもの。先の3つのコネクタを外部に出し、物理的にHDDを切り替える。

ネット情報のやりかたでは使用していない方のHDDも電源が入りっぱなしでディスクが回転し続けて寿命に影響しそうなので、電源ケーブルとSATAケーブルが合体したコネクターを使用することで、切り離したHDDには電気が行かないようにした。

ごちゃごちゃして美しくないが、ここにむき出しでHDDがぶら下がるよりはマシ。あとでケーブルカバーを付ける予定。
メスのコネクタが基盤へ、オスの銀テープが付いているほうが新HDD、印なしが旧HDDへつながる。
完成!!!

物理的な切り離しと差し替えだけでは、テレビがHDDの変更を受付ず、HDDシリアル番号の削除もしてやらないと「ハードディスクを認識できません」という警告が出て使い物にならない。しかし、このシリアル番号の削除はテレビ本体やリモコンの通常メニューからでは行き着けない。修理などで専門家が行う、いわゆる隠しメニューを呼び出さないといけないが、これがけっこう面倒。

リモコンのメニューボタン⇒画面表示ボタン⇒数字7⇒決定を素早く押し、メンテナンス・モード(通常)に入り、HDDからシリアル番号の削除をして、テレビ本体の主電源ボタンをOFF⇒ONしないといけない。HDDを切り替えるたびになんとも面倒な儀式を執り行うハメになる。

まあ、古い録画を観ることはめったにないので、今後は容量を気にせず今までの4倍の録画ができるのだから良しとしよう。


Fuji Xerox DocuPrint C5000 d

友人の印刷屋さんK君から、新しい機種を導入するので古いA3プリンタ要らん?という電話があり、昨日、貰いに行った。

Electroluxの掃除機も別の友人からの貰い物

今まで使っていたドラム交換不可のチンケな「使い捨て」A4レーザープリンタと違い、A3レーザーは僕のようなシロートにはおいそれと手を出せるような価格ではないし、まして廉価版ではなくプロ用は、、、

Fuji Xerox DocuPrint C5000 dはメーカーの正価だと税別428,000円!キャビネットや予備トレイ、予備ドラム、トナー等々も付いてきたから50万は下だらない。もっとも、現行機種だけど発売から7年も経ってるので実売価格は半額程度だと思う)

それをタダでくれるんだから喜んでいただいちゃったが、問題はこの機械が値段相応に大きく、重いということ。巨漢のK君と二人でヒィーコラ言いながらクルマに押し込んだ。家に着いて、重い本体は何とか通ったけど、キャビネットは廊下⇒居間のドアの開口部がヤバイ。測ってみたら僅か5mmのクリアランス。ドアを外して慎重に通過。ふう、、、

本当は2階のパソコンのある部屋に置きたいが、どっ散らかってるので、一時、その隣の和室に仮置きか、と考えた。しかし80kgもあるのでタタミに脚がめり込んでしまいそう。それに、クルマの積み下ろしと家に運び込むだけで結構消耗して、もとより持って上がる元気がない。

K君は巨漢なので、C5000 dがあまり大きく見えない、、、

仕方なく1階の食卓と居間の椅子の間に鎮座ましますことに。お陰で居間の椅子は回転できなくなってしまった。客が来たらなんて思うだろうなあ、、、

なんか、とっても違和感のある風景だな。。。

追記:
K君からは今度のプリンタ以外にも、昔、発売当時はめっちゃ高級高性能だったLainotype-Hellのスキャナも貰ったし、Wacomのペンタブレットも無期限貸与されてるし、、、おっそろしい額の借りがあるなあ。。。


旧車 Fiat 500のトレーラー連結検討(番外その2)

昨日やり残した作業を完了。例によって午後おそくからからのんびりやり始めた。途中、鉄パイプを買いに走ったので、思わぬ時間がかかってしまった。

昨日仮止めした車体とバンパーを繋ぐステーがヤワな板金製なので、力がかかるとへしゃげてしまいそう(わざと壊れやすくして、ぶつかったときにボディーにダメージが及ばないようにしてあるのかも)。しかし、ヒッチメンバーのメーカーはこのステーを留めるM10mmのボルト・ナットの締付けトルクを41.2Nmに指定しているから、板金のモナカみたいな金具は絶対もたない、ていうか、トレーラーなんぞ曳いたらあかんやろ。

ということで買ってきた肉厚の鉄パイプを切って、モナカの中に仕込んでやった。トルクレンチで規定の力を加えてみたがびくともしない。同じく仮止めしあったジャッキアップ用のハードポイントに付けるボルトも同じトルクで、ここも一緒に本締め。

問題は、バンパーが取り付いているエンジンルーム後端の框にはトレーラーを曳くに十分な強度が無く、先に書いた10mmのボルトに共締めされた斜めの補強板をホイールハウスにネジ止めすること。これが難しい。本来ならエンジンを下ろして、ドンガラになった内側から作業すれば何のこともないのだが、、、

手を抜くためには手段をえらばず、努力も時間も惜しまない僕としては、エンジンルームの内側の狭い隙間にノギスやペンを突っ込んで孔の位置を測り、タイヤを外したホイールハウス側にその位置を割り出す、というちょっと間違えたらドツボに嵌まる、賭けみたいなやり方を試みた。

間違えてトンデモな場所に孔を開けたら、強度は落ちるわ錆びのタネになるわ、カッコ悪いわ、、、で良いことは何もない。しかし今まで長年、こういうザツでテキトウなやっつけ仕事で修羅場を切り抜けてきた経験と、運も手伝ってくれて、ほぼピッタリの位置にネジ孔を穿つことができた。

しかし、まだ最後の難関が待っていた。M8mmのボルトをホイールハウス側(つまり外側)から差し込んで、狭いエンジンルームの中でナットを規定のトルクで締めるのは、また困難な作業となる。結局、ジャッキアップして固定スタンドを噛ました状態の車体の下に潜り、片手がホイールハウスでメガネレンチで供回りを止め、もう一方の手がエンジンルームでトルクレンチを使った。こういう時、電子式のトルクレンチは大柄で太いから尚のこと使いづらい。(締め付けトルクはナット側で測らないと意味がない)

全部の作業が終わったら、ちょうど日が落ちて辺りは黄昏れていた。寒っ!